2019年5月19日に日本選手権の10000mが行われました。
この記事では男子と女子の10000mの結果をまとめています。
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日本選手権2019女子10000m結果速報
ドーハ世界陸上参加標準記録:31:50.00
優勝 31:44.02 鍋島莉奈(JP日本郵政グループ)
2位 31:46.25 鈴木亜由子(JP日本郵政グループ)
3位 31:50.43 新谷仁美(NIKE TTC)
4位 32:00.76 山ノ内みなみ(京セラ)
5位 32:20.11 萩原歩美(豊田自動織機)
6位 32:25.81 田中希実(豊田自動織機TC)
7位 32:27.04 森田香織(パナソニック)
8位 32:28.84 矢野栞理(キヤノンAC九州)
9位 32:33.70 五島莉乃(中央大学)
10位 32:37.13 松田瑞生(ダイハツ)
11位 33:00.83 佐藤早也伽(積水化学)
12位 33:08.86 荘司麻衣(デンソー)
13位 33:08.90 渡邊菜々美(パナソニック)
14位 33:10.53 筒井咲帆(ヤマダ電機)
15位 33:24.67 林田みさき(豊田自動織機)
16位 33:42.46 福良郁美(大塚製薬)
17位 33:42.50 関谷夏希(大東文化大学)
18位 33:42.87 細田あい(ダイハツ)
19位 33:43.90 松田杏奈(京セラ)
20位 33:48.28 堀優花(パナソニック)
21位 34:38.51 西田美咲(エディオン)
欠場 西原加純(ヤマダ電機)
3000mまでは鈴木亜由子選手が1km3分10秒ペースで引っ張りました。
3000mを過ぎてから新谷仁美選手が前に出て、鈴木亜由子選手と鍋島莉奈選手と3人でラスト1週までいきました。
優勝した鍋島莉奈選手は得意のラスト勝負まで持ち込めたのが良かったです。
参加標準記録を突破して日本選手権を優勝したので、ドーハ世界陸上の代表に決まりました。
鈴木亜由子選手は優勝はできませんでしたが、MGCに向けて良いレースだったと思います。
新谷仁美選手は思ったよりペースを上げることができませんでした。
優勝するには1km3分10秒を切るペースでないと後ろを離すのは難しいです。
暑さに弱い選手ではないので、調子が良くなったんでしょう。
山ノ内みなみ選手は少し無理をしてでも先頭集団に付いていったらどうなっていたのか気になります。
田中希実選手は10000mでも強いですね。
31分台も近いうちに出るかもしれません。
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日本選手権2019男子10000m結果速報
ドーハ世界陸上参加標準記録:27:40.00
優勝 28:13.39 田村和希(住友電工)
2位 28:20.72 坂東悠汰(富士通)
3位 28:25.95 村山紘太(旭化成)
4位 28:32.42 相澤晃(東洋大学)
5位 28:43.45 河合代二(トーエネック)
6位 28:44.11 鎧坂哲哉(旭化成)
7位 28:44.22 茂木圭次郎(旭化成)
8位 28:45.05 市田孝(旭化成)
9位 28:45.77 田村友佑(黒崎播磨)
10位 28:49.67 平和真(カネボウ)
11位 28:58.68 藤本拓(トヨタ自動車)
12位 29:03.56 村山謙太(旭化成)
13位 29:05.43 阿部弘輝(明治大学)
14位 29:09.86 大池達也(トヨタ紡織)
15位 29:12.69 青木優(カネボウ)
16位 29:26.03 武田凜太郎(ヤクルト)
17位 29:30.90 高橋尚弥(安川電機)
18位 29:35.84 藤川拓也(中国電力)
19位 29:37.52 小松巧弥(NTT西日本)
20位 29:40.51 大塚倭(NTT西日本)
21位 29:49.63 倉田翔平(GMOアスリーツ)
22位 29:58.44 市田宏(旭化成)
23位 29:59.65 桃澤大祐(サン工業)
24位 30:02.23 鈴木大貴(YKK)
オープン参加
27:56.54 ベナード・コエチ(九電工)
28:00.11 ロジャース・シュモ・ケモイ(愛三工業)
28:11.75 ジョエル・ムァゥラ(黒崎播磨)
途中棄権 ムウェイ・ロバート・キプチルチル(旭化成)
欠場
東遊馬(九電工)
蜂須賀源(コニカミノルタ)
オープン参加の外国人選手が引っ張ってくれましたが、全体的にタイムが悪いです。
田村和希選手は最後の1人になるまで外国人選手に付いていきましたが、7000m付近から遅れ始めました。
優勝はしましたが、ドーハ世界陸上の参加標準記録を狙っていたので、「ダメなレースでした」というコメントをしていました。
次はホクレンで記録を狙うことになると思います。
坂東悠汰選手は自己ベスト更新です。
10000mでも確実に上位に入ってくるのはすばらしいです。
5000mにも出場予定なので、こちらも上位に入ってきそうです。
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ダイハツの松田さんは体も腕振りも硬い。この子はあまり伸びると思いません。
松田瑞生選手はMGCで上位に入ってくると思います。
女子は 新谷仁美選手が中盤から先頭に立ちましたが、その時点で発汗量の多さが気になりました。
ただ それ以前にもし好調だったら もっと早い段階で先頭に立っていたと思います。
(堀優花選手もかなり苦しそうで本来の走りが全く出来ていなかったので、互いにアジア選手権の疲れなどもあったのかも?知れません)
結局 その直ぐ後に鈴木亜由子選手、鍋島莉奈選手と3人で走っている時間が長かったので、スプリント力がある鍋島選手の理想的な展開だったと思います。
男子は田村和希選手が優勝しましたが…
今までの田村選手と言えば駅伝のイメージが強かったですが、クロカンでも好走しているので 今後は多種目での活躍に注目です。
2位の坂東悠汰選手は 最近の好調ぶりを見ていると、何となく 同じ高身長選手でマラソンでも大活躍した中山竹通さんや高岡寿成さんを思い出すので期待したいです。
新谷仁美選手が先頭に立つのが遅いのは私も気になりました。
先頭に立ってからもペースが上がっていなかったので、勝つのは難しいと思っていました。
疲れがあったのかもしれません。
アジア選手権で勝っていれば、日本選手権も違った結果になっていたかもしれません。
堀優花選手はアジア選手権から良くなさそうでした。
実力的にもっと良い結果を残せたはずです。
田村和希選手は青山学院大学時代は駅伝での活躍が目立ちましたが、
社会人になってからはトラックやクロカンでも良い結果を出しています。
ホクレンのタイムが楽しみです。