2017年12月3日に第71回福岡国際マラソンが行われました。
今回は大迫傑・川内優輝・神野大地といった有名な選手が多数出場していました。
この記事では福岡国際マラソン2017の注目選手の結果(順位・タイム)とレースの感想について書いています。
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福岡国際マラソン2017結果速報
優勝 2:05:48 ソンドレノールスタッド・モーエン(ノルウェー)
2位 2:07:10 スティーブン・キプロティチ(ウガンダ)
3位 2:07:19 大迫傑(ナイキ・オレゴン・プロジェクト)
4位 2:08:44 ビダン・カロキ(DeNA)
6位 2:09:27 上門大祐(大塚製薬)
7位 2:10:01 竹ノ内佳樹(NTT西日本)
9位 2:10:53 川内優輝(埼玉県庁)
10位 2:12:04 深津卓也(旭化成)
11位 2:12:04 園田隼(黒崎播磨)
12位 2:12:40 佐々木悟(旭化成)
13位 2:12:50 神野大地(コニカミノルタ)
15位 2:13:18 前田和浩(九電工)
25位 2:17:43 高田千春(JR東日本)
26位 2:18:05 イエマネ・ツェガエ(エチオピア)
63位 2:27:23 外丸和輝(トヨタ自動車)
79位 2:28:29 設楽啓太(日立物流)
284位 2:41:21 伊藤太賀(スズキ浜松AC)
途中棄権
佐藤悠基(日清食品)
渡邉利典(GMO)
欠場
丸山文裕(旭化成)
MGCレースの出場権獲得者は?
MGCシリーズ通過条件
1~3位 2時間11分以内
4~6位 2時間10分以内
今回MGCレースの出場権を獲得できた選手
大迫傑
上門大祐
竹ノ内佳樹
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福岡国際マラソン2017の感想
7kmくらいで、ディフェンディングチャンピオンのツェガエ選手が遅れ始めた時、ペースメーカーが抜けた後、引っ張る選手が少なくなるから、嫌だなと思っていました。
15km付近で川内優輝選手が遅れ始めました。
予想より遅れ始めるのが速かったです。
しかし、最終的に日本人4位にまで上げてきたので、すばらしい走りだったと思います。
ラップタイムを見たら40kmからのタイムはモーエン選手の次に速かったです。
中間点付近で、私が日本人トップ予想をしていた、佐々木悟選手が遅れ始めました。
中間点までは安定した位置取りだったので、期待していましたが、暑さの影響だったんでしょうか?
もう少し粘れるかと思いましたが、かなりペースを落としてしまいました。
30kmでペースメーカーが抜けた時は、先頭集団は5人になり、日本人選手は大迫傑選手だけになりました。
大迫傑選手は30kmまでは先頭集団にいると予想していて、ここからどこまで粘れるかに注目していました。
先頭集団から、カロキ選手とモーエン選手が抜け出して、大迫選手は付いていけませんでしたが、ペースは相変わらず1km3分ペースをキープできていました。
このままいけば2時間6分台が狙えるペースでした。
大迫選手のフォームはトラックの時とは全然違って、マラソン向きのキレイなフォームでした。
途中、苦しくなったかなと思いましたが、キプロティチ選手が追い上げてきてくれたおかげで、後ろに付くことができました。
ここは大迫選手にとってラッキーな展開でした。
このまま2時間6分台が狙えるかと思いましたが、終盤は少し失速して、2時間7分19秒でのゴールとなりました。
このタイムは日本歴代5位の好タイムです。
今回の大迫選手の走りを見て、日本記録更新の可能性は高いと思いました。
設楽悠太選手とどちらが先に更新できるかといった感じです。
優勝したモーエン選手のタイムはヨーロッパ新記録でした。
ペースメーカーが抜けてからの走りは、世界トップレベルでした。
26歳の選手なので、さらに記録を更新する可能性が高いです。
日本人2位には上門大祐選手、3位には竹ノ内佳樹選手が入って、MGCレースの出場権を獲得しました。
2人とも大幅な自己ベスト更新です。
