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2021日本選手権陸上女子10000m結果!廣中璃梨佳が優勝

2021年5月3日に第105回日本陸上競技選手権大会の女子10000mが行われました。

この記事では結果と感想について書いています。

 

2021日本選手権女子10000m結果

日本記録:30:48.89

東京オリンピック参加標準記録:31:25.00

 

優勝 31:11.75 廣中璃梨佳(JP日本郵政グループ)※日本歴代7位

2位 31:18.18 安藤友香(ワコール)

3位 32:08:45 小林成美(名城大学)

4位 32:12.31 岡本春美(ヤマダホールディングス)

5位 32:16.07 筒井咲帆(ヤマダホールディングス)

6位 32:20.44 矢野栞理(デンソー)

7位 32:21.36 川口桃佳(豊田自動織機)

8位 32:24.86 山口遥(AC・KITA)

9位 32:26.24 籔下明音(豊田自動織機)

10位 32:29.42 福良郁美(大塚製薬)

11位 32:29.98 鍋島莉奈(JP日本郵政グループ)

12位 32:30.25 清水真帆(ヤマダホールディングス)

13位 32:30.54 西田美咲(エディオン)

14位 32:44.39 荒井優奈(名城大学)

15位 32:50.87 大西ひかり(JP日本郵政グループ)

16位 33:01.91 加藤岬(九電工)

17位 33:02.00 小笠原朱里(デンソー)

18位 33:40.35 松下菜摘(天満屋)

19位 34:00.53 福士加代子(ワコール)

 

廣中璃梨佳選手と安藤友香選手が東京オリンピックの代表に内定しました。

 

女子10000mの感想

前回のトップ10に入った選手の中で今回も出場した選手は4人だけでした。

今回は良いペースで引っ張りそうな人がいないので、東京オリンピックの参加標準記録突破は微妙だなと思っていました。

 

予想通り誰も引っ張らなかったので、廣中璃梨佳選手が引っ張りました。

途中で2000mくらい安藤友香選手が引っ張っていました。

 

残り3周から廣中選手がペースを上げて優勝しました。

日本歴代7位の好記録でした。

前半をハイペースで引っ張っての結果だったので強かったです。

今回で10000mはまだ2回目という浅い経験だったんですが、すばらしい優勝でした。

1人で引っ張っても30分台、速い選手に付いていけば30分30秒もいける選手だと思います。

 

安藤友香選手も東京オリンピックの代表に内定しました。

廣中選手の速いペースに付いていっても力が残っていました。

 

前回は10人もいた32分切りが今回は2人しかいなかったのは残念でした。

 

鍋島莉奈選手は金栗記念での結果が良くなかったので、どこまで上げてこれるかに注目していましたが、序盤から先頭集団についていけていませんでした。

 

3位に入った小林成美選手は自己ベスト更新です。

安定感があり、確実にタイムを伸ばしてくる選手です。

 

【管理人】はりくぶ

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  • 今回は男女共に低調みたいに言われてるけど、以前と比べるとやはりタイムは伸びてはいると思う。2年前にはこんなタイムは出てないから。

    12月と5月ではコンディションも違うので。
    秋から冬にかけて凄いタイムが出てるくかもしれません。ホクレンで出るかもですが。

    NHKBSで見てましたが、高岡さんの解説が明快で分かりやすかったですね。試合を妨げてないのが良いですよね。

    個人的に安藤選手の地味な走力upに注目しております。地力ベースは相当に上がってそう。
    秋までスピード磨いたら30分台出そう。それを持ってマラソンで日本記録を出して欲しい。ポテンシャルなら、新谷さんに比肩すると思うので、
    環境整って覚醒した安藤さんに期待してます。

    小林さんも凄い。学生最強。名城の独壇場は続きそうですね。富士山に実業団招待でもして
    vs名城
    で最強決定戦やったら、面白いと思う。実現は決して不可能だとは思いませんが........年末に相応しい華やかな戦いになると思う。

    • 上位のタイムは良いですが、全体的に見るとタイムは出ていなかったと思います。

      高岡さんの解説は私も好きです。
      マラソンのときも非常に分かりやすい解説です。

      安藤選手は走力が上がってますね。
      またマラソンでも好記録が出そうです。

      学生と実業団の対決は面白そうですね。
      今の名城大学だとクイーンズ8レベルじゃないと勝つのは難しそうです。

  • 廣中さんは首を振るがなくなりました。素晴らしいことです。

    • 廣中選手はさらに強くなっていると思います。
      これからの成長が楽しみです。

  • クイーンズ8で富士山で名城に勝てそうなのは、
    郵政と積水くらいでしょうね。
    7区の登りには小林がいますからね。
    廣中が下りの2区、新谷が5区を走ったら、名城と互角になりそうですかね?
    クイーンズから1ヶ月後で調整も十分だろうから実現して欲しいですよね。
    正真正銘の「日本一決定戦」としてやってくれたら長距離発展に繋がると思うのですが。
    実業団の部、大学の部を設けてでもいいから、富士山を華やかな舞台にして欲しいですよね。
    レディース駅伝なんてのもあったんですから。

    • ヤマダやデンソーも勝てそうです。
      実業団選手も強い選手が多いので、名城大学でも勝つのは大変だと思います。

      廣中璃梨佳選手は7区のほうが強そうです。

      • ヤマダは星野輝麗選手(常磐)、デンソーは酒井美玖選手(北九州市立)&鳥居華選手(神村学園)など即戦力ルーキーが入って戦力UPしてますね。

        • デンソーは若い有力選手が続々と入ってきますね。
          松田杏奈選手も移籍してきて、層が厚くなってます。

    • サッカー(天皇杯)やラグビー(日本選手権)など、他の競技では大学チームと実業団チームが対戦して日本一を決めるなんて事は昔から普通にあるので、駅伝でも実施すれば盛り上がって ご指摘の通り競技の発展やレベルアップにも繋がると思います。

      『駅伝をオリンピック種目に!』と提言している 青学大の原監督みたいな人が陸連のトップになれば実現するかも?(笑)

  • 富士山で女子日本最強決定戦やって欲しいですよね?やはり。
    年末に女子最強決定戦で白熱した後で
    男子の正月決戦に繋げば、陸上長距離としては、最高の流れになると思う。

    都道府県対抗もあるけど、かつてその後で行われてた横浜や北京の国際駅伝が無くなったので、親善色が強く、如何せん勝負論やアピールに欠ける気がします。
    白熱の勝負論を打ち出すためにも実業団vs学生のガチンコが観たいですね。

    高校チームは選抜にして、都王路不出場選手中心に最強チームを編成すればいい。10㎞超なら何とか走れそうです。

    そして、田中希選手のような選手を日本学生選抜に入れて走らせれば夢がある。

    それこそ、その舞台で名城や高校選抜が勝てば強烈極まりないカタルシスが生まれる。一般層を巻き込めると思う。

    青学はが女子チームを作って原監督が率いればひょっとしたらそういった動きもあったりして?

    これはでも本当に実現して欲しいなー。
    日本女子長距離が新次元に達することができる試みだと思いますが、どうでしょうかね?