2018年12月23日に全国高校駅伝が行われました。
この記事では女子と男子の総合順位・総合タイム・区間賞をまとめています。
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第30回女子高校駅伝2018結果速報
総合順位
優勝 1:07:25 神村学園(鹿児島)
2位 1:07:51 長野東(長野)
3位 1:07:51 仙台育英(宮城)
4位 1:08:04 大分東明(大分)
5位 1:08:15 須磨学園(兵庫)
6位 1:08:16 豊川(愛知)
7位 1:08:20 立命館宇治(京都)
8位 1:08:32 興譲館(岡山)
9位 1:08:34 成田(千葉)
10位 1:09:03 北九州市立(北九州地区)
11位 1:09:09 大阪薫英女学院(大阪)
12位 1:09:12 倉敷(中国地区)
13位 1:09:16 常磐(群馬)
14位 1:09:26 樟南(南九州地区)
15位 1:09:33 筑紫女学園(福岡)
16位 1:09:36 富山商(富山)
17位 1:09:52 世羅(広島)
18位 1:10:08 山梨学院(山梨)
19位 1:10:20 錦城学園(南関東地区)
20位 1:10:21 光ヶ丘女子(東海地区)
21位 1:10:22 昌平(北関東地区)
22位 1:10:42 白鵬女子(神奈川)
23位 1:10:43 順天(東京)
24位 1:10:46 山形城北(山形)
25位 1:10:56 宮崎日大(宮崎)
26位 1:10:56 長崎商業(長崎)
27位 1:11:11 白鴎大足利(栃木)
28位 1:11:25 比叡山(滋賀)
29位 1:11:34 西京(山口)
30位 1:11:39 島田(静岡)
31位 1:11:53 京都光華(近畿地区)
32位 1:11:57 埼玉栄(埼玉)
33位 1:12:07 千原台(熊本)
34位 1:12:12 茨城キリスト(茨城)
35位 1:12:30 旭川龍谷(北海道)
36位 1:12:32 学法石川(福島)
37位 1:12:33 遊学館(石川)
38位 1:12:37 青森山田(青森)
39位 1:13:03 八幡浜(愛媛)
40位 1:13:04 東海大山形(東北地区)
41位 1:13:05 新潟第一(北信越地区)
42位 1:13:19 新潟産業大付(新潟)
43位 1:13:33 佐賀清和(佐賀)
44位 1:13:34 盛岡誠桜(岩手)
45位 1:13:37 大曲(秋田)
46位 1:13:46 津商(三重)
47位 1:13:46 札幌日大(北海道地区)
48位 1:13:55 山田(高知)
49位 1:14:06 智弁学園奈良カレッジ(奈良)
50位 1:14:26 大垣日大(岐阜)
51位 1:14:27 鳴門(徳島)
52位 1:14:36 高松工芸(香川)
53位 1:14:38 四学香川西(四国地区)
54位 1:14:38 和歌山北(和歌山)
55位 1:14:55 八頭(鳥取)
56位 1:15:42 平田(島根)
57位 1:15:50 美方(福井)
58位 1:16:19 名護(沖縄)
区間賞
1区 廣中璃梨佳(長崎商業)
2区 ムワンギ・レベッカ(興譲館)
3区 青木彩帆(大阪薫英女学院)
4区 小原 茉莉(長野東)
5区 カマウ・タビタ(神村学園)
全体の感想
1区は初めの1kmは抑えて入っていました。
廣中璃梨佳選手がペースを上げていき、歴代2位の記録で走りました。
2位との差が31秒だったので、圧倒的な強さでした。
予想通り、仙台育英が先行して、長野東と須磨学園が追う展開になりました。
予想外だったのは神村学園の2~4区が強かったことです。
アンカーに渡るときには1分以上の差がつくと思いましたが、31秒差でカマウ・タビタ選手がスタートしました。
タビタ選手は区間賞の素晴らしい走りで神村学園は初優勝しました。
