2020関東学連記録会10000m結果

2020年11月23日に関東学連記録会の10000mが行われました。

今回の記録会では厚底シューズ禁止でした。

今シーズンはハーフマラソンの大会の中止が多いので、今回の記録会の結果が箱根駅伝のチームエントリーに大きく影響すると思います。

 

この記事では大学別に箱根駅伝チームエントリーに関係していそうな選手の結果と感想について書いています。

 

ライブ配信

実況解説はなし、ラップタイム表示はありませんでしたが、タイマーが常に表示されていました。

2020関東学連記録会10000m結果

青山学院大学

28:32.34 吉田圭太(4)

28:35.28 近藤幸太郎(2)

28:45.92 中村唯翔(2)

28:53.15 岩見秀哉(4)

28:54.66 佐藤一世(1)

29:01.43 神林勇太(4)

29:07.82 大澤佑介(2)

29:17.47 飯田貴之(3)

29:32.13 新号健志(4)

29:36.91 石鍋颯一(3)

29:47.15 鈴木竜太朗(1)

29:51.46 小原響(1)

29:53.45 湯原慶吾(3)

29:55.15 渡辺大地(3)

29:55.77 畦地貴斗(2)

29:56.36 関口雄大(2)

29:58.06 西久保遼(2)

29:58.81 中山大樹(4)

30:01.40 中倉啓敦(2)

30:08.67 横田俊吾(2)

30:34.65 目片将大(2)

31:52.56 山内健登(1)

 

全体的に良くなかった結果だったと思います。

しかし、往路候補の吉田圭太選手・中村唯翔選手・佐藤一世選手は悪くない結果です。

チームエントリーは飯田貴之選手までの上位8名と実績のある湯原慶吾選手は確実に入ってくると思います。

 

竹石尚人選手と脇田幸太朗選手は山上りのレースに出て結果を出しているので、この2人も入ってくるでしょう。

岸本大紀選手は全く試合に出てないので、チームエントリーにも入ってこなさそうです。

 

新号健志選手・西久保遼選手・中倉啓敦選手はハーフマラソンで62分台の記録を持っていますが、今回は残念な結果でした。

全日本大学駅伝を走った山内健登選手は厳しい結果となり、チームエントリーに入れないかもしれません。

 

今回の結果で青山学院大学の優勝予想をする人が減りそうです。

1番人気じゃないかもしれません。

私の優勝予想は現時点でも青山学院大学です。

駒澤大学

28:23.87 鈴木芽吹(1)

28:30.48 花尾恭輔(1)

28:30.64 赤津勇進(1)

28:36.18 山野力(2)

28:45.20 伊東颯汰(4)

28:45.94 石川拓慎(3)

28:53.87 酒井亮太(2)

29:10.51 江口大雅(4)

29:27.55 大西峻平(3)

29:30.30 円健介(2)

29:48.13 皆木晴(2)

29:49.84 新矢連士(3)

 

駒澤大学は今回の記録会で1番良い結果だったと思います。

鈴木芽吹選手・花尾恭輔選手・赤津勇進選手のルーキー3人がスゴすぎました。

3人とも箱根駅伝を走りそうなので楽しみです。

 

今回28分台を出した7人はチームエントリー確実だと思います。

江口大雅選手も入ってきそうです。

5区候補の伊東颯汰選手が好走したのも好材料です。

 

今回の結果で優勝予想をする人が増えそうです。

1番人気もありえます。

日本選手権で田澤廉選手が上位に入ってきそうですからね。

帝京大学

28:20.63 星岳(4)

28:30.17 小野寺悠(4)

28:51.64 鳥飼悠生(4)

28:52.37 中村風馬(3)

29:10.20 橋本尚斗(3)

29:19.57 小野隆一朗(1)

29:53.83 甘崎勝(4)

29:58.09 境勇樹(4)

29:59.24 山田一輝(2)

30:27.51 谷村龍生(4)

 

遠藤大地選手の欠場は気になりますが、主力がきっちりと結果を出しました。

特に星岳選手と小野寺悠選手が素晴らしいです。

星選手はレベルの高い9組でトップでした。

 

ルーキーの小野隆一朗選手も良い内容でした。

全日本大学駅伝は欠場だった中村風馬選手も良いですね。

創価大学

29:12.49 原富慶季(4)

29:40.00 石井大揮(1)

29:40.65 横山魁哉(2)

29:55.48 永井大育(3)

30:03.57 甲斐治輝(2)

30:05.31 石津佳晃(4)

30:13.87 緒方貴典(2)

30:19.45 本田晃士郎(2)

30:36.14 大澤智樹(4)

 

石井大揮選手は6組トップで強い内容でした。

11月14日にルーキー3人が29分20秒前後を出しています。

この4人が全員チームエントリーに入ってくるかもしれません。

 

順天堂大学

29:41.08 小島優作(3)

29:41.11 石井一希(1)

30:24.97 内田征冶(1)

 

エントリーが多かったのに、欠場者が多かったのが気になります。

出場した選手の結果も良くなかったです。

中央大学

29:06.35 園木大斗(1)

30:08.66 加井虎造(4)

31:06.31 井上大輝(3)

31:10.50 倉田健太(3)

 

