2024年8月6日にパリオリンピックの男子3000mSCの予選、8月8日に決勝が行われました。
日本人選手は三浦龍司・青木涼真の2選手が出場していました。
この記事では結果と感想について書いています。
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パリオリンピック男子3000mSC予選結果と感想
通過条件:5着
Q:通過
qR:救済
1組
1位 8:17.90Q スフィアネ・エルバカリ(モロッコ)
2位 8:18.19Q レナード・チェムタイ(ウガンダ)
3位 8:18.25Q ゲトネト・ワレ(エチオピア)
4位 8:18.31Q ダニエル・アルセ(スペイン)
5位 8:18.33Q アーメド・ジャジリ(チュニジア)
6位 8:18.41qR アモス・セレム(ケニア)
7位 8:20.46 カール・ベベンドルフ(ドイツ)
8位 8:20.52 ニコラマリ・ダル(フランス)
9位 8:27.97 ルベン・ケリンジャン(ルクセンブルク)
10位 8:36.67 ジェームズ・コリガン(アメリカ)
11位 8:40.34 ヤシン・ボウイ(イタリア)
12位 9:04.81 ビラル・タビティ(アルジェリア)
2組
1位 8:10.62Q モハメド・ティンドフト(モロッコ)
2位 8:11.61Q サムエル・フィレウ(エチオピア)
3位 8:12.02Q アブラハム・キビウォット(ケニア)
4位 8:12.41Q 三浦龍司(SUBARU)
5位 8:15.43Q アビナシュ・ムクンド・サブレ(インド)
6位 8:16.82 マシュー・ウィルキンソン(アメリカ)
7位 8:19.44 ナウエル・カラバーニャ(アンドラ)
8位 8:20.52 オサマ・ゾグラミ(イタリア)
9位 8:22.08 アレクシ・ミレ(フランス)
10位 8:25.75 フェルテン・シュナイダー(ドイツ)
11位 8:49.85 マシュー・クラーク(オーストラリア)
途中棄権 トマーシュ・ハバルタ(チェコ)
2組には三浦龍司選手が出場していました。
序盤はハイペースで、中盤は落ち着きました。
三浦選手は常に前の方を走っていて、安定していました。
3組
1位 8:23.89Q ラメチャ・ギルマ(エチオピア)
2位 8:24.95Q ケネス・ルックス(アメリカ)
3位 8:24.95Q サイモン・キプロプ・コエチ(ケニア)
4位 8:25.24Q モハメド・アミン・ジナウイ(チュニジア)
5位 8:25.28Q ジャン・サイモン・デスガネス(カナダ)
6位 8:25.31 フレデリク・ルッペルト(ドイツ)
7位 8:25.86 ジョージ・ビーミッシュ(ニュージーランド)
8位 8:29.03 青木涼真(Honda)
9位 8:29.16 ルイ・ジラベール(フランス)
10位 8:32.12 ベン・バッキンガム(オーストラリア)
11位 8:33.12 トピ・ライタネン(フィンランド)
12位 8:39.48 ファイド・エル・モスタファ(モロッコ)
3組には青木涼真選手が出場していました。
3組は超スローペースで進みました。
終盤は一気にペースが上がって青木選手は付いていけませんでした。
こういう展開だと厳しいですね。
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決勝の結果と感想
金メダル 8:06.05 スフィアネ・エルバカリ(モロッコ)
銀メダル 8:06.41 ケネス・ルックス(アメリカ)
銅メダル 8:06.47 アブラハム・キビウォット(ケニア)
4位 8:07.73 モハメド・アミン・ジナウイ(チュニジア)
5位 8:08.02 アーメド・ジャジリ(チュニジア)
6位 8:08.87 サムエル・フィレウ(エチオピア)
7位 8:09.26 サイモン・キプロプ・コエチ(ケニア)
8位 8:11.72 三浦龍司(SUBARU)
9位 8:12.33 ゲトネト・ワレ(エチオピア)
10位 8:13.80 ダニエル・アルセ(スペイン)
11位 8:14.18 アビナシュ・ムクンド・サブレ(インド)
12位 8:14.82 モハメド・ティンドフト(モロッコ)
13位 8:19.31 ジャン・サイモン・デスガネス(カナダ)
14位 8:19.74 アモス・セレム(ケニア)
15位 8:20.03 レナード・チェムタイ(ウガンダ)
途中棄権 ラメチャ・ギルマ(エチオピア)
今回もエルバカリ選手が勝ちました。
ラストのスピードは速いです。
誰も勝てません。
東京オリンピックに続いて連覇となりました。
2位には自己ベストでルックス選手が入りました。
最近はエルバカリ選手とケニア・エチオピアの選手が上位を占めていました。
ここにルックス選手も入ってきて、メダル争いが激しくなりました。
キビウォット選手はブダペスト世界陸上でも銅メダルでした。
三浦龍司選手は8位入賞でした。
序盤はハイペースで中盤は落ち着くという予選に近い展開でした。
しかし、予選と違って落ちる選手がいないので、コース取りが難しいレースでした。
水濠でバランスを崩すシーンもありました。
難しいレースでしたが、上手く対応して2大会連続で入賞しました。
良い内容だったと思います。
三浦選手も満足していたようです。
まだまだ伸びる選手だと思うので、東京世界陸上ではさらに上の争いをしてほしいです。
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三浦選手の満足は
「これまでやってきた内容からすれば出し切った。現状考えたらオーライ」
だったと思います。決して絶好調ではないように思えました。
これからメダルを狙うなら、別のアプローチが必要にはなると思います。何だかんだで5000の自己記録は暫く更新できてませんからね。5000で日本記録出せるくらい、12分台辺りまで最大出力を上げると、エルバカリの背中も見えてくる気がします。フラットレースの絶対値を高めて欲しいですね。環境的に出きるとは思います。
インゲブリクトセンは10㎞を26分台では走れるくらいのスタミナあるらしいので、そのあたりもヒントになるかも知れませんね。
5000mで12分台は欲しいですよね。
達成すればメダル候補になってくると思います。
経験値は上がったろうけど、
東京五輪前に独走で5000を13:26出してたスピードは無かったような?
調整の5000でも13:10前後で走れたらメダル狙えると思う。
取り敢えず、フラットレースの持ちタイムを大幅更新目指して欲しい。
来年メダル狙うなら秋から冬季はひたすらスピード持久力を高める必要あるかも。もう学生駅伝ははないから緻密にじっくりやって欲しい。