2016年11月27日に

第36回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会が行われました。

 

クイーンズ駅伝と呼ばれている大会です。

 

この記事ではクイーンズ駅伝の

順位と区間賞の結果速報と

感想について書いています。

 

クイーンズ駅伝2016の結果速報

予想記事はこちら

クイーンズ駅伝2016予想と出場チーム一覧!優勝候補と注目選手は?

 

※シードは8位まで

 

1位(2:15:08)JP日本郵政グループ

2位(2:15:21)第一生命

3位(2:16:08)ヤマダ電機

4位(2:16:38)九電工

5位(2:16:44)ワコール

6位(2:16:50)天満屋

7位(2:16:52)資生堂

8位(2:17:16)ユニバーサルエンターテインメント


9位(2:17:18)ホクレン

10位(2:17:36)積水化学

11位(2:18:00)デンソー

12位(2:18:30)しまむら

13位(2:18:31)パナソニック

14位(2:19:07)日立

15位(2:19:20)ノーリツ

16位(2:19:26)ダイハツ

17位(2:19:39)十八銀行

18位(2:19:42)TOTO

19位(2:20:33)三井住友海上

20位(2:22:34)京セラ

21位(2:29:27)ユタカ技研

失格:豊田自動織機

 

区間賞

1区:一山麻緒(ワコール)

2区:木村友香(ユニバーサル)

3区:高島由香(資生堂)

4区:シュル・ブロ(TOTO)

5区:鍋島莉奈(JP日本郵政)

6区:西原加純(ヤマダ電機)

 

クイーンズ駅伝2016の区間ごとの感想

1区

スタートしてすぐに注目していた

ユタカ技研の高野智声選手が

足を痛めた感じで遅れていきました。

 

残りの距離が長かったので、

途中棄権にしてあげたほうが

良かったと思います。

 

高野選手は将来有望な選手ですからね。

 

そして、入賞確実レベルの

デンソーが大きく出遅れてしまいました。

 

最後にタスキ渡しをする時に

豊田自動織機が失格となりました。

 

失格の理由はゾーンオーバーだと思います。

 

危ない位置だなぁと思っていたんですが、

残念ながら失格となりました。

 

豊田自動織機は優勝候補だったので、

テンションがかなり下がりました。

2区

2区はだいたい予想通りでした。

 

鈴木亜由子選手の調子は

まだまだといった感じでした。

3区

クイーンズ駅伝の3区は

高島由香選手が圧倒的に強いです。

 

実力+経験値で

区間賞予想にしていましたが、

圧倒的な強さでした。

 

鷲見梓沙選手はやっぱり

まだ全然戻ってないですね。

 

岩出玲亜選手も悪かったです。

 

関根花観選手と上原美幸選手は

上手く立て直してきて二人とも好成績でした。

4区

思ったより外国人選手と

日本人選手の差が付きませんでした。

 

区間6位でワンジュグ選手と

湯田向日葵選手が並んでますからね。

5区

今大会、良い意味で

1番予想を裏切られたのが、

鍋島莉奈選手です。

 

注目選手に挙げていたんですが、

区間賞候補ではなく、

復活の過程を見守りたい

という気持ちでした。

 

ずっと故障でいい走りが

出来ていなかったんですが、

ついに完全復活ですね。

 

これは色々と楽しみになってきましたよ。

 

区間2位は筒井咲帆選手、

区間3位は田中智美選手と

力のある選手が好走しています。

 

和久夢来選手は予想通り

調子が悪かったですね。

 

あと予想外だったのが

ワコールの小指有未選手です。

 

区間7位の好走で、

シード権獲得に貢献しました。

6区

6区がスタートした時点で

ほぼJP日本郵政の優勝だろうな

と思っていました。

 

他の注目点はユニバーサルが

入賞できるのか?ということです。

 

中村萌乃選手は力があるので、

ギリギリ届くか微妙なところでした。

 

テレビで全然映らないので、

ダメなのかと思っていましたが、

最後に逆転しました。

 

ホクレンは3年連続9位ですか。

 

