2018年9月16日にベルリンマラソンが行われました。

今回も有力が多数出場していて、男女ともに好記録が誕生しました。

この記事ではベルリンマラソン2018の結果をまとめています。

 

ベルリンマラソン2018結果速報

男子

優勝 2:01:39 エリウド・キプチョゲ(ケニア)※世界最高記録

2位 2:06:23 アモス・キプルト(ケニア)

3位 2:06:48 ウィルソン・キプサング(ケニア)

4位 2:08:16 中村匠吾(富士通)

5位 2:08:46 ゼルセナイ・タデッセ(エリトリア)

6位 2:09:18 佐藤悠基(日清食品グループ)

8位 2:11:07 上門大祐(大塚製薬)

16位 2:15:37 村山謙太(旭化成)

 

途中棄権

神野大地(コニカミノルタ)

 

エリウド・キプチョゲ選手が世界記録を1分以上も更新しました。

前世界記録保持者はデニス・キプルト・キメット選手で2時間2分57秒でした。

 

エリウド・キプチョゲのラップタイム

5km 14:24

10km 29:01(14:37)

15km 43:38(14:37)

20km 57:56(14:18)

ハーフ 1:01:06

25km 1:12:24(14:28)

30km 1:26:45(14:21)

35km 1:41:01(14:16)

40km 1:55:32(14:31)

フィニッシュ 2:01:39(6:07)

 

ペースメーカーは25kmまででした。

ペースメーカーがいなくなっても、全くペースを落とさずに最後まで走りきっています。

これで、キプチョゲ選手は11戦10勝2位1回という総合結果になりました。

 

日本人のトップは中村匠吾選手でした。

初マラソンでMGCの出場権を獲得して、2回目のマラソンで2時間8分台の前半と順調に結果を出しています。

 

佐藤悠基選手は2戦連続で2時間10分を切りました。

マラソンを始めてから結果が出るまでに時間がかかりましたが良くなってきました。

 

女子

優勝 2:18:11 グラディス・チェロノ(ケニア)※世界歴代4位

2位 2:18:34 ルティ・アガ(エチオピア)※世界歴代5位

3位 2:18:55 ティルネシュ・ディババ(エチオピア)

4位 2:21:18 エドナ・キプラガト(ケニア)

5位 2:22:23 松田瑞生(ダイハツ)※日本歴代9位

7位 2:25:23 前田穂南(天満屋)

9位 2:25:46 上原美幸(第一生命グループ)

10位 2:27:29 小原怜(天満屋)

 

女子も好記録が出ました。

グラディス・チェロノ選手はベルリンマラソンの大会記録を更新しました。

前の大会記録は野口みずきさんの2時間19分12秒でした。

 

日本人のトップは松田瑞生選手で自己ベスト更新です。

2回連続で2時間22分台はすばらしいです。

ラストも強いし、今のところはMGC優勝に1番近い選手だと思います。

 

前田穂南選手は後半になってからペースが落ちてしまいました。

 

上原美幸選手は初マラソンでしたが、好記録でのフィニッシュとなりました。

初めからマイペースでいったのが結果的に良かったと思います。

ワイルドカードの条件が2時間30分14秒以内になったので、MGCに出場できる可能性は高いです。

 

小原怜選手は後半になってから大幅にペースを落としてしまいましたが、何とかワイルドカードでMGCの出場権を獲得することができました。

 

ベルリンマラソン2019結果