2020年1月12日に第38回全国都道府県対抗女子駅伝が行われます。
この記事では都道府県対抗女子駅伝2020の概要・順位予想(全47チーム)・注目選手について書いています。
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都道府県対抗女子駅伝2020概要
スタート時間
2020年1月12日12時30分
テレビ放送
NHK 12時15分~15時10分
解説 金哲彦・小林祐梨子
区間距離
1区:6km
2区:4km
3区:3km
4区:4km
5区:4.1075km
6区:4.0875km
7区:4km
8区:3km
9区:10km
合計:42.195km
チーム編成のルール
①3区と8区は中学生
②高校生を3区間以上入れる
③ふるさと選手は2人まで
前回のトップ10
優勝 2:15:43 愛知
2位 2:16:45 京都
3位 2:17:01 大阪
4位 2:17:13 兵庫
5位 2:17:26 千葉
6位 2:17:47 長野
7位 2:18:15 神奈川
8位 2:18:38 静岡
9位 2:18:54 東京
10位 2:19:11 岡山
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都道府県対抗女子駅伝2020順位予想
優勝 東京
2位 宮城
3位 兵庫
4位 京都
5位 長野
6位 千葉
7位 神奈川
8位 大阪
9位 岡山
10位 群馬
11位 長崎
12位 鹿児島
13位 福岡
14位 愛知
15位 埼玉
16位 静岡
17位 広島
18位 和歌山
19位 大分
20位 熊本
21位 福島
22位 山梨
23位 茨城
24位 滋賀
25位 愛媛
26位 宮崎
27位 三重
28位 山口
29位 富山
30位 石川
31位 秋田
32位 北海道
33位 高知
34位 鳥取
35位 佐賀
36位 栃木
37位 青森
38位 徳島
39位 岐阜
40位 山形
41位 福井
42位 岩手
43位 香川
44位 新潟
45位 奈良
46位 島根
47位 沖縄
優勝候補と展開予想
今回は戦力が拮抗していて、10チームくらいに優勝の可能性が十分にあります。
その中でも東京・宮城・兵庫・京都が有力だと思います。
ディフェンディングチャンピオンの愛知は鈴木亜由子選手がいませんし、高校生も前回に比べると弱いので、入賞も厳しめです。
1区は五島莉乃選手と廣中璃梨佳選手の対決になると思います。
前回はスローペースでスタートしましたが、今回は五島選手が積極的にいくかもしれません。
4区以降は宮城・兵庫・京都の3チームの争い。
アンカーで東京が一気に追い上げてくるという展開になりそうです。
他の上位予想チームのアンカーの力関係は千葉だけ少し弱いだけで、他のチームはいい勝負だと思います。
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上位予想チームの戦力分析
東京
一般が強すぎます。
前回9区区間賞の新谷仁美選手は今回は区間新もあるかもしれません。
1分以内なら逆転可能です。
他の一般選手も今シーズン好調の強い選手が揃っていますし、高校生・中学生もそこそこ強いです。
過去最高順位の4位を更新できる可能性が高いと思います。
宮城
高校駅伝優勝の仙台育英メンバーが全員エントリーしています。
アンカーにはクイーンズ駅伝エース区間で3位だった佐藤早也伽選手がいます。
ラストのスピードがあるので、最後まで競り合えば有利です。
中学生は東日本女子駅伝で良くなかったのが気になりますが、持ちタイムは速いです。
兵庫
区間配置が気になります。
1区は田中希実選手より、大西ひかり選手のほうが良さそうな気がします。
高校生も中学生も強いです。
京都
1区が少し不安なのと、中学生もいつもに比べると少し弱いです。
出遅れても4~7区で入賞ラインまで持ってこれる力があります。
長野
1区の高松いずみ選手が少し遅れて、2区の萩谷楓選手で追い上げるという予想です。
中学生区間は弱いので耐えて、和田有菜選手と小林成美選手で稼ぐ展開になりそうです。
千葉
風間歩佳選手と山﨑りさ選手が欠場なのが残念です。
1区とアンカーが少し弱いです。
小坂井智絵選手の区間で稼ぎたい。
中学生は強いです。
神奈川
堀優花選手は前回9区4位です。
他の一般選手も強く、高校駅伝を走っていない信櫻空選手も強力です。
ただ、中学生区間が弱いので、この2区間をいかに耐えるかがポイントになってきます。
大阪
前田穂南選手は前回9区3位です。
髙松智美ムセンビ選手が万全じゃなさそうなのと、中高生が上位予想チームと比べると弱いです。
岡山
三宅紗蘭選手は前回9区7位ですが、今回はさらに区間順位を上げてきそうです。
2区予想の金光由樹選手は区間上位が期待できます。
中高生は大阪と同じくらいの強さです。
群馬
一般は強く、高校生は星野輝麗選手と不破聖衣来選手が強いです。
中学生は少し弱めです。
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都道府県対抗女子駅伝2020注目選手
1区
鈴木優花(秋田・大東文化大)
加世田梨花(千葉・名城大)
萩谷楓(長野・エディオン)
安藤友香(京都・ワコール)
田中希実(兵庫・豊田自動織機TC)
廣中璃梨佳(長崎・日本郵政グループ)
小倉稜央(和歌山・和歌山北高)
2区
金光由樹(岡山・東海大)
小坂井智絵(千葉・成田高)
信櫻空(神奈川・橘高)
3区
上西彩未(北海道・新川中)
