2015年11月1日に

第47回全日本大学駅伝が行われました。

 

レース内容はどうだったのか?

優勝はどの大学か?

区間賞は誰が取ったのか?

シード権を獲得したのはどの大学か?

 

全日本大学駅伝の結果と感想を書いていきます。

 

 

全日本大学駅伝2015の結果と区間賞

第47回全日本大学駅伝の結果

※シード権は6位まで

 

優勝 東洋大学

2位 青山学院大学

3位 駒澤大学

4位 早稲田大学

5位 東海大学

6位 明治大学


 

7位 山梨学院大学

8位 順天堂大学

9位 中央学院大学

10位 日本大学

11位 京都産業大学

12位 日本体育大学

13位 神奈川大学

14位 帝京大学

15位 國學院大學

16位 関西学院大学

17位 立命館大学

18位 大東文化大学

19位 関西大学

20位 岐阜経済大学

21位 第一工業大学

22位 広島経済大学

23位 信州大学

24位 東北大学

25位 札幌学院大学

 

区間賞

1区 服部勇馬(東洋大学4年)

2区 服部弾馬(東洋大学3年)

3区 口町亮(東洋大学3年)

4区 久保田和真(青山学院大学4年)

5区 下田裕太(青山学院大学2年)

6区 馬場翔大(駒澤大学4年)

7区 堀龍彦(東洋大学2年)

8区 ニャイロ(山梨学院大学1年)

 

全日本大学駅伝2015のレース内容

1区

1区はエース級を投入する大学が多かったです。

 

前半はスローペースで入りました。

 

優勝を狙うためには

駒澤大学と東洋大学は

青山学院大学を離さないといけません。

 

駒澤大学の中谷選手は

スパートしましたが、余力がなく

8秒差の4位でした。

 

区間賞は東洋大学の服部勇馬選手。

青山学院大学の一色選手と

早稲田大学の中村選手がほぼ同タイムでした。

 

私が注目選手の1人に挙げていた

明治大学の1年坂口選手は

トップと16秒差の7位という好走でした。

 

1区はエース級がそろっていたので、

箱根駅伝も坂口選手に注目です。

 

1区で出遅れてしまったのは

トップと1分19秒差の20位となった山梨学院大学です。

 

2区

2区は東洋大学の服部弾馬選手が

兄から受けたトップのタスキを

2位の駒澤大学と26秒差に広げて渡しました。

 

青山学院大学の小椋選手は

途中でペースを落としましたが

粘ってトップとは35秒差の3位でした。

 

2区で注目したいのは

順天堂大学1年の塩尻選手です。

区間4位の好走でした。

 

3区

3区は東洋大学の口町選手が

出雲駅伝に続いての区間賞を取りました。

 

連続区間賞はすばらしいのですが、

箱根駅伝の距離だとどうなんでしょうか?

箱根駅伝は4区を走りそうです。

 

青山学院大学の田村選手は

口町選手と1秒差の区間2位で

トップと36秒差の2位で渡しました。

 

3区で注目したいのは

東海大学の1年湊谷選手です。

区間3位の好走でした。

 

4区

4区は青山学院大学の久保田選手が

区間賞の走りで

トップ東洋大学との差を8秒まで詰めました。

 

5区

5区は青山学院大学が

中盤で東洋大学に追いついてから

ずっと並走を続けて

ほぼ同時にタスキを渡しました。

 

6区

6区は青山学院大学と東洋大学が

最後まで並走を続けて

ラストで東洋大学が抜けだして、

青山学院大学に10秒差をつけました。

 

7区

7区は青山学院大学が追いつくも、

東洋大学が離すという展開。

 

東洋大学はトップでタスキを渡し、

2位の青山学院大学に27秒差をつけました。

 

シード権争いはおもしろくなりました。

東洋大学

青山学院大学

早稲田大学

駒澤大学

まではほぼシード権確実です。

 

5位は東海大学

1秒差で明治大学

明治大学から21秒差で順天堂大学となりました。

 

アンカーニャイロの山梨学院大学は

6位の明治大学から2分59秒差の9位、

キトニーが走る日本大学は

6位の明治大学から3分23秒差の10位でした。

 

シードにギリギリ届くかどうかの差ですね。

 

8区

8区は青山学院大学の神野大地選手が

東洋大学の上村選手を追いかける

と思っていたんですが、

神野選手のペースが上がりません。

 

結局、逆に差を広げられて

東洋大学は全日本大学駅伝初優勝となりました。

 

東洋大学はここ最近は強くて

優勝候補筆頭になったこともありましたが、

全日本だけは優勝できませんでした。

 

優勝インタビューでは

東洋大学の酒井監督に涙が見られました。

 

戦力も十分に整っていたのに

どうしても勝てなかった全日本で

やっと優勝することができました。

 

シード権争いは最後まで激しくて、

6位の明治大学と

7位の山梨学院大学の差は5秒でした。

 

 

全日本大学駅伝2015の感想と総評

第47回全日本大学駅伝の

感想と総評ですが、

やっぱり1区は重要だということです。

 

1区で好スタートを切った

東洋大学と早稲田大学は

予想以上の好順位となり、

出遅れた山梨学院大学は

シードを逃しました。

 

ちなみに私の予想はこちらでした。

全日本大学駅伝2015順位予想!優勝候補と注目選手は?

 

東洋大学の勝因は4区以降の走りですね。

青山学院大学には

力では劣っていたと思いますが、

3区までのいい流れを上手く利用できました。

 

特にラストの走りがすばらしかったです。

 

青山学院大学は小椋選手と神野選手が

少し不本意な走りとなりました。

 

神野選手は100%戻っている

という話でしたが心配ですね。

箱根駅伝では強い神野大地を見せて欲しいです。

 

山梨学院大学は1区の出遅れが痛かったです。

2区にはエース級の佐藤選手が走りましたが、

区間12位と実力を考えれば

残念な走りとなりました。

 

明治大学は横手選手が

欠場にもかかわらず、

シード権を獲得することができました。

 

1区の1年生坂口選手が

トップと16秒差の7位と好走し、

2区の木村選手も区間3位の好走で、

序盤でいい流れを作りました。

 

順天堂大学は2区で区間4位の

塩尻選手の活躍が大きくて、

シード権も十分に狙えるレースでした。

 

5区の山登りさえ何とかなれば、

箱根駅伝のシード権は取れそうです。

 

帝京大学は私の予想より下の順位でした。

箱根駅伝の予選会では

すばらしい走りだったので、

ちょっと評価を高くしすぎたかもしれません。

 

まとめ

予想以上に優勝争いが激しくて

おもしろいレースになりました。

 

シード権争いも最後の最後まで

わからない熱い展開でした。

 

 

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