パリオリンピック女子5000m結果と感想

2024年8月3日にパリオリンピックの女子5000m予選、8月6日に決勝が行われました。

日本人選手は田中希実・山本有真・樺沢和佳奈の3選手が出場していました。

この記事では結果と感想について書いています。

 

パリオリンピック女子5000m予選結果と感想

通過条件:8着

Q:通過

1組

1位 14:57.56Q フェイス・キピエゴン(ケニア)

2位 14:57.65Q シファン・ハッサン(オランダ)

3位 14:57.65Q ナディア・バットクレッティ(イタリア)

4位 14:57.70Q マーガレット・チェリモ・キプケンボイ(ケニア)

5位 14:57.84Q グダフ・ツェガイ(エチオピア)

6位 14:57.97Q エイガイエフ・タイエ(エチオピア)

7位 14:58.55Q エリーズ・クラニー(アメリカ)

8位 14:59.64Q カリッサ・シュワイザー(アメリカ)

9位 15:00.62 田中希実(New Balance)

10位 15:08.87 マルタ・ガルシア(スペイン)

11位 15:23.26 マリアナ・マチャド(ポルトガル)

12位 15:23.90 ベリンダ・チェムタイ(ウガンダ)

13位 15:29.35 ローレン・ライアン(オーストラリア)

14位 15:31.85 ハンナ・クライン(ドイツ)

15位 15:37.55 リサ・ルームス(ベルギー)

16位 15:38.19 アガテ・カウン(ラトビア)

17位 15:43.67 山本有真(積水化学)

18位 15:45.33 アルマ・デリア・コルテス(メキシコ)

19位 15:47.30 ブリアナ・スコット(カナダ)

20位 16:19.38 アンキタ(インド)

 

田中希実選手は予選通過できませんでした。

あと1秒でした。

コース取りは悪くなく、予選通過できそうだったんですが、ラスト1周で9人が残りました。

ラスト勝負で負けて9位でした。

 

1組はメンバーレベルが高かったです。

決勝の結果、下位5人は2組を走った選手でした。

かなりレベルの偏りがあったと思います。

決勝に進んでも入賞は難しかったと思いますが、もう1レース見たかったです。

 

山本有真選手は序盤から積極的に前に出て、独走状態になりました。

かなりレベルの高い組だったのに逃がしてくれたのは、落ちてくると思っていたということでしょう。

田中希実選手だったら独走状態にはならなかったと思います。

積極的にいったのは良かったと思いますが、もう少し良いタイムを出して欲しかったです。

まずは自己ベストを出してほしいです。

 

2組

1位 15:00.73Q ベアトリス・チェベト(ケニア)

2位 15:00.82Q メディナ・エイサ(エチオピア)

3位 15:00.86Q ローズ・デイビス(オーストラリア)

4位 15:01.14Q カロリーネ・ビエルケリ・グローフダル(ノルウエー)

5位 15:01.42Q フランシーヌ・ニヨムクンジ(ブルンジ)

6位 15:02.14Q ホイットニー・モーガン(アメリカ)

7位 15:02.75Q ナタリー・ブロンクビスト(フィンランド)

8位 15:02.89Q ジョセリン・ダニエリー・ブレア(ベネズエラ)

9位 15:03.64 イソベル・バットドイル(オーストラリア)

10位 15:03.66 マウレーン・コスター(オランダ)

11位 15:05.20 ローラ・ガルバン(メキシコ)

12位 15:09.61 クララ・ルカン(スロベニア)

13位 15:10.46 エスター・チェベト(ウガンダ)

14位 15:10.68 パルル・チャウダリ(インド)

15位 15:13.63 サミヤ・ハッサン・ヌール(ジブチ)

16位 15:15.54 フェデリカ・デル・ブオノ(イタリア)

17位 15:18.62 サラ・マドレーヌ(フランス)

18位 15:48.24 ヴィクトリア・ワグナー・ギュルケス(ハンガリー)

19位 15:50.86 樺沢和佳奈(三井住友海上)

20位 15:55.08 ジョディ・マッキャン(アイルランド)

 

樺沢和佳奈選手は状態が良くなかったのかなという走りでした。

ずっと後ろの方を走っていて、速いペースではなかったのに遅れていきました。

 

決勝の結果と感想

金メダル 14:28.56 ベアトリス・チェベト(ケニア)

銀メダル 14:29.60 フェイス・キピエゴン(ケニア)

銅メダル 14:30.61 シファン・ハッサン(オランダ)

4位 14:31.64 ナディア・バットクレッティ(イタリア)

5位 14:32.23 マーガレット・チェリモ・キプケンボイ(ケニア)

6位 14:32.98 エイガイエフ・タイエ(エチオピア)

7位 14:35.43 メディナ・エイサ(エチオピア)

8位 14:43.21 カロリーネ・ビエルケリ・グローフダル(ノルウエー)

9位 14:45.21 グダフ・ツェガイ(エチオピア)

10位 14:45.57 カリッサ・シュワイザー(アメリカ)

11位 14:48.06 エリーズ・クラニー(アメリカ)

12位 14:49.67 ローズ・デイビス(オーストラリア)

13位 14:53.10 ナタリー・ブロンクビスト(フィンランド)

14位 14:53.57 ホイットニー・モーガン(アメリカ)

15位 15:17.04 ジョセリン・ダニエリー・ブレア(ベネズエラ)

16位 15:22.40 フランシーヌ・ニヨムクンジ(ブルンジ)

 

序盤はスローペースだったんですが、少しずつペースが上がり、最後はかなり上がりました。

ラスト1kmは2分33秒で走っています。

チェベト選手はブダペスト世界陸上では銅メダルだったんですが、今回は勝ちました。

持ちタイムも速い選手で世界歴代3位、10000mは世界記録保持者です。

 

キピエゴン選手とハッサン選手はブダペスト世界陸上でもメダリストでした。

色は全員変わりましたが、表彰台は同じメンバーです。

 

バットクレッティ選手は惜しかったですね。

メダルは逃しましたがナショナルレコードの素晴らしい走りでした。

 

 

東京オリンピックの結果

ブダペスト世界陸上の結果