2位争いは最後、長野東の小林成美選手が仙台育英の武田千捺選手を抜いて2位になりました。
長野東と仙台育英はほとんど想定通りだったと思いますが、神村学園が強すぎました。
須磨学園は2、3区でもう少し差を詰めたかったです。
優勝タイムは前回より遅かったですが、下位チームのタイムは前回より速かったです。
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第69回男子高校駅伝2018結果速報
総合順位
優勝 2:02:09 倉敷(岡山)
2位 2:02:23 世羅(広島)
3位 2:02:52 学法石川(福島)
4位 2:03:54 九州学院(熊本)
5位 2:03:54 佐久長聖(長野)
6位 2:03:59 埼玉栄(埼玉)
7位 2:04:19 八千代松陰(千葉)
8位 2:05:19 豊川(愛知)
9位 2:05:38 洛南(京都)
10位 2:05:52 鳥栖工(佐賀)
11位 2:06:31 仙台育英(宮城)
12位 2:06:32 宮崎日大(宮崎)
13位 2:06:36 西脇工業(兵庫)
14位 2:06:40 水城(茨城)
15位 2:06:46 大分東明(大分)
16位 2:07:38 鎌倉学園(神奈川)
17位 2:07:43 遊学館(石川)
18位 2:07:58 松山商(愛媛)
19位 2:08:20 韮山(静岡)
20位 2:08:28 一関学院(岩手)
21位 2:08:39 北海道栄(北海道)
22位 2:08:41 伊賀白鳳(三重)
23位 2:08:46 松浦(長崎)
24位 2:08:50 開志国際(新潟)
25位 2:08:55 鹿児島城西(鹿児島)
26位 2:09:02 西京(山口)
27位 2:09:04 田辺工業(和歌山)
28位 2:09:04 秋田工業(秋田)
29位 2:09:04 青森山田(青森)
30位 2:09:14 駒澤大学(東京)
31位 2:09:22 大牟田(福岡)
32位 2:09:46 滋賀学園(滋賀)
33位 2:10:11 智弁学園奈良カレッジ(奈良)
34位 2:10:13 中京学院中京(岐阜)
35位 2:10:43 関西創価(大阪)
36位 2:10:44 美方(福井)
37位 2:10:51 高岡向陵(富山)
38位 2:11:00 山梨学院(山梨)
39位 2:11:13 樹徳(群馬)
40位 2:11:34 東海大山形(山形)
41位 2:11:50 那須拓陽(栃木)
42位 2:12:11 出雲工(島根)
43位 2:12:55 つるぎ(徳島)
44位 2:13:45 鳥取城北(鳥取)
45位 2:14:06 コザ(沖縄)
46位 2:14:24 高知農(高知)
47位 2:15:33 小豆島中央(香川)
区間賞
1区 白鳥哲汰(埼玉栄)
2区 小指卓也(学法石川)
3区 フィレモン・キプラガット(倉敷)
4区 ジョン・ムワニキ(世羅)
5区 大塚稜介(学法石川)
6区 宮内斗輝(佐久長聖)
7区 井田春(倉敷)
今村真路(九州学院)
全体の感想
倉敷の圧勝かと思いましたが、世羅と学法石川が予想以上に速く、最後まで接戦でした。
倉敷は全員安定した強さで、キプラガット選手も蛇行したり時計の確認が多かったりしましたが速かったです。
世羅はムワニキ選手がどのくらいのタイムで走るのか全く予想できませんでしたが、区間記録タイの好走でした。
日本人選手も強かったので、最後まで優勝争いに絡んでいました。
学法石川は駅伝ではトラックのような実績を残すことができない年が続いていましたが、今年は上手く対応していました。
九州学院は3区入田優希選手の調子が良くなかったんでしょう。
3区予定の井川龍人選手が1区を走りましたが、区間4位に終わってしまいました。
前半ずっと引っ張っていましたからね。
佐久長聖は4区で大きく遅れてしまいました。
濱野将基選手の欠場が痛かったです。
男子の上位は前回より少し速く、入賞以降のチームは前回と同じくらいのタイムでした。
