2017年6月23日に日本選手権陸上の10000mが行われました。
今年は気温が高く26℃くらいでした。
この記事では女子と男子の10000mの結果速報をまとめています。
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女子10000m
タイム | 選手名 | 所属 | |
1 | 31:39.41 | 松田 瑞生 | ダイハツ |
2 | 31:41.65 | 鈴木 亜由子 | JP日本郵政G |
3 | 31:48.81 | 上原 美幸 | 第一生命グループ |
4 | 31:55.48 | 一山 麻緒 | ワコール |
5 | 31:59.80 | 堀 優花 | パナソニック |
6 | 32:23.83 | 関根 花観 | JP日本郵政G |
7 | 32:35.33 | 井上 藍 | ノーリツ |
8 | 32:36.97 | 棟久 由貴 | 東京農業大 |
9 | 32:43.57 | 高島 由香 | 資生堂 |
10 | 32:44.23 | 宮田 佳菜代 | ユタカ技研 |
11 | 32:44.85 | 細田 あい | 日本体育大 |
12 | 33:11.01 | 石井 寿美 | ヤマダ電機 |
13 | 33:11.76 | 谷本 観月 | 天満屋 |
14 | 33:30.74 | 石澤 ゆかり | エディオン |
15 | 33:34.56 | 岩出 玲亜 | ドーム |
16 | 33:34.58 | 中村 萌乃 | ユニバーサル |
17 | 33:37.50 | 竹地 志帆 | ヤマダ電機 |
18 | 33:39.09 | 川上 わかば | TOTO |
19 | 33:55.76 | 西原 加純 | ヤマダ電機 |
20 | 34:00.74 | 加藤 岬 | 九電工 |
21 | 34:17.06 | 宮崎 悠香 | 九電工 |
22 | 34:44.97 | 清水 美穂 | ホクレン |
23 | 35:27.92 | 菊池 理沙 | 日立製作所 |
欠場 | 菊地 優子 | ホクレン | |
欠場 | 宇都宮 亜依 | 宮崎銀行 |
【#日本選手権】
女子10000m 優勝
松田瑞生(ダイハツ)31:39.41
「すごく嬉しい。フィニッシュしたときには、“まさかのまさか、私が優勝!!!”という気持ちでした」https://t.co/CsRegvwS1H#陸上 #ナンバーワンしかいらない pic.twitter.com/a6tnpQe3kI— JAAF(日本陸上競技連盟) (@jaaf_official) 2017年6月23日
途中から鈴木亜由子が速いペースで引っ張ったんですが、最後まで松田瑞生選手に後ろに付かれて、ラスト100mで松田選手が前に出て優勝しました。
松田瑞生選手が自己ベストを20秒くらい更新しました。そして、ロンドン世界陸上の代表が内定しました。暑さ適性もかなりありそうなので、期待できそうです。
鈴木亜由子選手は残念でした。早めに引き離したかったんですが、松田選手が強かったです。ロンドン世界陸上の代表には選ばれると思います。
上原美幸選手はリオオリンピック以降、全然良い走りが出来ていなかったんですが、上手く仕上げてきたみたいですね。暑いのが好きなんでしょうか?上原選手もロンドン世界陸上の代表に選ばれると思います。
高島由香選手は調子を落としてしまいましたか。暑さに弱いわけではないと思います。毎回崩れずに上位に入ってくる選手なので、これだけ成績が悪いのは珍しいです。
前回2位だった関根花観選手は今回は6位に終わりました。1年前はすばらしい成長をしていたんですが、最近は良い走りができていませんね。
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男子10000m
タイム | 選手名 | 所属 | |
1 | 28:35.47 | 大迫 傑 | Nike ORPJT |
2 | 28:37.34 | 上野 裕一郎 | DeNA |
3 | 28:39.00 | 市田 孝 | 旭化成 |
4 | 28:45.16 | 佐藤 悠基 | 日清食品グループ |
5 | 28:45.28 | 横手 健 | 富士通 |
