全日本大学駅伝2021結果

2021年11月7日に第53回全日本大学駅伝対校選手権記念大会が行われました。

この記事では全チームの総合順位・タイム、上位チームの区間順位と感想について書いています。

 

全日本大学駅伝2021結果

※シード権は8位まで

 

優勝 5:12:58 駒澤大学

2位 5:13:06 青山学院大学

3位 5:14:20 順天堂大学

4位 5:14:53 國學院大學

5位 5:15:13 東京国際大学

6位 5:16:29 早稲田大学

7位 5:16:46 明治大学

8位 5:17:06 中央大学


9位 5:17:39 法政大学

10位 5:17:58 東洋大学

11位 5:19:09 中央学院大学

12位 5:19:10 東海大学

13位 5:19:51 帝京大学

14位 5:22:31 拓殖大学

15位 5:27:58 日本体育大学

16位 5:31:01 関西学院大学

17位 5:31:09 皇學館大学

18位 5:31:28 立命館大学

19位 5:33:17 大阪経済大学

20位 5:37:13 札幌学院大学

21位 5:38:18 岐阜協立大学

22位 5:40:20 環太平洋大学

23位 5:41:52 東北大学

24位 5:42:17 第一工科大学

25位 5:45:08 信州大学

オープン参加

5:24:15 日本学連選抜チーム

5:42:04 東海学連選抜チーム

区間賞

1区 佐藤条二(駒澤大学)

2区 三浦龍司(順天堂大学)

3区 イェゴン・ヴィンセント(東京国際大学)

4区 髙橋勇輝(青山学院大学)

   石田洸介(東洋大学)

5区 佐藤一世(青山学院大学)

6区 丹所健(東京国際大学)

7区 田澤廉(駒澤大学)

8区 伊地知賢造(國學院大學)

 

上位チームの区間順位と感想

予想記事

※名前の後の()内は学年

優勝 駒澤大学

予想順位 優勝

区間順位

1区 1位 佐藤条二(1)

2区 10位 青柿響(2)

3区 12位 佃康平(4)

4区 4位 赤星雄斗(2)

5区 8位 東山静也(3)

6区 2位 安原太陽(2)

7区 1位 田澤廉(3)

8区 4位 花尾恭輔(2)

 

鈴木芽吹選手と唐澤拓海選手が欠場で優勝が難しくなったかと思いましたが、総合力が高かったです。

 

1区で佐藤条二選手が区間賞で好スタートを切りました。

しかし、当日変更した2区3区で11位まで順位を落としました。

優勝は難しくなったかと思いましたが、4区以降の追い上げが素晴らしかったです。

 

7区の田澤廉選手は1分36秒差を逆転しました。

最後はアンカー対決になりましたが、花尾恭輔選手が競り勝ちました。

やっぱり駒澤大学は全日本大学駅伝に強いですね。

2位 青山学院大学

予想順位 2位

区間順位

1区 4位 志貴勇斗(2)

2区 14位 中村唯翔(3)

3区 3位  岸本大紀(3)

4区 1位 髙橋勇輝(4)

5区 1位 佐藤一世(2)

6区 12位 若林宏樹(1)

7区 2位 近藤幸太郎(3)

8区 3位 飯田貴之(4)

 

志貴勇斗選手がトップと5秒差の4位で好スタートを切りました。

2区で順位を落としましたが、3~5区が強かったです。

岸本大紀選手は日本人トップ、髙橋勇輝選手と佐藤一世選手は区間賞でした。

 

6区で順位を落としましたが、7区の近藤幸太郎選手は田澤廉選手に18秒遅れただけでした。

離されてからの粘りが素晴らしかったです。

 

アンカーの飯田貴之選手はトップに追いつくまでは良かったです。

ただ、その後のポジション移動の多さが気になりました。

余計な力を使ってしまっているように見えました。

 

悔しい負け方でしたが、岸本大紀選手の復活は大きいです。

3位 順天堂大学

予想順位 6位

区間順位

1区 11位 平駿介(3)

2区 1位 三浦龍司(2)

3区 5位 伊豫田達弥(3)

4区 14位 石井一希(2)

5区 2位 野村優作(3)

6区 4位 牧瀬圭斗(4)

7区 9位 近藤亮太(4)

8区 2位 四釜峻佑(3)

 

