2021年5月3日に第105回日本陸上競技選手権大会の男子10000mが行われました。
この記事では結果と感想について書いています。
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日本記録:27:18.75
東京オリンピック参加標準記録:27:28.00
1位 28:12.62 名取燎太(コニカミノルタ)
2位 28:15.66 田村友佑(黒崎播磨)
3位 28:17.85 古賀淳紫(安川電機)
4位 28:23.57 藤曲寛人(トヨタ自動車九州)
5位 28:24.84 近藤幸太郎(青山学院大学)
6位 28:28.14 田口雅也(Honda)
7位 28:33.40 今井崇人(旭化成)
8位 28:53.57 千葉直輝(SGH)
9位 29:17.30 小町昌矢(日立物流)
10位 29:18.20 川村悠登(日立物流)
11位 29:21.26 竹内竜真(日立物流)
12位 29:28.44 改木悠真(トヨタ自動車九州)
名取燎太選手が素晴らしいラストスパートでB組のトップでした。
古賀淳紫選手は先頭を走る時間が長く、強い内容でした。
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優勝 27:33.38 伊藤達彦(Honda)東京オリンピック代表内定
2位 27:39.21 田澤廉(駒澤大学)※日本人学生歴代2位
3位 27:41.68 鈴木芽吹(駒澤大学)※日本人学生歴代3位
4位 27:54.45 市田孝(旭化成)
5位 28:01.32 茂木圭次郎(旭化成)
6位 28:01.80 丸山竜也(八千代工業)
7位 28:03.39 井上大仁(三菱重工)
8位 28:04.17 岡本雄大(サンベルクス)
9位 28:04.60 大池達也(トヨタ紡織)
10位 28:05.88 細谷恭平(黒崎播磨)
11位 28:07.90 栃木渡(日立物流)
12位 28:16.43 村山謙太(旭化成)
13位 28:22.50 野中優志(大阪ガス)
14位 28:33.43 牟田祐樹(日立物流)
15位 28:35.38 照井明人(SUBARU)
16位 28:35.82 今井篤弥(トヨタ自動車九州)
17位 28:37.05 荻久保寛也(ヤクルト)
18位 28:37.51 中村信一郎(九電工)
19位 28:41.16 河合代二(トーエネック)
20位 28:57.22 青木祐人(トヨタ自動車)
21位 29:01.53 天野誠也(自衛隊体育学校)
22位 29:02.27 福本真大(九電工)
23位 29:05.04 市村朋樹(東海大学)
24位 29:15.62 井川龍人(早稲田大学)
25位 29:17.44 池田耀平(カネボウ)
26位 29:28.86 菊地駿弥(中国電力)
27位 29:29.08 永戸聖(日立物流)
28位 29:34.55 鈴木祐希(カネボウ)
29位 29:35.06 小椋裕介(ヤクルト)
途中棄権 鎧坂哲哉(旭化成)
28分切りが4人だけだったのは寂しい結果です。
優勝した伊藤達彦選手はずっと余裕を持って良い位置を走っていました。
7000mで3人の勝負になったときに優勝しそうだなと思いました。
余裕度が全然違いました。
残り2周から一気にペースを上げて、圧倒的な強さでの優勝でした。
伊藤選手はすでに東京オリンピックの参加標準記録を突破していたので、東京オリンピックの代表に内定しました。
2位3位には駒澤大学の選手が入ってきました。
田澤廉選手は3位以内に入ってくるかもと思っていましたが、鈴木芽吹選手はここまで走るとは思いませんでした。
多くの27分台ランナーが28分オーバーで終わったことを考えると、かなりの実力になってきていると思います。
田村和希選手の欠場は残念でした。
代表内定の有力候補だったので楽しみにしてた選手でした。
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駒澤ますます史上最強に拍車かかってますね。
巨大な二本柱完成し、脇役も余りあるほどに充実。青学で走ったとしてもエース級はれる選手が脇役にいますからね。
飛び道具無い青学は勝つのはキツそう。鶴川辺りがどう化けるか?
善戦しても序盤区間で駒澤のブレーキ込みで大きく稼がないと勝機がないかも。
やはり、勝てるとしたら、山でジョーカー切れて、往路区間でタイで行けそうな東洋か、それか急成長で山も対応できて、未知数の爆発力ある順大か。
東洋順大の主力が日本選手権を走ってないので(参加資格の関係だと思う)、物差しがわからなく、インカレも最近はガチ度が不明なので、やはり駅伝シーズンにならないと「差」が分からない。
石田宮下三浦伊豫田あたりが走っても27分台は普通にあり得そう。三浦vs田澤鈴木が実現すると学生最強決定戦になりそう。まだ実現してないから見てみたい。
それでも出雲全日本では頭1つ以上は抜けてそう(出雲で東国が留学生2枚切っても駒澤の方が強そう)
箱根で、駒澤の三冠阻止が今シーズンのテーマになるのかな?二冠は固そう。ただ、鈴木を山に回すかは不明な気がするから、もし回らないなら付け入る隙はあるかも?
