
2025年7月5日と6日にに第109回日本陸上競技選手権大会の女子1500mが行われました。
この記事では結果と感想、東京世界陸上代表について書いています。
2025日本選手権女子1500m予選結果
日本記録:3:59.19
東京世界陸上参加標準記録:4:01.50
予選通過条件 6着以内
1組
1位 4:06.69Q 田中希実(New Balance)
2位 4:10.26Q 木村友香(積水化学)
3位 4:15.16Q 逸見亜優(豊田自動織機)
4位 4:15.49Q 道下美槻(積水化学)
5位 4:15.55Q 井手彩乃(資生堂)
6位 4:15.83Q 木下紗那(中央大学)
7位 4:17.20 細見芽生(名城大学)
8位 4:17.62 田村紀薫(日立)
9位 4:19.87 澤田結弥(LSU)
10位 4:21.45 小暮真緒(JP日本郵政G)
11位 4:23.68 太田垣楓華(園田学園大学)
12位 4:26.56 中後心晴(第一生命グループ)
13位 4:27.35 ドルーリー朱瑛里(津山高校)
14位 4:27.52 小山愛結(岩谷産業)
15位 4:27.54 保坂晴子(パナソニック)
2組
1位 4:16.10Q 田島愛理(順天堂大学)
2位 4:16.22Q 樫原沙紀(エディオン)
3位 4:16.26Q 出水田眞紀(第一生命グループ)
4位 4:16.46Q 康本花梨(メモリード)
5位 4:17.15Q 後藤夢(ユニクロ)
6位 4:17.16Q 森智香子(積水化学)
7位 4:18.40 真也加ジェルーシャ有里(大塚製薬)
8位 4:20.25 山﨑りさ(積水化学)
9位 4:22.11 卜部蘭(積水化学)
10位 4:23.49 田﨑優理(シスメックス)
11位 4:25.11 川西みち(豊田自動織機)
12位 4:25.52 北村凜(岩谷産業)
13位 4:31.80 松井晶(愛媛銀行)
14位 4:33.47 大西桃花(シスメックス)
15位 4:45.09 藤田あい(宮崎陸協)
女子1500m決勝結果
優勝 4:04.16 田中希実(New Balance)
2位 4:09.88 木村友香(積水化学)
3位 4:12.53 田島愛理(順天堂大学)※日本学生記録
4位 4:13.57 道下美槻(積水化学)
5位 4:14.81 井手彩乃(資生堂)
6位 4:15.05 出水田眞紀(第一生命グループ)
7位 4:16.22 木下紗那(中央大学)
8位 4:16.28 後藤夢(ユニクロ)
9位 4:16.71 森智香子(積水化学)
10位 4:21.62 逸見亜優(豊田自動織機)
11位 4:22.64 康本花梨(メモリード)
12位 4:23.27 樫原沙紀(エディオン)
感想
田中希実選手の6連覇でした。
序盤からずっと先頭を走っての圧勝でした。
タイムは昨年と比べると遅いですが、昨年はペースメーカーがいました。
ある程度田中選手と勝負できる選手が出てきてほしいです。
2位には木村友香選手が入りました。
自己ベストに近いタイムが出ました。
予選も良いタイムが出ていたので、次は自己ベストを期待したいです。
3位に入った田島愛理選手が日本学生記録でした。
今シーズンはインカレで優勝していて絶好調です。
東京世界陸上代表について
田中希実選手は東京世界陸上の参加標準記録を突破していたので、今大会で代表内定となりました。
今シーズンの成績は悪くないと思うので、日本記録を更新してほしいです。
木村友香選手は世界ランキングで出場圏内にいます。
出場の可能性は高いと思います。
昨年の結果
2024年6月27日と28日に第108回日本陸上競技選手権大会の女子1500mが行われました。 この記事では結果と感想、パリオリンピック代表について書いています。 [ad#co-1] 2024日本選手権女子 …
田島さんが急成長ですね。試合後のコメントだと4分1桁狙いだったそうですね。実際にはかなり質の高い練習積めていそうですね。年内に1桁出して、来年は小林さんの記録は越えてくると予想します。その先に新しい世界がありそうです。駅伝強豪校出身でもないので、伸び代はかなりありそうです。
久保さんもですが、田中さんの領域に近づいて追い抜く選手の予備軍が出てきて欲しいですよね。気付けば多くの選手がドルーリーさんや澤田さんを越えて大きく成長していると感じます。ドルーリーさん、澤田さんの復活はあるでしょうか?
田島選手にはこのまま順調にタイムを伸ばしていってほしいです。
ドルーリー選手と澤田選手は環境が変わってからですかね。
田島選手がベルギー遠征で4:11出して、学生記録を更に縮めている。夏の間にまた走るのかどうか分からないけど、4:08まで今年中に出しておくと来年が楽しみになる。在学中に4:03~5辺りでは走って欲しい。昔は心理的な“壁”があったけどらいまは田中選手のお陰で、“壁”が取り払われて心理的には楽な状態で走れるはず。
田島選手の他にも出てきて欲しいですね。
競ってレベルを上げていってほしいです。
久保、穂岐山、木村(10000も走って欲しい)卜部辺りの底上げがあれば4:05前後が犇めいてくるはず。
久保は800よりも1500の方がU20のメダルに近い気がする。
田島はハイレベルな競技会でも記録更新したから、経験積めば大幅更新あるはず。
昔は日本選手権で優勝した小崎(5000)、
吉川(1500)がレベル上がる競技会に出ると大撃沈してた。それ考えると海外で記録出せるのは凄いことだとは思う。田島は、伸び代ありそうなので田中と共闘関係になれば良いと思う。
久保選手の1500mはどれだけのタイムが出るのか気になります。