2017年11月12日に第3回さいたま国際マラソンが行われました。
今回のさいたま国際マラソンは2020年に行われる東京オリンピックの選考レースとなっています。
東京オリンピック2020マラソン代表選手選考方針の詳細と感想
この記事ではさいたま国際マラソン2017の上位選手と国内招待選手の岩出玲亜選手・吉田香織選手の結果をまとめています。
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さいたま国際マラソン2017結果速報
優勝 2:28:39 チェイエチ・ダニエル
2位 2:28:42 シタヤ・ハブテゲブレル
3位 2:30:06 ベケレシュ・ダバ
5位 2:31:10 岩出玲亜
12位 2:46:50 吉田香織
他に気になる選手がいれば、↓のサイトでナンバーカードか氏名を入力すれば検索できますよ。
MGCシリーズの通過条件
日本人3位以内で2時間29分以内
今回は残念ながらMGCシリーズ通過者はいませんでした。
感想
今回のさいたま国際マラソンは国内招待選手が2人しかいませんでした。
選考レースなのでもっと参加してほしいですが、実業団駅伝の日程の都合で参加しにくい大会となっています。
岩出玲亜選手はマラソンに専念するためにノーリツを退社。
ドームに所属して東京オリンピックを目指すことに決めました。
岩出選手は名古屋ウィメンズマラソン2017で途中棄権となってしまいましたが、今回も満足のいく結果ではなかったです。
最低でもMGCレースへの出場権は取っておきたかったでしょう。
しかし、優勝したダニエル選手でもMGCレースへの設定タイムをギリギリ切れたくらいなので、厳しい条件だったと思います。
ダニエル選手は今年2時間21分台の記録を出していて、ロンドン世界陸上のマラソンで4位に入った選手です。
ちなみに30分遅れでスタートした川内優輝選手は2時間15分54秒でゴールしました。
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実業団の枠を嫌い退社してマラソンを目指した選手は過去にも何人かいます。岩出さんが成功したらいいと思います。過去あんまりよい結果は出ていませんが。
実業団は実業団で恵まれていますからね。
岩出選手は今後、どうなっていくか注目です。
TBS TV『S☆1』で高橋尚子さんの解説でレースを振り返っていましたが…
ペースメーカーがいない事もあって、前半は けん制しながらのスローペースでしたが、タイムが欲しい岩出選手は途中から積極的に前へ出る展開になりました。
しかし、最大風速9mで先頭で風を受けすぎたために30km手前で遅れてしまったみたいです。
外国人選手はタイムはどうでもいいですからね。
選考基準にタイムが関係あるなら、ペースメーカーは用意して欲しいです。
多分、大阪と名古屋にはペースメーカーが付くでしょうからね。
どんどんさいたま国際マラソンを選びにくくなっている気がします。
確かに選考にタイム基準がある以上、ペースメーカーの有無は統一するべきです。って言うか…選考基準を作った陸連は統一する義務があると思います。
また、その様な事を色々と上に指摘するのが瀬古さんの役割だと思いますが…
岩出さん明らかに足に欠かんがあります。右足の運びです。昔捻挫でもしたんですかね。解説の誰かが気が付くと思いましたが。まつすぐに出ません。ロスです。ジョツグで直さないといけない。腕振りは良いです。駅伝の時気になつてはいたのですが。
昨日、女子の上位2選手は 誘導ミスによるコース逸脱で距離不足のため、順位は変わりませんが タイムは公認されず参考記録になったと発表がありましたが…
この場合、もし対象が日本人選手だったら、MGCシリーズ通過条件のタイムとして有効なのかな?
私も同じことを考えていました。
予選なので有効にするのだと思います。