1区で20秒遅れましたが2区の三浦龍司選手がトップまでいきました。

しかし、もう少し貯金が欲しかったなと思いました。

 

4区で遅れましたが、5区以降が強かったです。

野村優作選手は調子が良ければ4区だったと思います。

今回は悪いながらも上手くまとめていました。

四釜峻佑選手は出雲駅伝に続いての好走です。

4位 國學院大學

予想順位 7位

区間順位

1区 3位 島﨑慎愛(4)

2区 6位 木付琳(4)

3区 11位  中西大翔(3)

4区 7位 藤木宏太(4)

5区 11位 沼井優斗(1)

6区 7位 坂本健悟(3)

7区 3位 平林清澄(1)

8区 1位 伊地知賢造(2)

 

1区の島﨑慎愛選手がトップと1秒差の素晴らしい走りでした。

3区4区はダブルエースを配置していたので、稼いでおきたかった区間でしたが、逆に順位を落としてしまいました。

 

シード権争いに巻き込まれ、あやしくなってきましたが、ルーキーの平林清澄選手が7区で安全圏までいきました。

さらにアンカーの伊地知賢造選手は区間賞で4位まで順位を上げました。

4位は過去最高順位です。

5位 東京国際大学

予想順位 4位

区間順位

1区 10位 佐藤榛紀(1)

2区 5位 山谷昌也(3)

3区 1位 イェゴン・ヴィンセント(3)

4区 11位 堀畑佳吾(3)

5区 13位 生田琉海(2)

6区 1位 丹所健(3)

7区 6位 野澤巧理(4)

8区 12位 宗像聖(3)

 

イェゴン・ヴィンセント選手の3区は意外でした。

丹所健選手が故障明けだったからということでしょうか。

出来れば丹所選手を3区に置いて、ヴィンセント選手はアンカーに置きたいです。

丹所選手は状態が気になっていましたが、だいぶ戻ってそうです。

 

6位 早稲田大学

予想順位 5位

区間順位

1区 7位 伊藤大志(1)

2区 2位 井川龍人(3)

3区 4位 中谷雄飛(4)

4区 5位 菖蒲敦司(2)

5区 4位 石塚陽士(1)

6区 17位 佐藤航希(2)

7区 5位 鈴木創士(3)

8区 9位 山口賢助(4)

 

5区までは良い駅伝でした。

優勝は難しいけど、3位はいけそうかなと思っていました。

しかし、6区でシードのボーダーライン付近まで落ちてしまいました。

太田直希選手の欠場が痛かったです。

7位 明治大学

予想順位 8位

区間順位

1区 9位 手嶋杏丞(4)

2区 2位 児玉真輝(2)

3区 10位 富田峻平(3)

4区 3位 小澤大輝(3)

5区 10位 尾﨑健斗(1)

6区 4位 鈴木聖人(4)

7区 4位 橋本大輝(4)

8区 15位 加藤大誠(3)

 

2・4・6・7区を走った4人は箱絵駅伝予選会で30位以内に入った選手だったので、連続好走です。

予想が大きくハズレたかと思いましたが、加藤大誠選手が順位を落としてしまいました。

箱根駅伝予選会ではチーム内トップだったんですけどね。

8位 中央大学

予想順位 11位

区間順位

1区 2位 吉居大和(2)

2区 12位 阿部陽樹(1)

3区 9位  中野翔太(2)

4区 13位 助川拓海(3)

5区 3位 三浦拓朗(4)

6区 11位 山口大輔(1)

7区 8位 中澤雄大(3)

8区 5位 手島駿(4)

 

9年ぶりの出場でシード権獲得です。

箱根駅伝予選会で良くなかった三浦拓朗選手が好走できたのが大きかったと思います。

激しいシード権争いでしたが、箱根駅伝予選会で好成績だった中澤雄大選手と手島駿選手が今回も大活躍でした。

9位 法政大学

予想順位 12位

区間順位

1区 5位 内田隼太(3)

2区 4位 鎌田航生(4)

3区 6位 小泉樹(1)

4区 9位 松本康汰(3)

5区 7位 川上有生(3)

6区 6位 宗像直輝(2)

7区 15位 中園慎太朗(3)

8区 7位 河田太一平(3)

 

