
2025年3月2日に東京マラソンが行われます。
この記事では大会の概要と招待選手・注目選手の紹介、優勝候補と順位予想について書いています。
東京マラソン2025概要
日程 2025年3月2日
スタート時間 9時10分
テレビ放送 日本テレビ系で9時~11時50分
解説 瀬古利彦、高橋尚子、藤田敦史
東京マラソン2025男子
海外招待選手
1,ベンソン・キプルト(ケニア)
自己ベスト 2:02:16
2,ジョシュア・チェプテゲイ(ウガンダ)
自己ベスト 2:08:59
3,デレサ・ゲレタ(エチオピア)
自己ベスト 2:02:38
4,ヴィンセント・キプケモイ・ゲティッチ(ケニア)
自己ベスト 2:03:13
5,タデセ・タケレ(エチオピア)
自己ベスト 2:03:24
6,ダウィト・ウォルデ(エチオピア)
自己ベスト 2:03:48
7,レウル・ゲブレシラシエ(エチオピア)
自己ベスト 2:04:02
8,ビルハヌ・レゲセ(エチオピア)
自己ベスト 2:02:48
9,スティーブン・キッサ(ウガンダ)
自己ベスト 2:04:48
10,ツェガエ・ゲタチョウ(エチオピア)
自己ベスト 2:04:49
11,アメデウォルク・ワレレグン(エチオピア)
自己ベスト 2:04:50
12,タイタス・キプルト(ケニア)
自己ベスト 2:04:54
13,ムルゲタ・アセファ・ウマ(エチオピア)
自己ベスト 2:05:33
14,ヘンドリク・ファイファー(ドイツ)
自己ベスト 2:07:14
15,スルダン・ハサン(スウェーデン)
自己ベスト 2:07:36
16,ジョフリー・トロイティチ(ケニア)
自己ベスト 59:13(ハーフ)
国内招待選手
21,赤﨑暁(九電工)
自己ベスト 2:07:32
22,池田耀平(Kao)
自己ベスト 2:05:12
その他の注目選手
101,山下一貴(三菱重工)
自己ベスト 2:05:51
102,其田健也(JR東日本)
自己ベスト 2:05:59
103,何傑(中国)
自己ベスト 2:06:57
104,ライモイ・ヴィンセント(スズキ)
自己ベスト 2:07:01
105,井上大仁(三菱重工)
自己ベスト 2:06:47
106,楊紹輝(中国)
自己ベスト 2:07:09
107,吉岡幸輝(九電工)
自己ベスト 2:07:28
108,星岳(コニカミノルタ)
自己ベスト 2:07:31
109,木村慎(Honda)
自己ベスト 2:07:20
110,市山翼(サンベルクス)
自己ベスト 2:07:41
111,丸山竜也(トヨタ自動車)
自己ベスト 2:07:50
112,浦野雄平(富士通)
自己ベスト 2:07:52
116,古賀淳紫(安川電機)
自己ベスト 2:08:30
122,中山顕(Honda)
自己ベスト 2:08:52
125,大六野秀畝(旭化成)
自己ベスト 2:07:12
126,田中秀幸(トヨタ自動車)
自己ベスト 2:09:27
142,中村匠吾(富士通)
自己ベスト 2:08:16
184,太田蒼生(青山学院大学)
自己ベスト 1:02:30(ハーフ)
185,小林歩(NTT西日本)
自己ベスト 1:00:44(ハーフ)
優勝候補とタイム予想
気温が高くなりそうです。
終盤は15℃以上になる予報となっています。
ペースメーカーは3段階で予定しているようです。
第1,2時間2分
第2,2時間3分台
第3,日本記録
海外招待選手が16人もいます。
前回は9人でした。
優勝候補はディフェンディングチャンピオンのベンソン・キプルト選手です。
大会記録保持者です。
パリオリンピックでは銅メダルを獲得しています。
大会記録を更新できるかに注目しています。
デレサ・ゲレタ選手も力があります。
自己ベストは2時間2分台、パリオリンピックでは5位に入っています。
10000mの世界記録保持者、ジョシュア・チェプテゲイ選手も注目したいです。
ハマれば2時間2分切りもあると思います。
日本人トップ候補は池田耀平選手です。
日本歴代2位のタイムを持っています。
ニューイヤー駅伝では2区区間賞でした。
不安なのは気温です。
気温が低ければ日本記録の可能性が高かったと思います。
パリオリンピックで6位に入った赤﨑暁選手も注目です。
速いペースのマラソンは初めてなので、どこまでタイムが出るのか楽しみです。
市山翼選手は実業団ハーフマラソンで優勝しました。
大幅な自己ベスト更新が期待できます。
山下一貴選手と其田健也選手は2時間5分台の自己ベストを持っています。
其田選手は3大会連続で日本人2位になっていて、東京マラソンに強いです。
太田蒼生選手は初マラソンです。
先頭集団に付いていく予定のようです。
このコメントを見て状態が良くないのかなと思いました。