今回は豊田自動織機が失格で、

デンソーが出遅れたので、

チャンスだったんですが残念でした。

 

プリンセス駅伝2017の予想は

1位:豊田自動織機

2位:デンソー

でほぼ確定ですね。

 

クイーンズ駅伝2016チームごとの感想

JP日本郵政グループ

鈴木亜由子選手が本調子じゃないのに、

まさかの優勝でした。

 

4区と5区が予想以上に速かったです。

第一生命

上原美幸選手は東日本女子駅伝では

良くなかったんですが、

上手く立て直してきました。

 

4区を走った湯田向日葵選手は

日本人トップのすばらしい成績でした。

 

全員区間7位以内で安定していました。

ヤマダ電機

3区までの選手が予想より

少しずつ悪かったです。

 

しかし、西原加純選手の

調子が戻ったのは好材料です。

九電工

前半型のオーダーで

上手く貯金を使ったレースでした。

 

ほぼ予想通りの成績でした。

ワコール

1区と3区だけのチームかと

思っていましたが、

意外と他の選手が頑張りました。

 

特に5区を走った小指有未選手は

区間7位とすばらしい成績でした。

天満屋

重友梨佐選手の調子が不安でしたが、

区間5位とまずまずの結果でした。

 

小原怜選手は3区で区間6位だったので、

マラソンの方も期待できそうです。

資生堂

1区と3区だけのチームだと

思っていましたが、

他の選手が予想以上に速かったです。

 

高島選手の加入が大きかったです。

ユニバーサル

鷲見梓沙選手が出場しましたが、

区間13位に終わりました。

 

鍋島莉奈選手のように

完全復活を期待しています。

ホクレン

3年連続同じ選手が走って

シード権の1つ下の順位って

かなり珍しいです。

 

来年は1回アンカーを

変えたほうがいいんじゃないでしょうか。

 

来年もアンカーだと気負いすぎて

いい走りが出来ないと思います。

積水化学

結果的に尾西美咲選手の

欠場が響きました。

 

清水裕子選手は区間17位で

悔しいラストランとなりました。

デンソー

1区で1分近く遅れたのが

最後まで響きました。

 

来年はプリンセス駅伝からの

リベンジを期待しています。

しまむら

1区で出遅れてそのまま

最後までいってしまった感じです。

パナソニック

2区で堀優花選手が

区間2位と好走しています。

 

逆に6区の中村仁美選手は

区間20位と良くなかったです。

日立

ほぼ予想通りの結果でした。

 

入賞するにはまだ全体的に

力が足りない感じです。

ノーリツ

1区の井上藍選手が区間15位、

3区の岩出玲亜選手が区間19位と

力のある2人の成績が良くなかったです。

ダイハツ

木崎良子選手が1区だったので

調子が良くなったかと思いましたが、

区間20位とまだまだのようです。

十八銀行

プリンセス駅伝ではギリギリで

通過だったので順位を上げました。

 

前川晴菜選手は1区で見たかったです。

TOTO

プリンセス駅伝では優勝したんですが、

3区までの成績が悪すぎました。

 

一気に調子が落ちてしまいました。

三井住友海上

岡本春美選手が2区で

区間2位に入っています。

 

ただ、残りの選手は区間下位でした。

京セラ

プリンセス駅伝では良かったんですが、

今回は全員区間15位以下でした。

 

でも、来年が楽しみなチームです。

ユタカ技研

高野智声選手の状態が心配です。

 

早めに途中棄権という判断が

妥当だったと思います。

 

※追記

高野智声選手が岩谷産業に移籍しました。

岩谷産業への移籍記事はこちら

豊田自動織機

失格じゃなかったら

もっと面白いレースに

なっていたと思います。

 

結局、何が原因だったんでしょうか?

 

いつも思うんですが、

タスキ渡しミスは見ていてツライです。

 

福田選手なら上位で

来る可能性が高いのですが、

何があったんでしょう?

 

来年はプリンセス駅伝からの

リベンジを期待しています。

 

 

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