2019年3月24日に春の高校伊那駅伝が行われました。
春の高校伊那駅伝は女子が5区間21.0975km、男子が6区間42.195kmで1,2年生のみで行われます。
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春の高校伊那駅伝2019女子結果速報(上位10)
優勝 1:10:48 仙台育英
2位 1:12:17 立命館宇治
3位 1:12:18 成田
4位 1:12:45 錦城学園
5位 1:13:01 順天
6位 1:14:03 長野東
7位 1:14:06 健大高崎
8位 1:14:15 大阪薫英女学院
9位 1:15:25 京都外大西
10位 1:15:31 比叡山
区間賞
1区5.9km 三原梓(立命館宇治)
2区2.6km 城所日和(岡崎学園)
3区4.3km エスタ・ムソニ(仙台育英)
4区4.7km 木村梨七(仙台育英)
5区3.5975km 杉山明沙(市立船橋)
仙台育英が圧倒的な強さで優勝しました。
4区の木村梨七選手は区間2位に27秒差をつけています。
立命館宇治は1区の三原梓選手が2位に18秒差をつけて好スタートを切りました。
3区と4区で大きく差をつけられています。
成田は1区で1分以上も遅れてしまいました。
2区以降は区間3位以内で、安定した強さを見せています。
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春の高校伊那駅伝2019男子結果速報(上位10)
優勝 2:10:58 世羅
2位 2:11:10 仙台育英
3位 2:11:51 学法石川
4位 2:12:08 洛南
5位 2:12:19 埼玉栄
6位 2:12:31 佐久長聖
7位 2:13:05 秋田工
8位 2:13:18 藤沢翔陵
9位 2:13:19 報徳学園
10位 2:13:31 倉敷
区間賞
1区6.6km 白鳥哲汰(埼玉栄)※区間新
2区8.9km 児玉真輝(鎌倉学園)
3区7.2km 唐澤拓海(花咲徳栄)
4区9.1km 吉居大和(仙台育英)
5区5.1km ンガンガ・ワウエル(興國)
6区5.295km 若林宏樹(洛南)
世羅は最長区間の4区で遅れましたが、5区、6区で逆転に成功しています。
全体的に安定した成績で、区間賞無しでの優勝でした。
仙台育英は4区の吉居大和選手が好走しています。
全国高校駅伝では大きく遅れましたが、今回は最長区間で強さを見せました。
学法石川は強い3年生が抜けても強いですね。
前半3区間で遅れましたが、後半3区間で順位を上げていきました。
埼玉栄の白鳥哲汰選手が区間新記録を出しました。
全国高校駅伝でも1区で区間賞でした。
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この大会は シーズンが終了して新チームへの移行、また選手によっては前後に海外遠征などがあったりして ベストな状態で臨むのは難かしく、またチームによっては新戦力を試す目的もあったりして様々な思惑が感じられます。
ただ最近はBSで全国放送される様になってから、主要大会の一つとして本気で勝負して来るチームも増えて来た感じで、ここで好走したチームは都大路でも好走するみたいな関連性も昔に比べて強くなって来たと思います。
主力が多く走っているなという印象です。
ここで好走するチームは来年度の都大路でも上位が期待できます。
女子は…
仙台育英が本来の力を発揮出来て 去年の都大路のリベンジが出来た感じです。
特に木村梨七選手は アジアユース帰りで万全ではなかったかもしれませんが見事な走りでした。
木村選手は 現時点では世代の日本人選手ではトップだと思うので今後の活躍にも注目です。
成田は 1区の遅れが致命的でした。
もしそれが無ければ優勝争いが面白かったと思います。
本来なら風間歩佳選手or小坂井智絵選手が1区でも良かったと思いますが、世界クロカンを控えて無理をさせなかったんでしょうか?
立命館宇治は1区・三原梓選手の区間賞の走りは見事でした。
三原選手は身体がブレない無駄の無いフォームで、フォームだけ見ればかなり経験豊富というか余裕を感じます。
(確か高校女子駅伝界の重鎮・荻野監督が『久々に出会った逸材』と言っていた選手ですね)
長野東は 小原茉莉選手が欠場、高松いずみ選手が故障明け、他の選手は経験&実績がほとんど無しと言う事で…
玉城監督は『このメンバーで入賞(8位以内)出来たら大したもの』とコメントしていたので、まずまずの結果だったと思います。
成田のオーダーは私も気になりました。
世界クロカンを考えてのことだと思います。
久々に出会った逸材はすごいですね。
三原梓選手は注目していきましょう。
長野東は3年生が強かったので、抜けると戦力が落ちますね。
監督が満足しているようなので、これからが楽しみです。
男子は…
世羅がアンカー勝負を制しての優勝でしが、仙台育英は 留学生が故障で起用出来なかったらしいので、その差が出た感じです。
ちなみに…世羅の岩本監督は 4月から新設されるダイソー女子駅伝部の監督に就任するので、いい花道になりました。
埼玉栄の1区・白鳥哲汰選手は ほぼ独走での区間新はかなり評判出来ると思います。
去年の都大路の他、先月の福岡のクロカンでも好走していて安定した強さがあるので今後も注目です。
佐久長聖は 相変わらず中途半端というか、不完全燃焼なレースが続いています。
今回は鈴木芽吹選手が欠場しましたが、前評判は良かったと思いますが…
現在のチームはそれなりに実力のある選手は揃っていますが、やはりエース格は服部凱杏選手だと思うので、服部選手がチームを引っ張る位でないと上位争いは厳しいと思います。
(結果的に去年からずっと、服部選手の結果とチームの結果はほとんど比例しています)
仙台育英は留学生が故障だったんですね。
来年度は1番強いチームになりそうです。
佐久長聖は前評判が良かったんですね。
区間5位以内が1人だけだったので、上位争いは難しかったです。
服部凱杏選手は今年度は良くない結果が多かったです。
エースが良くないと、好成績は難しいと思います。