園木大斗選手は箱根駅伝予選会ではチーム内11位でした。

今回の結果で本戦の10人に選ばれる可能性が高くなったと思います。

 

加井虎造選手は箱根駅伝予選会でチーム内9位で、今回は園木大斗選手と同じ組を走りました。

本戦のメンバー入りのために大事なレースだったと思いますが、残念な結果となりました。

城西大学

28:24.48 砂岡拓磨(3)

29:18.46 宮下璃久(3)

29:41.87 藤井正斗(2)

29:54.20 雲井崚太(4)

29:56.11 山本唯翔(1)

30:15.21 山中秀真(1)

30:18.78 野村颯斗(1)

30:26.77 山本樹(1)

31:42.83 中田侑希(1)

32:10.94 堀越大地(1)

 

砂岡拓磨選手は箱根駅伝予選会では個人13位、全日本大学駅伝では1区2位でした。

今回も好成績で、箱根駅伝に向けて良い流れです。

 

山本樹選手まではチームエントリー確実、山本唯翔選手までは本戦メンバー入り確実だと思います。

神奈川大学

29:01.15 島﨑昇汰(2)

29:04.85 落合葵斗(3)

29:21.45 高橋銀河(1)

29:28.40 佐々木亮輔(1)

29:42.50 安田響(3)

29:50.29 菊池夏規(4)

29:52.97 巻田理空(1)

29:58.32 小林篤貴(1)

30:47.60 國本大生(1)

30:53.51 原塚友貴(4)

 

島﨑昇汰選手と落合葵斗選手は箱根駅伝予選会は走っていませんが、今回の結果でチームエントリーに入ってきそうです。

高橋銀河選手と佐々木亮輔選手は箱根駅伝予選会に続いての好走です。

本戦メンバー入りは確実になったと思います。

 

安田響選手は箱根駅伝予選会ではチーム内12位でしたが、個人133位だったので悪くありません。

チームエントリーには入ってきそうですが、本戦メンバー入りは微妙なラインです。

山梨学院大学

29:11.21 ボニフェス・ムルワ(2)

29:52.49 新本駿(1)

29:54.84 田矢聖弥(4)

30:25.23 篠原楓(2)

30:27.75 小野寺陣(2)

30:41.93 木山達哉(2)

30:43.94 坪井海門(3)

31:01.26 荒井祐人(4)

31:06.22 島津裕太(1)

31:06.97 小西耕生(4)

31:14.87 轟木太郎(4)

31:35.25 北村淳生(1)

31:38.75 岡本歩夢(1)

 

ボニフェス・ムルワ選手は良くなかったので、箱根駅伝はポール・オニエゴ選手が走る可能性が高くなりました。

新本駿選手は本戦メンバーに入ると思いますが、もう少しタイムを出しておきたかったです。

 

田矢聖弥選手は箱根駅伝予選会を走らず、篠原楓選手と小野寺陣選手は箱根駅伝予選会のエントリーには入っていましたが、当日のメンバーには選ばれませんでした。

チームエントリーに入ってくるかは微妙なところです。

 

坪井海門選手は今回は良くなかったですが、箱根駅伝予選会でチーム内6位だったので、チームエントリーには入ってくると思います。

拓殖大学

30:12.23 佐藤広夢(3)

30:12.37 兒玉陸斗(3)

30:25.01 石川佳樹(4)

30:38.95 佐々木虎太郎(2)

30:44.36 山下友陽(3)

30:44.38 竹蓋草太(3)

31:04.85 青柳拓郎(4)

31:06.06 奥村聡介(1)

31:09.55 秋吉星弥(1)

31:11.71 澤田大輝(3)

31:14.99 加藤優陽(4)

31:28.60 根岸賢(1)

 

箱根駅伝予選会を走った兒玉陸斗選手・佐々木虎太郎選手・竹蓋草太選手は今回は良くなかったですが、チームエントリーには入ってくるでしょう。

前回5区11位の石川佳樹選手は今回も5区を走りそうです。

箱根駅伝予選会にエントリーしていなかった佐藤広夢選手もチームエントリーに入りそうです。

その他のチームの上位選手まとめ

27:30.09 ワンジク・チャールズ・カマウ(1)武蔵野学院大学

28:37.99 樋口翔太(2)日本大学

29:01.64 竹井祐貴(3)亜細亜大学

29:24.93 並木寧音(1)東京農業大学

29:28.75 高橋光晃(1)東京農業大学

29:29.53 渡辺一輝(3)上武大学

29:45.56 千葉廉也(2)明治学院大学

29:53:54 長谷部慎(1)東京農業大学

29:53.70 高槻芳照(1)東京農業大学

29:53.75 原田宗市(3)武蔵野学院大学

 

ワンジク・チャールズ・カマウ選手が日本学生記録歴代2位でした。

1位の記録はメクボ・ジョブ・モグス選手の27分27秒64です。

ワンジク選手は1年生で、今回は周回遅れが多かったので、記録更新の可能性が高いと思います。

ニューイヤー駅伝に出場しても区間上位で走れそうです。

 

樋口翔太選手は箱根駅伝予選会では良くなかったんですが、調子を上げてきました。

竹井祐貴選手と並木寧音選手は箱根駅伝予選会では100位以内に入っていました。

 

箱根駅伝2021順位予想