若いので、これからが楽しみな選手です。
何とかMGCレースの権利を3人獲得できてよかったです。
神野大地選手は初マラソンだったので、まずまずの結果だったと思います。
次は2時間10分を切って欲しいです。
ビダン・カロキ選手は期待していたんですが、前半で力を使ってしまったようです。
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モーエン選手ノルウェーですね。26ですか。やはりこんな選手がいるんですかね。まぐれではないみたい。でも聞いたことがない。出やすい日本を選んだんですかね。旅費を工面してきてくれたんですね。大迫君左腕の振りが大きいのと体をゆすりますね。心臓を抱えるように走るのです。あれだけ離されては喜んでいられません。前の欄の中山君五輪では4番4番でした。批判はあつたけど大したもんです。ただし腕は振れてないし気分屋でした。
五輪で4位なった中山選手はレース後に「少し頑張れば銀か銅は獲れたけど、金でなければ全て同じ」などと言って陸連と対立したり…レース中にコースを間違えたり…給水後のボトルを後方に投げて他の選手に当たったり…
何かとお騒がせな選手でした(笑)
モーエン選手はもっと良い記録で走れそうです。
ただ、ノルウェー人なので暑さに強いのかが気になります。
久々に興奮したレースでした。
30kmを過ぎて集団が4人になった時は、もしかしたら大迫選手の優勝もあるかも?と期待しましたが…モーエン選手が強かったですね。
モーエン選手は30km以降はあまりペースダウンせず2H05分台と言う事で…これだと他の選手はかなり厳しかったです。
カロキ選手は前半、ペースメーカーの緩急にイラついて前後にポジションを変えたりしていたので、それが最後に影響したのかもしれません。
神野大地選手は久々に見ましたが、腕の振りや足の動きが大きいためか、集団を嫌って色々とポジションを変えていたので、これもロスになるので今後の課題だと思いますが…初マラソンでの2H12分台はまずまずだと思います。
上門大祐選手と竹ノ内佳樹選手は、あまり注目されてない中でのMGCレースの権利獲得と言うことで…今後も色々な選手が出て来そうな予感がします。
モーエン選手はペースダウンどころかペースアップしていたので、日本人選手が勝つのは難しいです。
でも、大迫傑選手はまだまだ強くなっていきそうです。
ペースメーカーがいるレースはペースメーカーが抜けるまで、どれだけ力を温存できるかが重要です。
神野大地選手のポジションは気になりました。
集団で上手く走れないようだと、今後マラソンで良い結果を残すのは難しそうです。
今回 大迫傑選手の走りを見ていて…
30kmを過ぎてからモーエン選手とカロキ選手に離されかけた時に、何か窮屈そうな走りになっている感じがしたので、もしかしたら『フォアフット走法』が完全に身に付いてないのかもしれません。
あと、歴代5位のタイムとは言っても…
上位の4選手は、その時だけの マラソン選手としては影が薄い存在(ご無礼‼︎)だったので、大迫選手にはマラソン選手として記憶に残る選手になって欲しいです。
また、今回の大迫選手の結果は昔から彼の活躍を見ている陸上ファンからすれば…
当たり前と言うか、順調に成長していると言った感じで冷静に見ている人も多いと思います。
中山君にそんなエピソードがありましたか。自分にとつては今までの最高は君原健ちゃんです。アベベさんは東京大会でちらつと見ただけです。大迫君は足の運びを練習しないと10番に入れるかどうかです。腕は足についてきます。左腕の振りが大きいということは左足が出ていません。これです。
君原健二さんと言えば、日本マラソン界のレジェンドですが…
(確か今でも市民マラソンなどのゲストで走っていると思います)
リアルタイムでは見てませんが、メキシコ五輪での首を振りながらの銀メダルのゴールシーンは有名ですね。高地での大会だったので厳しいレースでした。
同世代だと宇佐美選手なども有名だったと思います。
よく思い出してもらい光栄です。彼は五輪では8番2番5番でした。ボストンも優勝してます。頼りになる人でした。腕を抱えて走りました。そして首を振りました。