6 | 28:46.25 | 大石 港与 | トヨタ自動車 |
7 | 28:47.96 | 鎧坂 哲哉 | 旭化成 |
8 | 28:49.96 | 浅岡 満憲 | 日立物流 |
9 | 28:50.60 | 大六野 秀畝 | 旭化成 |
10 | 28:54.91 | 服部 勇馬 | トヨタ自動車 |
11 | 28:57.53 | 早川 翼 | トヨタ自動車 |
12 | 28:58.02 | 猪浦 舜 | 八千代工業 |
13 | 29:01.50 | 小椋 裕介 | ヤクルト |
14 | 29:01.59 | 一色 恭志 | GMO |
15 | 29:03.63 | 設楽 悠太 | Honda |
16 | 29:06.23 | 青木 優 | カネボウ |
17 | 29:11.56 | 茂木 圭次郎 | 旭化成 |
18 | 29:24.04 | 村山 謙太 | 旭化成 |
19 | 29:29.72 | 鬼塚 翔太 | 東海大 |
20 | 29:36.05 | 神野 大地 | コニカミノルタ |
21 | 29:43.25 | 寺内 將人 | 愛知製鋼 |
22 | 30:13.33 | 佐藤 達也 | 警視庁 |
23 | 30:27.47 | 松本 稜 | トヨタ自動車 |
24 | 30:41.34 | 星 創太 | 富士通 |
【#日本選手権】
男子10000m優勝
大迫傑(Nike ORPJT)28:35.47
「今日は勝つことが目標だった。それが実行できたので充実感がある。どんなレース展開であっても、しっかりラストまで(走ろう)と思っていた」#陸上 #ナンバーワンしかいらない pic.twitter.com/foEE3eRIPv— JAAF(日本陸上競技連盟) (@jaaf_official) 2017年6月23日
スローペースからラスト勝負になり、大迫傑選手の優勝となりました。村山紘太選手が欠場していたので、大迫選手にとっては勝ちやすいレースだったと思います。紘太選手はラストが強いですからね。出場していたら全然違う展開になっていたかもしれません。
大迫選手は優勝したんですが、参加標準記録を突破していないので、まだロンドン世界陸上への出場権利はありません。しかし、記録会で突破すれば代表になることができます。走るのは多分ホクレン・ディスタンスチャレンジだと思います。
2位の上野裕一郎選手はスローペースが良かったんだと思います。5000mが強い選手なので、上野選手の強さが活かせる展開でした。
3位の市田孝選手は安定して上位に入ってくる選手です。
鎧坂哲哉選手はGGNでは良かったんですが、今回は少し届きませんでした。
設楽悠太選手や村山謙太選手は成績が良くなかったです。
ただ1人大学生で参加していた鬼塚翔太選手は社会人相手に完敗でした。スローペースで鬼塚選手にとっては良い展開だったんですが、ラスト勝負になる前に遅れてしまいました。
ロンドン世界陸上の代表に関しては、1人だけ参加標準記録を突破している村山紘太選手がほぼ確定で、あとは大迫傑選手が突破するかどうかで決まります。
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上原さんがよかつたです。後は悪い予想が当たりました。
上原選手は一山選手を抜けたのがすばらしかったです。
左腕の振りが大きい選手は全部伸びません。関根清水加藤その他。これで実証されました。ハードルをうんと飛んで肩の力を抜くコツを覚えるのです。
左腕の振りの大きい選手は伸びません。加藤さん関根さん清水さんその他。ハードルを跳んで肩の力を抜くコツを覚えるのです。
男子は、やはり村山絋太選手や村澤明伸選手が出ていたら、そこに鎧坂選手や設楽悠太選手などが絡んでもっと出入りの激しい 面白いレース展開になっていたと思います。
そんな訳で、勝った大迫傑選手にはあまり収穫が無かったレースだった気がしますが、今の大迫選手は日本人選手の中では頭一つ抜けていると思うので、これからは勝負はもちろん もっとタイムを意識した自分自身との戦いが大事だと思います。
村山紘太選手の欠場は本当に残念でした。
設楽悠太選手はマラソンの方で頑張って欲しいです。
大迫傑選手は何とか参加標準記録を突破して欲しいです。