2019年9月28日5時59分にドーハ世界陸上の女子マラソンが行われました。
現地時間では23時59分、深夜スタートでした。
日本人選手は谷本観月、池満綾乃、中野円花の3選手が出場しました。
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ドーハ世界陸上女子マラソン結果
金メダル 2:32:43 ルース・チェプンゲティッチ(ケニア)
銀メダル 2:33:46 ローズ・チェリモ(バーレーン)
銅メダル 2:34:15 ヘラリア・ジョハネス(ナミビア)
4位 2:35:36 エドナ・キプラガト(ケニア)
5位 2:36:21 ボルハ・マズロナク(ベラルーシ)
6位 2:38:44 ロベルタ・グロナー(アメリカ)
7位 2:39:09 谷本観月(天満屋)
8位 2:41:24 キム・ジヒョン(北朝鮮)
9位 2:42:03 L.テシアー(カナダ)
10位 2:42:23 チョ・ウノク(北朝鮮)
11位 2:42:39 中野円花(ノーリツ)
12位 2:43:19 デシ・モコニン(バーレーン)
13位 2:44:35 C.ディモフ(アメリカ)
14位 2:46:16 リ・グァンオク(北朝鮮)
15位 2:46:38 ビシリン・ジェプケショ(ケニア)
16位 2:47:45 M.ガリマニー(スペイン)
17位 2:48:41 N.イワノワ(ベラルーシ)
18位 2:49:17 C.フグベルグ(スウェーデン)
19位 2:51:26 A-M.ヒリライネン(フィンランド)
20位 2:52:22 M.ジョゴロバ(チェコ)
21位 2:52:33 R.J.ニヤホラ(ジンバブエ)
22位 2:52:46 S.トロフィモワ(ANA)
23位 2:53:45 N.ウェルドゥ(エリトリア)
24位 2:55:24 馬玉貴(中国)
25位 2:56:15 K.ガルダブラク(モンゴル)
26位 2:56:30 A.バイニオ(フィンランド)
27位 2:57:40 M.マイランド(カナダ)
28位 2:58:19 S.ロチャ(ポルトガル)
29位 2:58:43 G.プリビエティツィオ(ギリシャ)
30位 2:59:00 V.ドス サントス シルバ(ブラジル)
31位 2:59:11 M.ソコル(ベルギー)
32位 3:00:38 S.クゼリヒ(ベラルーシ)
33位 3:01:56 次仁措姆(中国)
34位 3:02:57 M.バヤルツォト(モンゴル)
35位 3:05:12 R.ロジャース(オーストラリア)
36位 3:06:13 A.ヘッセル(ブラジル)
37位 3:08:30 J.バックルンド(スウェーデン)
38位 3:09:37 K.ブルース(アメリカ)
39位 3:10:30 M.アル サイード(パレスチナ)
40位 3:19:13 G.トラナ(コスタリカ)
途中棄権
池満綾乃(鹿児島銀行)
ルティ・アガ(エチオピア)
ロザ・デレジェ(エチオピア)
シュレ・デミセ(エチオピア)
ロナ・チェムタイ・サルペーター(イスラエル)
シタヤ・ハブテゲブレル(バーレーン)
サラ・ドッセーナ(イタリア)
H.ファンデンブッシェ(ベルギー)
S.ゴリッシュ(カナダ)
李丹(中国)
B.ベルジャチ(クロアチア)
M.パルロフ コストロ(クロアチア)
D.ハンズリク(キプロス)
R.チャチャ(エクアドル)
C.パーデュー(イギリス)
G.エピス(イタリア)
M.コロビツカイア(キルギス)
M.ビタウティネ(リトアニア)
C.ムカンダンガ(ルワンダ)
H.K.ウィジャヤラテ(スリランカ)
C.ノルボム(スウェーデン)
F.マタンガ(タンザニア)
E.アベイレゲッセ(トルコ)
F.セリク(トルコ)
L.T.チェベト(ウガンダ)
O.シャファル(ウクライナ)
S.カミドワ(ウズベキスタン)
E.ニムボナ(ブルンジ)
欠場
N.サスティッチ(クロアチア)