小川陽香(埼玉・草加中)
杉森心音(静岡・北浜中)
澤井風月(三重・嬉野中)
松本明莉(大分・稙田南中)
4区
小海遥(宮城・仙台育英高)
池田朱里(福岡・筑紫女学園高)
5区
木村梨七(宮城・仙台育英高)
星野輝麗(群馬・常磐高)
高松いずみ(長野・長野東高)
三原梓(京都・立命館宇治高)
石松愛朱加(兵庫・須磨学園高)
6区
中須瑠菜(鹿児島・神村学園高)
9区
佐藤早也伽(宮城・積水化学)
新谷仁美(東京・積水化学)
関谷夏希(千葉・大東文化大)
堀優花(神奈川・パナソニック)
細田あい(長野・ダイハツ)
五島莉乃(石川・中央大)
一山麻緒(京都・ワコール)
前田穂南(大阪・天満屋)
三宅紗蘭(岡山・天満屋)
高島由香(山口・資生堂)
野上恵子(長崎・十八銀行)
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兵庫は、田中希実選手がどの様な走りをするかがポイントだと思います。
仮に1区なら、五島莉乃選手が飛び出して スローペースにはならないと思うので、廣中璃梨佳選手らと一緒に それをペースメーカー代わりにして走りやすいと思います。
(区間エントリーはまだ発表されて無いのであくまで予想です)
また 後藤夢選手は、駅伝ではトラック以上に強さを発揮しますし、大西ひかり選手もクイーンズでの走りを見る限り かなり期待出来ると思います。
宮城は、仙台育英勢は実業団のトップ選手にも対抗出来ますし、東日本の時はアンカーで順位を下げましたが、今回は佐藤早也伽選手がいるので十分に上位を狙えると思います。
神奈川は、全チームのメンバーをパッと見た時 一番充実していると感じました。
パナソニック勢に、佐藤成葉選手、吉村玲美選手など ネームバリューの高い選手もいますし、信櫻空選手は去年の国体では自己ベストで日本人選手1位になって、表彰式では観客席に向かって喜びを爆発させていたので、かなり陽気な性格で 大舞台に強そうな感じがします。
岡山は、三宅紗蘭選手、金光由樹選手と旬な選手がいて、興譲館勢も先月の都大路で好走しているので戦力は充実していると思います。
京都は、やはり地元と言う事で プラスαの力も働くので、当然上位候補だと思います。
兵庫の1区は田中希実選手と予想していますが、大西ひかり選手を1区にして、田中希実選手を2区にするのも良いと思います。
田中希実選手は五島莉乃選手と廣中璃梨佳選手に付いていくような走りになると思います。
宮城は3区まで耐えて、4~7区で追い上げる展開になると思います。
神奈川は一般は強いんですが、中学生区間が弱いので、今回のような予想順位になっています。
信櫻空選手は高校駅伝では見れなかったので楽しみな選手です。
東京は、高校生がポイントだと思います。
東日本の時もそうでしたが、意外と期待通りの走りが出来ない事が多いので…
最終的に 新谷仁美選手で逆転するにしても、やはり高校生でどれだけ稼げるか?がポイントだと思います。
千葉は、せっかく関谷夏希選手と加世田梨花選手が揃ったのに、成田高校の3本柱が揃わないのは惜しいですね。
もし揃っていたら、優勝も狙えたかもしれません。
長野は、富士山の激走で 和田有菜選手の状態が気になりますが…
玉城監督のコメントでは「1区、2区で食らいついて3位以内を目指す」と珍しく?強気のコメントをしているので、和田選手は普通に走れる状態だと思います。
ちなみに 1区・2区ですが、3位以内を目指すとなれば 当然遅れは許されず、早い段階で流れを作って主導権を握るのが条件だと思うので、1区→萩谷楓選手、2区→和田有菜選手がベストだと思います。
あと、気になる選手は…
先月の都大路1区で好走した、和歌山の小倉稜央選手です。
たぶん今回も1区だと思うので、実業団のトップ選手達に混じって どの様は走りをするか注目です。
東京の高校生の評価は分かれると思います。
私はそんなに遅れないという予想です。
一般は新谷仁美選手以外も強力ですからね。
千葉は本当に惜しいです。
関谷夏希選手も今シーズンはあまり良くないです。
長野は私の予想は1区高松いずみ選手、2区萩谷楓選手です。
和田有菜選手は4・5区で区間上位を獲れるくらい走れると思います。
次回以降は長野東のレベルがどうなるか分からないので、3位以内は今回で達成したい目標です。
小倉稜央選手は私も楽しみにしています。
小海遥選手も1区だと予想しているので、この2人の対決は面白そうです。
長野は、確実に入賞を狙うなら 1区→高松選手、2区→萩谷選手でもいいと思いますが…
本気で3位以内を狙うなら、無難な起用では厳しいと思うので、スタートから主力を起用するなど ギャンブル的な起用が必要だと思います。
何れにせよ、終盤に追い上げて順位を上げていくのは厳しいと思うので、前半にどれだけ良い流れを作れるか?がポイントだと思います。
余談ですが…
今回は現地で観戦する為に、現在 京都に来ています。
先程 開会式を見て来ましたが、式が始まる前に会場の外で 前田穂南選手と堀優花選手が談笑していたので、タイミングを見計らって声を掛けてみました。
前田選手はイメージ通り のほほんとした感じでしたが、堀選手はかなり気さくで色々と話してくれました。
そして、最後に前田選手とのツーショットを堀選手に、堀選手とのツーショットを前田選手に撮ってもらいましたが…
前田選手に「オリンピック選手にシャッター押させてすみませでした」と言ったら笑っていました。
観戦に来ているんですね。
前田穂南選手と堀優花選手はアンカーで近い位置を走るかもしれません。
堀選手とのお話は楽しそうですね。