2018年8月26日に北海道マラソンが行われました。
今回はMGCの出場権を獲得するために有力選手が多数出場していました。
この記事では北海道マラソン2018の有力選手の結果をまとめています。
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MGC獲得条件
男子
日本人1位:2時間15分以内
日本人2~6位:2時間13分以内
女子
日本人1位:2時間32分以内
日本人2~6位:2時間30分以内
MGCについてはこちらの記事にまとめています。
東京オリンピック2020マラソン代表選手選考方針の詳細と感想
北海道マラソン2018結果速報
※赤字はMGCの出場権獲得選手
男子
1位 2:11:29 岡本 直己(中国電力)
2位 2:11:58 ポール・クイラ(コニカミノルタ)
3位 2:12:02 谷川 智浩(コニカミノルタ)
4位 2:12:07 大塚 祥平(九電工)
5位 2:12:54 中本 健太郎(安川電機)
6位 2:14:05 早川 翼(トヨタ自動車)
7位 2:15:09 岩田 勇治(MHPS)
8位 2:15:31 松本 稜(トヨタ自動車)
9位 2:15:57 宇賀地 強(コニカミノルタ)
10位 2:16:01 西山 凌平(トヨタ紡織)
14位 2:18:20 中村 泰之(スズキ浜松AC)
15位 2:18:50 蜂須賀 源(コニカミノルタ)
17位 2:19:22 五十嵐 真悟(城西大学クラブ)
23位 2:20:43 定方 俊樹(MHPS)
25位 2:20:47 松尾 良一(旭化成)
29位 2:21:28 福田 穣(西鉄)
31位 2:22:26 兼実 省伍(中国電力)
36位 2:23:10 伊藤 太賀(スズキ浜松AC)
37位 2:23:33 池田 宗司(ヤクルト)
44位 2:25:02 下田 裕太(GMO)
62位 2:29:09 小椋 裕介(ヤクルト)
71位 2:32:12 濱崎 達規(なんじぃAC)
126位 2:41:22 鈴木 忠(スズキ浜松AC)
途中棄権
深津 卓也(旭化成)
菊地 賢人(コニカミノルタ)
女子
1位 2:28:32 鈴木 亜由子(日本郵政グループ)
2位 2:30:56 前田 彩里(ダイハツ)
3位 2:31:34 谷本 観月(天満屋)
4位 2:34:35 沼田 未知(豊田自動織機)
5位 2:37:16 床呂 沙紀(京セラ)
6位 2:37:36 加藤 岬(九電工)
10位 2:45:28 清田 真央(スズキ浜松AC)
12位 2:46:57 津崎 紀久代(ノーリツ)
15位 2:49:59 新井 沙紀枝(肥後銀行)
16位 2:50:30 奥野 有紀子(資生堂)
115位 3:33:31 池満 綾乃(鹿児島銀行)
途中棄権
井上 彩花(大塚製薬)
清水 美穂(ホクレン)
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北海道マラソン2018感想
男子
岡本直己選手の優勝には驚きました。
過去11回マラソンを走って2時間12分を切れなかった選手が北海道マラソンで自己ベストを更新しました。
駅伝ではごぼう抜きの活躍をすることが多かったんですが、マラソンでは結果が出せていませんでした。
今回は他にも3人の選手がMGCの出場権を獲得しました。
中本健太郎選手はギリギリでの出場権獲得となりましたが、暑ければ暑いほど強いのでMGCでは上位に入る可能性が高いと思っています。
北海道マラソンよりもMGCの方が気温が高くなると思います。
上位に入る可能性が高いと思っていた下田裕太選手と深津卓也選手は残念な結果となりました。
女子
初マラソンの鈴木亜由子選手が優勝しました。
ラップタイムを見ると、2時間30分を意識して走っていたのかなと思います。
最近の女子マラソンは初マラソン選手の好走が続きますね。
前田彩里選手は2時間30分ペースで走っていたんですが、35kmからペースが落ちてしまいました。
名古屋ウィメンズマラソン2018の時よりは良かったので、名古屋ウィメンズマラソン2019でMGCの出場権を獲得してほしいです。
清田真央選手はかなり遅れてしまいました。
これまでは遅れても粘れていましたが、今回は大幅にペースが落ちてしまっています。
名古屋ウィメンズマラソン2019に出場してくると思いますが、MGCの出場権が獲れるか不安になってきました。
MGCの出場権獲得者は鈴木亜由子選手で7人目。
最終的に10人いくかくらいになりそうです。
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男子の中本君と女子の前田さん京セラのところさんを応援します。特に彩里さんはけがをなおしてほしいです。
京セラは安定して好成績を続けています。
前田選手のケガは大丈夫だと思います。
名古屋では好走するでしょう。
連日のブログ更新 ご苦労様です。
男子は、過去の実績からベテランの中本健太郎選手か下田裕太選手などの若手の台頭があるのかな?と思ってましたが…
同じベテランでも、まさか?の岡本直己選手が優勝とは…
正直 どう評価していいのか分かりませんが、よく言われる『決して強い者が勝つ訳ではなく、勝った者が強い』と言う事だと思います。
岡本直己選手は結果が出なくても粘り強く続けてきたのが素晴らしいです。
評価に関しては次のレースを見てからですね。
連続で好走したら強い選手です。
鈴木亜由子選手は、初マラソンで注目される中での見事な優勝でしたが…
過去のトラックや駅伝での実績とか、最近初マラソン選手の好走が多い事を考えれば、特に驚くような結果ではないのかもしれません。
ただ あえて厳しい事を言えば…
同じ初マラソンでも、今年の大阪での松田瑞生選手ほどの強さは感じなかったですし 本当の評価は次走だと思うので、次走はぜひ地元の名古屋でもっとハイレベルなレースを期待したいです。
鈴木亜由子選手は万全な状態ではなかったのに、暑いマラソンを経験しておきたいということで出場したみたいです。
ケガの多い選手なので安定した成績は難しいと思いますが、一発を期待させてくれる選手です。
次はMGCまで出場しないと思います。
女子のMGCは最終的に約10人ですか?
何か寂しいですね。
MGCの方針が発表された時、何となくざっくりと希望も含めて最低でも20人位かな?と勝手に思ってましたが…
ただ今回は、過去のドタバタ劇を踏まえ明確な基準を設けての結果なので本来誰も文句は言えないはですが…でもそれらのプロセスを知らないワイドショー目線のにわかファンは『もっと多くの選手にチャンスを!』的な批判が起こり、別のドタバタ劇が起きそうな気がします。
大阪で2人、名古屋で3人、ベルリンマラソンの小原怜選手のワイルドカードで、上手くいけば13人になります。
私は最終的に12人かなと思っています。
ちょっと少ないですね。
今回の選考の一番の魅力は、やはり今までに無かったMGCレースという一発選考の要素を取り入れた事だと思いますが…
そのMGCレースの出場選手が十数名というのはあまりにも寂しいと言うか、陸連サイドも一番心配していた事態だったと思います。
だからといって『追加選考します!』にはならないので、残されたレースでのニューヒロインの誕生やベテラン選手にも期待したいです。
MGCの出場選手は少なくなりそうですが、悲観するような状況でもないと思います。
新しい選手が出てきて楽しみです。
福士加代子選手の参戦はあるのか?
新谷仁美選手の動向も気になりますが…
福士加代子選手はどうなんでしょうね。
最近の成績は全然良くないですからね。
参戦はしそうな気がします。
新谷仁美選手はトラックで東京オリンピックを目指すんじゃないでしょうか。