オレゴン世界陸上杭州アジア大会代表選手決定と感想

オレゴン世界陸上と杭州アジア大会のマラソン日本代表選手が決定しました。

この記事では代表選手のまとめと選考の感想について書いています。

 

オレゴン世界陸上のマラソン代表選手と感想

男子

鈴木健吾(富士通)

JMCシリーズ優勝

東京マラソン2021:日本人トップ、2時間05分28秒

 

星岳(コニカミノルタ)

大阪・びわ湖毎日マラソン2022:優勝、2時間07分31秒

 

西山雄介(トヨタ自動車)

別府大分毎日マラソン2022:優勝、2時間07分47秒

 

鈴木健吾選手はJMCシリーズ優勝、東京マラソンで2時間5分台を出していて、今の日本人選手の中では圧倒的な強さです。

東京マラソンの時は調子が良くなかったようですから、調子が上がってくれば、世界陸上でメダル獲得も狙える力があると思います。

 

星岳選手と西山雄介選手は初マラソンで優勝、タイムも良いので納得の選出です。

2人とも2回目のマラソンが世界陸上になると思います。

次も好走すれば、楽しみな選手になってきます。

 

女子

一山麻緒(資生堂)

JMCシリーズ優勝

東京マラソン2021:日本人トップ、2時間21分02秒

 

松田瑞生(ダイハツ)

大阪国際女子マラソン2022:優勝、2時間20分52秒

 

新谷仁美(積水化学)

東京マラソン2021:日本人2位、2時間21分17秒

 

一山麻緒選手は最近安定して強いです。

東京オリンピックでは8位入賞しました。

世界陸上も入賞が期待できます。

資生堂への移籍でどうなるのかも気になります。

 

松田瑞生選手も安定して強い選手です。

日本人ダブル入賞もあると思います。

日本人トップ争いも注目ポイントです。

 

最後の一枠が新谷仁美選手か安藤友香選手か気になっていました。

新谷選手の方がタイムが速いんですが、安藤選手が走った名古屋ウィメンズマラソンは気象条件とペースメーカーに恵まれませんでした。

結局、条件よりもタイム差のほうが大きかったという判断になった結果になりました。

安藤選手は終盤でペースが落ちすぎました。

 

杭州アジア大会のマラソン代表選手と感想

男子

細谷恭平(黒崎播磨)

JMCシリーズ2位

福岡国際マラソン2021:日本人トップ、2時間8分16秒

 

山下一貴(三菱重工)

大阪・びわ湖毎日マラソン2022:2位、2時間07分42秒

 

細谷恭平選手はJMCシリーズ2位だったので代表に選ばれました。

福岡国際マラソンのタイムが速ければ、オレゴン世界陸上の代表もありました。

安定した強さを持っている選手だったので、世界陸上でも見たかったです。

 

山下一貴選手は其田健也選手との比較でした。

タイムは其田選手の方が速いんですが、走りの内容で山下選手のほうが選ばれました。

これまではタイムを重視して選ぶことが多かったので、少し意外な選出でした。

私も山下選手のほうが強い走りだったと思います。

細谷選手との対決が楽しみです。

 

女子

上杉真穂(スターツ)

JMCシリーズ3位

大阪国際女子マラソン2022:2位、2時間22分29秒

 

安藤友香(ワコール)

名古屋ウィメンズマラソン2022:日本人トップ、2時間22分22秒

 

上杉真穂選手はJMCシリーズ3位だったので選ばれました。

大阪国際女子マラソンの走りが良かったので、アジア大会でも良い走りをしてほしいです。

 

安藤友香選手は世界陸上ではなく、アジア大会の代表になりました。

良い走りをして、MGCにつなげて欲しいです。