青山学院大学は復路が強いので、2区を上手く耐えられれば優勝できると思います。
ルーキーが上手く成長できれば、岸本選手のようにルーキーの2区起用もあるのかなと予想しています。
東洋大学と順天堂大学は復路が不安なので、3位争いができるかどうかくらいと見ています。
学生の27分台は今シーズンはあと何人出るんでしょうか。
候補は多数います。
順天堂大学は野村選手も27分台を出せる力があると思います。
あとは吉居大和選手も楽しみな選手です。
東京国際大学はルーキー次第だと思います。
駒澤大学の三冠阻止は箱根駅伝の青山学院大学が1番可能性が高いと思います。
鈴木芽吹選手を五区以外に使うようだと、かなり怪しくなります。
平地を走る選手は揃っていますからね。
青学は、最近は去年の箱根を除いては、ブレーキor大ブレーキしてガクンと大きく順位を落とす区間がハッキリと見えるようになりました。
そして復路も万全では無くなる可能性も。
こういう時は凋落傾向感じます。調整力に翳りが出てきてるのかなと。
2区は岸本選手は無いのかな?原監督は2区には余程万全でないと使わないイメージあるからです。佐藤、鶴川or野村選手が走って飯田選手を8区、岸本選手を7区に回せたら脅威になりそう。そこまで余裕あるかは分かりませんが。
駒澤、順大の復路候補が大幅に走力上げてきてるので、仮に青学が強くてもそれ以上を行かれてしまう可能性も。2校とも未出走者でもタイムを上げてきてる。
駒澤は下りまで万全ときてますからね。勢いついたら、一気に行ってしまいそう。未出走者でも青学の主力クラス。それこそ復路新記録は可能性大だと思う。
順大は今年の往路、復路組が走力上げてるに加えて四釜吉岡牧瀬らの台頭も著しい。予選会経験者もいる。予選会無い今年、試合出ずっぱりで力がまだ未知数。キチンと「仕上げた」時が不気味。
東洋は記録会やロードにあまり出てきてないのが不気味。タイム以上の強さはありそうです。メンバー編成的に昨年以上は見込めるでしょうから。昨年の西山選手のようなことがなければ、個人的に打倒駒澤筆頭と見てます。宮下選手には、今井超えを期待したくありませんか?往路で先頭に立てればその後が面白い。
いずれにせよ4強ですかね?
早稲田は来年辺りピークかな?明治は予選会挟むから不透明。
青山学院大学の復路は万全だと思います。
復路は安定して強いです。
特に6区と8区が強いです。
岸本選手の回復具合は大事になってきます。
2区を走れるまで戻れば強力です。
東洋大学は宮下選手が区間賞を獲れれば往路優勝もありそうです。
箱根駅伝には上手く合わせてくる選手が多いので、3位以内に入る可能性は高いと思います。
次回の箱根駅伝は私の中では青山学院大学と駒澤大学の2強です。
東洋大学と早稲田大学が続く感じです。
観光を兼ねて現地で観戦して来ました。
日中は 常に風が強かったので「今日はタイムは厳しいかも?」と思いましたが、夕方頃からだんだん弱くなって来て、スタート時はほとんど影響は無かったと思います。
日本人上位3選手の争いでは、やはり優勝した伊藤達彦選手が 余裕がありそうな走りで 常に3番手をキープしていたので、ラストのスパート勝負なれば一番有利だと思ってました。
(伊藤選手の地元という事で、ラストスパートの時の会場の盛り上がりは凄かったです)
田澤廉選手は、前に後輩の鈴木芽吹選手 後ろに伊藤選手と言う 何とも微妙なポジションで、もしかしたら3人の中では一番走り難かったかもしれませんが…
その中での期待通りorそれ以上の走りで、まだまだ今後 上積みが感じられる走りだったと思います。
鈴木選手は、3人の中では先頭を走っていて 後ろの状況が分からなかったので、仕掛けるタイミングなど 色々と複雑な迷いも有った?中での この結果は凄いと思いました。
今回は、期待されていた田村和希選手が欠場でしたが、もし出場していたら 出入りの激しいレースになって、全く違う展開になってたかもしれません。
ちなみに…
レースは旭化成の監督&コーチ陣の直ぐ近くで観てましたが、何とも言えないオーラを放ってました。
気になってチラチラ見てたら宗猛さんと目が合ってしまいました(笑)
日中は風が強かったんですね。
レースのときには弱くなって良かったです。
伊藤選手は余裕がありましたね。
素晴らしいラストスパートでした。
鈴木選手は仕掛けとかはあまり考えずに行ける所まで行ってやろうという感じだったと思います。
田村和希選手が出場していれば、後半のペースがもっと上がっていたかもしれません。
そうすれば、伊藤選手の日本記録もあったかもしれません。
旭化成の監督&コーチ陣の近くで観ていたんですね。
それだと気になっちゃいますね(笑)
伊藤選手の「リミットブレイク」と言える走りは長距離に多大な影響を与えていますよね。限界を常に突破してゆくという。
伊藤選手が出来るなら、自分も出来ると言う選手も出てきそうです。ただ、全て出しきるスタイルなので怪我だけには気をつけて欲しいですよね。トラックも良いけどマラソンで3分台に挑戦出来そう。鈴木選手よりも可能性感じる。
折角の静岡開催なのだから、佐藤悠選手にも走ってほしかったですよね?今後走る機会も無いだろうから。正月以降音沙汰無いから気にはなる。
鈴木、小林と男女で長野関係者が席巻しており、長野dayでもありましたね。