今回は経験重視で、次のマラソンにつなげて欲しいです。
小林歩選手も初マラソンです。
トラック、ハーフマラソン、駅伝で実績のある選手なので期待できます。
JMCシリーズⅣに関しては小山直城選手の優勝がほぼ確実という状況になっています。
東京マラソン2025女子
海外招待選手
51,ストゥメ・アセファ・ケベデ(エチオピア)
自己ベスト 2:15:55
53,ティギスト・ケテマ(エチオピア)
自己ベスト 2:16:07
54,ローズマリー・ワンジル(ケニア)
自己ベスト 2:16:14
55,ハウィ・フェイサ(エチオピア)
自己ベスト 2:17:25
56,デギトゥ・アジメラウ(エチオピア)
自己ベスト 2:17:58
57,ゴティトム・ゲブレシラシエ(エチオピア)
自己ベスト 2:18:11
58,ウィンフリダ・モラー・メセティ(ケニア)
自己ベスト 2:18:25
60,マグダリン・マサイ(ケニア)
自己ベスト 2:18:58
61,デシ・ジサ・モコニン(バーレーン)
自己ベスト 2:20:47
62,ジェシカ・ステンソン(オーストラリア)
自己ベスト 2:24:01
国内招待選手
71,細田あい(エディオン)
自己ベスト 2:20:31
72,安藤友香(しまむら)
自己ベスト 2:21:18
その他の注目選手
301,張徳順(中国)
自己ベスト 2:24:05
302,川内理江(大塚製薬)
自己ベスト 2:25:35
優勝候補とタイム予想
優勝候補はケベデ・ケテマ・ワンジルの3選手です。
この3選手は世界歴代8~10位の記録保持者です。
ケベデ選手はディフェンディングチャンピオン、ワンジル選手は前回2位でした。
日本人トップ候補は細田あい選手と安藤友香選手です。
2時間20分切りのペースメーカーがいる予定なので、2人ともここに付いていくと予想しています。
細田あい選手はベルリンマラソン2024で2時間20分台を出しました。
クイーンズ駅伝は5区区間賞でした。
気温が気になりますが、自己ベスト更新が期待できます。
安藤友香選手は名古屋ウィメンズマラソン2024で優勝しました。
安藤選手はJMCシリーズⅣの優勝が狙える位置にいます。
日本人トップだと2時間26分11秒、日本人2位だと2時間24分11秒が逆転条件です。
かなり現実的な条件ですが、名古屋ウィメンズマラソンに出場予定の加世田梨花選手も高いポイントを持っているので、出来るだけ高いポイントを獲得しておきたいです。
去年の結果
2024年3月3日に東京マラソンが行われました。 この記事では上位選手・注目選手の結果と感想について書いています。 東京マラソン2024男子 結果 優勝 2:02:16 ベンソン・キプルト(ケニア)※大会記 …
フーム……..!?
詳しく調べないと分からないが、25㎞
30㎞、35㎞でも「通過タイム」で世界記録が認定されている。
ということは、仮に太田が先頭集団でハーフ59分台で通過しようものなら、日本記録になるのだろうか?ハーフを自己記録で走って、後はとにかく粘って走れば大収穫という風にも読めるが?流石に勘繰りすぎか?
なるほど、そういう注目ポイントもありますね。
完走すれば途中記録も認められると思います。
太田選手は日本記録は先頭集団の前に出ないといけないので難しいですが、自己ベストはありますね。
観ていていつも思うのですが、「経験」は種類が様々ですよね。
太田選手の飛び出しは経験重視なのでしょうが、棄権してしまいましたし、今後結果を出せないと厳しい見方をされる可能性あります。正直、昨年の箱根後からは心身の疲れからか、決して絶好調ではなさそうだったので、調整段階で本人にしか分からない、計り知れない負担はあった気がします。しばらく心身休めて、マラソンは休憩して、ハーフの日本記録で58分出すとか、段階を踏んでレベルアップしてほしいですね。ハーフ日本記録の方が現実的な目標だと思います。
逆に初マラソンで確実に走ることも「経験」ですよね。その点黒田選手は、今後へアドバンテージが出来たと思います。マラソンが難しくならないはず。
黒田選手や近藤選手は来年も大阪が良い気がします。東京は前半下りで足にくるのか、後半伸びにくいことや、PMが優秀ではない気がします。
大阪は逆に30㎞以降で下り基調になるので失速がなく、難コースに見えて日本選手のタイムが東京よりも出ています。
来年以降も勝負も経験できる大阪に有力選手が集まる予感がしています。 大阪は㎞2:56~7辺りで設定しても面白いと思います。
太田選手は十分な練習が積めなかったので、経験重視にしたのかなと思います。
次はどうするんですかね。
難しくはなりましたよね。
大阪は初マラソンの選手にとっては良い大会だと思います。
日本記録狙いなら東京の方がいいと思います。