T.ジョーンズ(イギリス)
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女子マラソンの感想
深夜スタートでしたが予想以上に高温多湿だったようです。
東京オリンピックよりも厳しい条件だったかもしれません。
完走者が少ない大会となりました。
初めの5kmは18分21秒とスローペースでした。
しかし、日本人の3選手は30秒遅れでした。
今回は実績が少ないメンバーでしたが、もう少し速く入ってほしかったです。
優勝したルース・チェプンゲティッチ選手は強い勝ち方でした。
2位に1分以上、日本人トップとは6分以上の差がつきました。
男子のキプチョゲ選手のように連勝を続けていくかもしれません。
2位のローズ・チェリモ選手は前回金メダルで、今回銀メダルでした。
暑いマラソンには強いですね。
途中で余裕がありそうだったので連覇もあるかと思いましたが、チェプンゲティッチ選手が強すぎました。
3位のヘラリア・ジョハネス選手は世界陸上でナミビア人女性初のメダリストとなりました。
39歳ですが良い走りでした。
名古屋ウィメンズマラソン2019で優勝した選手です。
4位のエドナ・キプラガト選手は5大会連続で5位以内です。
金メダル・金メダル・5位・銀メダル・4位とすばらしい成績です。
キプラガト選手も39歳ですが、まだまだ強いです。
谷本観月選手は後半のハーフの方がタイムが速かったです。
北海道マラソンでも良い走りをしていましたし、暑さには強いですね。
日本人選手として2大会ぶりの入賞となりました。
中野円花選手は後半が前半より少し遅いくらいで上手く粘れていました。
池満彩乃選手は30km過ぎで途中棄権でした。
今大会はエチオピア勢が全滅でした。
アメリカと北朝鮮は予想以上に良かったです。
男子マラソンは10月6日5時59分スタートです。
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深夜スタートのレースは本当でした。日本人が7番なんてすごい。谷本さんですね。やはり天満屋です。チェリモさんは思い出しました。
天満屋はマラソンに強いですね。
次から次へと結果を出す選手が出てきます。
深夜スタートと言う事で、どうなる事やらと見ていましたが…
やはり照明施設を最低限に抑えるため 狭いエリアでの周回コースでしたが、これだとマラソンと言うより トラック種目の42㎞走と言う感じでした(笑)
(マラソンで最後に鐘が鳴ったり、周回遅れを見たのは初めてでした)
結局 暑さ対策での深夜スタートでしたが、想像以上の高温多湿で 約4割の選手が途中棄権したのを見ると、果たして深夜スタートが暑さ対策になっていたのか? とか、このまま このレースを成立させていいのか?など 複雑な感じでした。
単純に『全選手同じ条件だから…』で片付けるのもどうかと思いますし、主催者側もこの様な状況をどう見ているのかも気になります。
確かにマラソンで周回遅れは初めて見ました。
深夜スタートは暑さ対策になっていたと思います。
ただ、元々が暑すぎるので、この時期にドーハで開催するのがどうかという問題はあります。
圧勝したチェプンゲティッチ選手は、まだ若く今後の伸び代も期待出来るので、来年の東京はもちろん 世界記録も十分狙えると思います。
谷本観月選手は順位だけ見れば善戦したと思いますが、棚ぼた的な感じもしたので 次走 どの様な走りをするか?で今回の結果が評価される感じがします。
ちなみに…またも天満屋勢が注目されたと言う事で、今後マラソンを目指す選手の武富門下生が増えそうです。
ついに女子マラソンの世界記録更新が見えてきました。
東京オリンピックの後に、本気で狙いにいけばおもしろいです。
谷本観月選手は初めから棚ぼた8位狙いだったようです。
武富監督が入賞ラインを予想して設定タイム通りに走れたそうです。
次は名古屋ウィメンズマラソンを走るのかに注目です。