出雲駅伝2021結果

2021年10月10日に第33回出雲全日本大学選抜駅伝競走が行われました。

この記事では総合結果と各大学の区間順位と感想について書いています。

 

出雲駅伝2021総合結果

優勝 2:12:10 東京国際大学

2位 2:14:07 青山学院大学

3位 2:14:14 東洋大学

4位 2:14:17 國學院大學

5位 2:14:53 駒澤大学

6位 2:15:00 早稲田大学

7位 2:15:37 創価大学

8位 2:16:24 帝京大学

9位 2:16:53 東海大学

10位 2:17:17 順天堂大学

11位 2:20:14 立命館大学

12位 2:21:48 大阪経済大学

13位 2:22:26 関西学院大学

14位 2:23:07 皇學館大学

15位 2:23:58 北信越学連選抜

16位 2:24:36 広島経済大学

17位 2:25:36 札幌学院大学

18位 2:25:50 東北学連選抜

19位 2:27:52 北海道大学

20位 2:30:42 日本文理大学

 

気温が高かったので、タイムは全体的に遅いです。

区間賞

1区 近藤幸太郎(青山学院大学)

2区 木付琳(國學院大學)

3区 フィリップ・ムルワ(創価大学)

4区 石塚陽士(早稲田大学)

5区 石田洸介(東洋大学)

6区 イェゴン・ヴィンセント(東京国際大学)

 

各大学の区間別順位と感想

優勝 東京国際大学

予想順位 3位

区間順位

1区 3位 山谷昌也

2区 4位 佐藤榛紀

3区 2位 丹所健

4区 5位 白井勇佑

5区 3位 宗像聖

6区 1位 イェゴン・ヴィンセント

 

強すぎました。

初出場での初優勝です。

 

1区の山谷昌也選手が好スタートを切って、2区の佐藤榛紀選手が上手くつなぎました。

3区の丹所健選手は優勝を決める走りでした。

4区の白井勇佑選手と5区の宗像聖選手は予想以上の好走で区間上位でした。

6区のイェゴン・ヴィンセント選手は暑さのためか圧倒的な強さではなかったですが、大きく差を広げての優勝でした。

 

完璧すぎる内容でした。

ベストオーダーの駒澤大学相手でも勝てたと思います。

2位 青山学院大学

予想順位 4位

区間順位

1区 1位 近藤幸太郎

2区 7位 飯田貴之

3区 3位 佐藤一世

4区 6位 若林宏樹

5区 6位 目片将大

6区 3位 横田俊吾

 

距離の長い1・3・6区が強かったです。

1区の近藤幸太郎選手は勝負強いですね。

3区の佐藤一世選手はさすがの安定感。

 

6区の横田俊吾選手は予想以上の好走でした。

最近はトラックで良いタイムを出していましたが、ここまでとは思いませんでした。

3位 東洋大学

予想順位 9位

区間順位

1区 7位 児玉悠輔

2区 9位 奥山輝

3区 6位 前田義弘

4区 2位 九嶋恵舜

5区 1位 石田洸介

6区 7位 柏優吾

 

このオーダーで3位に入りますか。

4区の九嶋恵舜選手と5区の石田洸介選手が良かったです。

石田選手は故障明けで5割の状態だったらしいです。

今回走らなかった主力が戻ってくれば、全日本・箱根では優勝候補になってきます。

4位 國學院大學

予想順位 6位

区間順位

1区 6位 島﨑慎愛

2区 1位 木付琳

3区 10位 藤木宏太

4区 2位 中西大翔

5区 2位 伊地知賢造

6区 5位 平林清澄

 

3区の藤木宏太選手以外は良かったと思います。

故障明けの中西大翔選手の調子が良くなっているのは好材料です。

6区の平林清澄選手は最後は疲れましたが、ルーキーで素晴らしい走りでした。

5位 駒澤大学

予想順位 優勝

区間順位

1区 8位 篠原倖太朗

2区 3位 安原太陽

3区 4位 花尾恭輔

4区 8位 唐澤拓海

5区 10位 赤津勇進

6区 2位 田澤廉

 

区間エントリーで鈴木芽吹選手が欠場、唐澤拓海選手が4区で厳しそうだと思いましたが、予想以上に悪かったです。

4区・5区はメンバー選びで失敗したと思います。

5000mで13分50秒を切っていた選手が何人もいましたからね。

ルーキーの1区起用も微妙だったと思います。

 

6区の田澤廉選手は素晴らしかったです。

もらった位置は悪かったですが、最初から突っ込んでの3人抜きでした。

 

6位 早稲田大学

予想順位 5位

区間順位

1区 2位 菖蒲敦司

2区 6位 井川龍人

3区 4位 太田直希

4区 1位 石塚陽士

5区 12位 伊藤大志

6区 6位 中谷雄飛

 

今シーズンのトラックで好成績だった千明龍之佑選手が欠場でした。

1区の菖蒲敦司選手と4区の石塚陽士選手が良かったです。

しかし、5区の伊藤大志選手が大きく遅れてしまいました。

 

27分台の3人は太田直希選手はまずまずでしたが、井川龍人選手と中谷雄飛選手はもう少しだったと思います。

この3人が好走しないと上位に入ってくるのは難しいです。

7位 創価大学

予想順位 7位

区間順位

1区 11位 緒方貴典

2区 10位 新家裕太郎

3区 1位 フィリップ・ムルワ

4区 9位 濱野将基

5区 7位 桑田大輔

6区 9位 嶋津雄大

 

嶋津雄大選手は良くなかったですが、他の選手は予想通りの結果でした。

フィリップ・ムルワ選手は良かったですが、日本人選手で好走者が1人は出てほしかったです。

8位 帝京大学

予想順位 10位

区間順位

1区 9位 小野隆一朗

2区 5位 遠藤大地

3区 7位 橋本尚斗

4区 4位 森田瑛介

5区 8位 西脇翔太

6区 10位  中村風馬

 

2区の遠藤大地選手と4区の森田瑛介選手が良かったです。

遠藤選手は出雲駅伝は良くなくて、箱根駅伝に向けて上げてくることが多かったんですが、今シーズンは出雲から良いですね。

9位 東海大学

予想順位 8位

区間順位

1区 10位 市村朋樹

2区 8位 溝口仁

3区 14位 佐伯陽生

4区 10位 水野龍志

5区 5位 神薗竜馬

6区 8位 本間敬大

 

1区で遅れてしまい、そのまま見せ場なしでした。

テレビにもほとんど映りませんでした。

主力の市村朋樹選手と佐伯陽生選手が良くなかったのが厳しいです。

10位 順天堂大学

予想順位 2位

区間順位

1区 5位 伊豫田達弥

2区 2位 平駿介

3区 16位 野村優作

4区 14位 服部壮馬

5区 4位 石井一希

6区 4位 四釜峻佑

 

三浦龍司選手の欠場は残念すぎました。

2区までは良かったんですが、3区の野村優作選手が悪すぎました。

野村選手ではトラックでも駅伝でも常に好成績を残してきましたが、珍しく外しました。

4区の服部壮馬選手も良くなかったです。

2区の平駿介選手と6区の四釜峻佑選手は予想以上の好走でした。

 

関東以外の大学について

1区で東北学連選抜の松浦崇之選手が4位に入ってきたのは驚きました。

 

注目していた関西学院大学の上田颯汰選手は13位でした。

3区を走った守屋和希選手は区間8位の好走でした。

 

立命館大学は戦力は落ちましたが、区間一桁順位の区間が3つあり、関東以外の大学には負けませんでした。

 

11~13位に関西の大学が3つ入ったので、次回は1つ増えて4枠になると思います。