箱根駅伝予選会でチーム内3位だった清家陸選手が当日変更で欠場となりました。

7区以外は区間一桁順位で予想以上の好結果でした。

特にルーキーの小泉樹選手は箱根駅伝予選会でもチーム内2位と好成績でした。

箱根駅伝予選会では欠場だった河田太一平選手も良かったと思います。

10位 東洋大学

予想順位 3位

区間順位

1区 12位 佐藤真優(2)

2区 8位 前田義弘(3)

3区 8位 九嶋恵舜(2)

4区 1位 石田洸介(1)

5区 4位 梅崎蓮(1)

6区 13位 菅野大輝(2)

7区 13位 松山和希(2)

8区 6位 宮下隼人(4)

 

1区で22秒遅れたことが2区に影響したと思います。

3区終了時点では上位は難しくなったかと思いましたが、4区5区のルーキー2人の活躍で上位が見える位置まできました。

石田洸介選手は出雲駅伝に続いての区間賞でした。

 

上位が見えてきたところでしたが、6区の菅野大輝選手が足を止めるほどのアクシデントがありました。

完走できるのかと思いましたが、無事につなぐことが出来ました。

 

シード圏外でしたが7区8区が強いので、 シードは大丈夫だろうと思っていました。

7区の松山和希選手はハイペースで入り、調子が良いのかと思いましたが、失速してしまいました。

アンカーの宮下隼人選手も突っ込んで入りましたが、最後まで持ちませんでした。

 

まさかまさかのシード落ちでした。

前評判が高く、優勝予想する人も多かったです。

 

11位 中央学院大学

予想順位 13位

区間順位

1区 17位 松井尚希(4)

2区 11位 栗原啓吾(4)

3区 17位 川田啓仁(3)

4区 10位 吉田礼志(1)

5区 9位 伊藤秀虎(2)

6区 8位 武川流以名(3)

7区 7位 吉田光汰(4)

8区 8位 吉本光希(3)

 

1区で1分以上遅れてしまい、箱根駅伝予選会で日本人トップだった栗原啓吾選手も流れを変えることは出来ませんでした。

4区の吉田礼志選手からは前との差を詰めていきました。

武川流以名選手がある程度走れるのが分かったのは好材料です。

12位 東海大学

予想順位 9位

区間順位

1区 16位 喜早駿介(4)

2区 7位 松崎咲人(1)

3区 14位 市村朋樹(1)

4区 5位 川上勇士(4)

5区 6位 神薗竜馬(2)

6区 9位 入田優希(2)

7区 9位 本間敬大(4)

8区 14位 竹村拓真(2)

 

全体的に良くなかったですが、松崎咲人選手が戻ってきたのは大きいです。

神薗竜馬選手は出雲駅伝に続いての好走です。

13位 帝京大学

予想順位 10位

区間順位

1区 19位 小野隆一朗(2)

2区 8位 橋本尚斗(4)

3区 6位 遠藤大地(4)

4区 11位 森田瑛介(4)

5区 14位 西脇翔太(2)

6区 2位 中村風馬(4)

7区 11位 小林大晟(1)

8区 13位 細谷翔馬(4)

 

今シーズンは遠藤大地選手が良いですね。

出雲駅伝では良くなかった中村風馬選手は調子を上げているようです。

14位 拓殖大学

予想順位 15位

区間順位

1区 13位 工藤翼(3)

2区 12位 合田椋(4)

3区 2位  ジョセフ・ラジニ(3)

4区 16位 山田拓人(3)

5区 15位 新井遼平(4)

6区 10位 小山晴空(1)

7区 17位 山﨑晃志郎(4)

8区 16位 桐山剛(4)

 

ジョセフ・ラジニ選手は6人抜きの好走でした。

日本人選手は箱根駅伝予選会から上手く切り替えられなかったようです。

15位 日本体育大学

予想順位 14位

区間順位

1区 18位 佐藤慎巴(4)

2区 16位 盛本聖也(3)

3区 16位 漆畑徳輝(2)

4区 15位 名村樹哉(3)

5区 16位 大森椋太(2)

6区 14位 水金大亮(2)

7区 12位 分須尊紀(1)

8区 21位 岡嶋翼(4)

 

藤本珠輝選手は欠場でした。

箱根駅伝予選会で3位に入ったメンバー中心のオーダーでしたが、上手く合わせられなかったようです。