2018年4月16日にボストンマラソンが行われました。
前回は大迫傑選手が初マラソンで3位になり話題になった大会です。
今回は信じられないことに川内優輝選手が優勝しました。
この記事ではボストンマラソン2018の有力選手の結果をまとめています。
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ボストンマラソン2018結果速報
男子
優勝 2:15:58 川内優輝
2位 2:18:23 ジョフリー・キルイ
3位 2:18:35 シャドラック・ビウォット
4位 2:18:57 テイラー・ペネル
5位 2:19:52 アンドリュー・バンバロー
41位 2:34:23 森橋完介
途中棄権
ゲーレン・ラップ
タミラト・トラ
レリサ・デシサ
レミ・ベルハヌ
岡本直己
25km過ぎで前回優勝者のキルイ選手が抜け出して独走状態になりました。
35km時点では2位の川内優輝選手に1分31秒の差をつけましたが、大きく失速してしまいました。
キルイ選手はロンドン世界陸上でも優勝していて非常に強い選手なんですが、今回は寒さと雨の影響が大きかったと思います。
優勝した川内優輝選手はいつもながら終盤が強いです。
悪条件でもペースが落ちないのがスゴイです。
今回の出場者はレベルが低かったわけではなく、素晴らしい実績のある選手が多数出場していました。
ジョフリー・キルイ(ボストンマラソン2017:優勝、ロンドン世界陸上:金メダル)
ゲーレン・ラップ(ボストンマラソン2017:2位、リオオリンピック銅メダル)
タミラト・トラ(ロンドン世界陸上:銀メダル)
レリサ・デシサ(ボストンマラソン2013・2015:優勝)
レミ・ベルハヌ(ボストンマラソン2016:優勝)
このメンバーの中での優勝は価値があります。
低い気温と強い雨が川内優輝選手にとっては良いコンディションだったと思います。
アフリカ勢はキルイ選手以外は全然ダメでしたからね。
本当に優勝したのかというくらい信じられない結果です。
ボストンマラソンの賞金は15万ドルです。
素晴らしい結果でした。おめでとうございます。
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女子
優勝 2:39:54 デズリー・リンデン
2位 2:44:04 サラ・セラーズ
3位 2:44:20 クリスタ・デュシェーン
4位 2:44:29 レイチェル・ハイランド
5位 2:45:23 ジェシカ・チチェスター
10位 2:48:29 吉富博子
途中棄権
芦麻生
女子もアフリカ勢は9位にエドナ・キプラガト選手が入っただけで、ほぼ全滅でした。
リンデン選手はアメリカの選手でアメリカ人は33年ぶりの優勝となりました。
アメリカの選手は後半強い選手が多く、世界陸上やオリンピックでも順位を上げていって、良い順位で終わることが多い印象です。
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やったぜ川内^_^¥1600万ボ-ナスおめでとう
本当に素晴らしい優勝でした。
瀬古君もこれでだいぶ稼いでいたけど川内君大したもんです。自分の得意な時とか条件を知つてるだけでも驚きです。次の日本の選手そして女子の記録を見ても驚きます。キルイ君をこれだけ離しての優勝は価値があります。おめでとう。
離されても粘れるのが川内選手の強さです。
有利な条件といっても勝つのは大変なことだと思います。
キルイ選手は負けはしましたが、アフリカ勢で唯一上位に入っているので強いなと思いました。
今回の川内優輝選手は、どんなに頑張っても10位以内も厳しいかな?と勝手に思っていたので、優勝のニュースを見た時はとにかくビックリしました。
去年の大迫傑選手や2月の東京で日本記録を更新した設楽悠太選手は、好成績でしたが優勝した訳では無いので…そう考えると今回の川内選手は条件やタイムがどうであれ海外のビックレースで優勝したので凄く価値があると思います。
ところで、気になるのは今後の川内選手の動向です。代表引退宣言をしていますが、MGCの権利を獲得していますし…
今回の優勝で代表復帰宣言をして2年後の東京を目指して欲しいです。
プロ宣言をしましたが、東京オリンピックは難しいと思います。
ただ自己ベスト更新の可能性は高いと思います。