2023日本選手権10000m予想

2023年12月10日に第107回日本陸上競技選手権大会の10000mが行われます。

今大会はパリオリンピックの選考大会になっています。

この記事では予想と注目ポイントについて書いています。

 

2023日本選手権陸上の日程とテレビ放送

日程

2023年12月10日

16時03分 女子10000m

16時43分 男子10000m

 

テレビ放送

NHK BS 16時00分~17時30分

解説:岩水嘉孝、小林祐梨子

パリオリンピックの内定条件は?

パリオリンピックの参加標準記録

女子 30:40.00

男子 27:00.00

 

女子も男子も参加標準記録を突破した選手はいません。

今大会での内定条件は優勝して参加標準記録突破です。

 

廣中璃梨佳選手はブダベスト世界陸上で入賞しているので、2024年6月30日までに参加標準記録を突破すれば内定となります。

 

ということで、女子は今大会で2名の内定者が出る可能性があります。

 

2023日本選手権陸上の予想と注目ポイント

スタートリスト

女子

廣中璃梨佳選手が圧倒的優勝候補だと思います。

この種目2連覇中で、今シーズンもブダベスト世界陸上7位、クイーンズ駅伝3区区間賞と絶好調です。

あとは参加標準記録を突破できるかです。

突破しなくても代表はかなり有利な状況ですが、確定出来るならしておきたいです。

 

対抗の1番手は五島莉乃選手だと思います。

前回3位、ブダベスト世界陸上の代表になっています。

クイーンズ駅伝では1区区間新記録を出しています。

五島選手は現在、パリオリンピック代表枠の世界ランキング圏外にいます。

最終の圏内に入るには31分30秒の3位以内を目標にするのが良いと思います。

 

世界ランキングで日本人3位にいるのが小海遥選手です。

小海選手はアジア選手権で高いポイントを獲得しているので、五島選手と同じく31分30秒の3位以内だと、最終の圏内に入っている可能性が高いと思います。

 

木村友香選手も高いポイントを持っているので、今大会で伸ばしていきたいです。

 

今回五島・小海・木村の3選手が高いポイントを獲得すると、廣中選手を含めて4人が圏内に入るかもしれません。

こうなると、来年の5月に行われる日本選手権で3位以内に入れなかった選手が代表になれません。

今回は順位だけではなく、タイムもかなり注目ポイントです。

 

男子

男子は田澤廉選手が優勝候補です。

日本歴代2位のタイムを持っています。

ブダペスト世界陸上では15位に入りました。

現在の世界ランキングは日本人トップです。

パリオリンピックの代表枠圏内にいる唯一の日本人です。

今のポイントだと少し不安なので伸ばしたいです。

優勝だと27分40秒、3位だと27分30秒は欲しいです。

 

田澤選手以外は高いポイントを持っていないので、パリオリンピックの代表になるには日本選手権で27分30秒以内の優勝が欲しいです。

 

塩尻和也選手も優勝候補だと思います。

GGNでは田澤選手に勝ちました。

東日本実業団駅伝は4区区間賞でした。

ラストのスピード勝負だと不利なので、中盤で独走状態にしたいです。

 

今シーズン好調なのは太田智樹選手です。

5000mで自己ベスト、中部実業団駅伝はダントツの区間賞でした。

 

あとは日本記録保持者の相澤晃選手と日本歴代3位の伊藤達彦選手に注目です。

相澤選手は故障明けでどこまで上げてこれるかです。

伊藤選手はGGNの5000mは良かったんですが、日本選手権の5000mは良くなかったです。

東日本実業団駅伝は欠場で、トラックも出場していないので状態が気になります。

2人とも好調でレベルの高いレースを見たいです。

 

 

前回の結果