今後の注目駅伝の紹介
2018年12月30日:富士山女子駅伝
2019年1月1日:ニューイヤー駅伝
2019年1月2日・3日:箱根駅伝
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女子優勝の神村学園は、トップから想定以上の31秒差でアンカーのカマウ・タビタ選手に渡したのが最大勝因でしたが…
結局 その状況を作った他の選手が想定以上に頑張ったと思います。
特に2区〜4区は全員1年生でしたが有力校に離されずよく粘ったのが大きかったです。
2位の長野東は、2区・萩谷楓選手の調子がイマイチだったみたいで…
髪をバッサリ切って かなり気合いが入ってましが…どうやら数日前に足を痛めて3日間走れなかったそうです。
ただ終盤はよく追い上げての2位はよく頑張ったと思います。
3位の仙台育英は、ベストオーダーではない割には頑張ったと思います。
もしベストオーダーだったら、たぶん神村学園よりは上回っていたと思います。
注目の1区・廣中璃梨佳選手は、スタートから飛び出さず2㎞付近からペースUPしていきましたが、終盤は余裕があったので もしスタートから飛び出していたら、区間記録だったかもしれません。
やはり初出場という事で、新谷仁美さんとは経験値の差が出たと思います。
萩谷楓選手は日本人3位だったので、そんなに悪くないと思っていましたが、足を痛めていたんですね。
仙台育英は3区武田千捺、4区清水萌、5区小海遥という予定だったようです。
これだと30秒くらい速そうです。
2区 萩谷選手と神村学園の中須瑠菜選手のタイムは2秒萩谷選手が速かったですが、3千mのタイム比較では20秒以上萩谷選手の方が速いので、本来ならここで約30秒は離したかったと思いますが…
逆に言えば、ここで中須選手が頑張ったのが、神村学園としては 結果的に大きかったと思います。
仙台育英は、アンカー予定選手の欠場は痛過ぎますね。
男子も1区で想定外の大ブレーキで…
今回は運も無かったのかもしれません。
男子優勝の倉敷は、タイムが2H02分09秒の好タイムという事で…このタイムだと学法石川や佐久長聖など日本人選手Onlyのチームだとベストオーダーで完璧なレースをしても かなり厳しいと思います。
学法石川は、練習方法をガラッと変えたとか言ってましたが…それが良かったのか?やっと結果が出たので来年以降も楽しみです。
佐久長聖は、3区・服部凱杏選手がペース配分を間違えた?のと、やはり濱野将基選手の穴が大き過ぎました。
今回走った1、2年生はかなり悔しい思いをしてると思うのでリベンジに期待したいです。
前回強かった佐久長聖でも2時間2分台後半でした。
日本人オンリーだと2時間2分台前半は難しそうです。
学法石川は急に強くなってビックリしました。
次回も結果を出せるのか注目です。
注目の倉敷・キプラガット選手は、入りが速すぎるとか色々言われて心配されてましたが…
そんなの全く関係なしの走りには驚きました。このままニューイヤー駅伝に出ても違和感は無いと思いますが…(笑)
佐久長聖の服部選手は、たぶんキプラガット選手のペースに惑わされた結果、本来の走りが出来なかったと思います。
キプラガット選手は速かったですが、危なっかしくて前回使わなかった理由がよく分かりました。
佐久長聖の服部選手は走る前のインタビューで「留学生は関係ない」と言ってましたが、実際にキプラガット選手のスゴイ走りを見たら惑わされてしまったんでしょうか。
仙台育英を応援してたんですが残念な結果になりました。
女子が頑張ったと思いますが男子…追い上げは素晴らしいけど1区が井戸過ぎる。
二番目に応援してた学法石川はすごかったですね。これは都道府県駅伝での初優勝も期待できそう。
仙台育英は今回は残念でした。
学法石川は強かったので、都道府県対抗駅伝も期待できます。
社会人枠には明治大学の阿部弘輝選手と東洋大学の相澤晃選手が出場予定なので、総合力の高いチームです。