
2025年7月4日に第109回日本陸上競技選手権大会の女子5000mが行われました。
この記事では結果と感想、東京世界陸上代表について書いています。
2025日本選手権女子5000m結果
日本記録:14:29.18
東京世界陸上参加標準記録:14:50.00
優勝 14:59.02 田中希実(New Balance)
2位 15:12.61 廣中璃梨佳(JP日本郵政G)
3位 15:13.19 水本佳菜(エディオン)
4位 15:15.87 細田あい(エディオン)
5位 15:21.34 加世田梨花(ダイハツ)
6位 15:24.76 伊澤菜々花(スターツ)
7位 15:31.56 山本有真(積水化学)
8位 15:32.36 菅田雅香(JP日本郵政G)
9位 15:39.64 下田平渚(センコー)
10位 15:39.86 吉田彩心(札幌創成高校)
11位 15:40.04 渡邊菜々美(パナソニック)
12位 15:40.50 佐藤早也伽(積水化学)
13位 15:41.95 山﨑りさ(積水化学)
14位 15:47.87 楠莉奈(積水化学)
15位 15:52.27 兼友良夏(三井住友海上)
16位 15:52.51 森智香子(積水化学)
17位 15:54.36 吉川侑美(キヤノン)
18位 15:54.48 中地こころ(シスメックス)
19位 15:58.98 高島由香(資生堂)
20位 16:02.01 田浦英理歌(積水化学)
21位 16:07.24 古川璃音(ニトリ)
22位 16:07.76 永長里緒(三井住友海上)
23位 16:09.19 川口桃佳(ユニクロ)
24位 16:13.41 立迫志穂(資生堂)
25位 16:13.43 真柴愛里(長野東高校)
26位 16:16.74 川村楓(岩谷産業)
感想
田中希実選手の4連覇でした。
タイムは大会記録で、日本選手権で初めて15分を切りました。
今大会は15分15秒ペースのペースメーカーが3200mまで用意されていました。
しかし、廣中璃梨佳選手が飛び出して、田中選手が付いていく展開でした。
その後は廣中選手のペースが落ちて、後ろに追いつかれました。
ペースメーカーが抜けてから、田中選手はペースを上げました。
そこからはずっと独走状態でした。
2位に13秒以上の差をつける強さでした。
これまでの日本選手権の中で、1番良い走りだったんじゃないでしょうか。
2位には廣中璃梨佳選手が入りました。
序盤は参加標準記録狙いで積極的にいきました。
しかし、厳しくなると順位狙いに切り替えました。
この切り替えが上手かったと思います。
3位の水本佳菜選手は自己ベストです。
高卒3年目で順調に伸びていますね。
15分切りまでいってほしいです。
マラソン実績のある細田あい選手と加世田梨花選手も良いタイムが出ています。
山本有真選手は7位でした。
廣中選手には付いていかずに、初めから3位狙いだったのかなと思います。
今シーズンは絶好調だったんですが、今回は良い結果が出ませんでした。
東京世界陸上代表について
田中希実選手は東京世界陸上の参加標準記録を突破していたので、今大会で代表内定となりました。
今回は予選を突破して、入賞までしてほしいです。
廣中璃梨佳選手は世界ランキングで出場圏外だったんですが、今回の結果で圏内に入ってくると思います。
最後までキープできるかは安心できない位置です。
水本佳菜選手も今回の結果で出場圏内に入ってくると思います。
廣中選手よりも下になるんですが、圏内をキープ出来るんでしょうか。
水本選手が圏外になると山本有真選手が代表候補になってきます。
山本選手は圏内がほぼ確実な位置にいます。
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