東京オリンピック女子3000m障害結果と感想

2021年8月1日に東京オリンピックの女子3000m障害の予選、8月4日に決勝が行われました。

日本人選手は山中柚乃選手が出場していました。

この記事では結果と感想について書いています。

 

東京オリンピック女子3000m障害予選結果と感想

通過条件:3着+6

Q:着順通過、q:タイム通過

1組

1位 9:10.80Q ウィンフレッド・ムティレ・ヤビ(バーレーン)

2位 9:12.72Q ペルス・チェムタイ(ウガンダ)

3位 9:16.91Q エマ・コバーン(アメリカ)

4位 9:22.64q ジェネビーブ・ラロンド(カナダ)

5位 9:30.13 ピュリティ・キルイ(ケニア)

6位 9:31.25 マルワ・ブザヤニ(チュニジア)

7位 9:33.00 レア・マイヤー(ドイツ)

8位 9:34.92 許双双(中国)

9位 9:36.26 ミシェル・フィン(アイルランド)

10位 9:45.81 ロミ・ムレタ(エチオピア)

11位 9:49.15 ナタリア・ストレブコワ(ウクライナ)

12位 9:52.89 ベレン・カゼッタ(アルゼンチン)

13位 9:59.29 ジョージア・ウインクカップ(オーストラリア)

14位 10:00.92 シモネ・ボンテフェラス(ブラジル)

2組

1位 9:19.34Q コートニー・フレリクス(アメリカ)

2位 9:19.62Q ゲザフェリチタス・クラウゼ(ドイツ)

3位 9:19.82Q ベアトリス・チェプコエチ(ケニア)

4位 9:20.01q ゼルフェ・ウォンデマゲグン(エチオピア)

5位 9:23.85q ルイザ・ゲガ(アルバニア)

6位 9:26.11q ジェネビーブ・グレグソン(オーストラリア)

7位 9:36.43 タチアネラケル・ダシウバ(ブラジル)

8位 9:41.14 レガン・イエ(カナダ)

9位 9:42.98 イレーネ・ファンデルライケン(オランダ)

10位 9:43.83 山中柚乃(愛媛銀行)

11位 9:47.56 エイミー・プラット(イギリス)

12位 10:07.25 アネタ・コニエチェク(ポーランド)

13位 10:43.99 ジタ・カチェル(イタリア)

山中柚乃選手は自己ベストに近いタイムでした。

更新の可能性が高いと思っていましたが、少し届きませんでした。

最初の1kmを3分10秒と日本記録ペースで入りましたが、ペースが落ちました。

3組

1位 9:23.17Q ヒビン・キエング(ケニア)

2位 9:23.36Q マルサ・ミスマスズリムシェク(スロベニア)

3位 9:23.95Q メキデス・アベベ(エチオピア)

4位 9:24.31q バレリー・コンスティン(アメリカ)

5位 9:24.34q エリザベス・バード(イギリス)

6位 9:30.64 エレナ・ブルカルト(ドイツ)

7位 9:30.96 リリアンナ・トート(ハンガリー)

8位 9:31.79 アリツィア・コニエチェク(ポーランド)

9位 9:31.99 アナエミリエ・メラー(デンマーク)

10位 9:34.25 アリシア・バターワース(カナダ)

11位 9:34.67 エイミー・カシン(オーストラリア)

12位 9:34.86 アイリッシュ・フラナガン(アイルランド)

13位 9:45.37 カロリナ・ロブレス(スペイン)※救済で通過

14位 10:05.95 アドワ・コーヘン(イスラエル)

 

決勝の結果と感想

1位 9:01.45 ペルス・チェムタイ(ウガンダ)

2位 9:04.79 コートニー・フレリクス(アメリカ)

3位 9:05.39 ヒビン・キエング(ケニア)

4位 9:06.16 メキデス・アベベ(エチオピア)

5位 9:14.00 ゲザフェリチタス・クラウゼ(ドイツ)

6位 9:14.84 マルサ・ミスマスズリムシェク(スロベニア)

7位 9:16.33 ベアトリス・チェプコエチ(ケニア)

8位 9:16.41 ゼルフェ・ウォンデマゲグン(エチオピア)

9位 9:19.68 エリザベス・バード(イギリス)

10位 9:19.74 ウィンフレッド・ムティレ・ヤビ(バーレーン)

11位 9:22.40 ジェネビーブ・ラロンド(カナダ)

12位 9:31.61 バレリー・コンスティン(アメリカ)

13位 9:34.10 ルイザ・ゲガ(アルバニア)

14位 9:50.96 カロリナ・ロブレス(スペイン)

途中棄権 ジェネビーブ・グレグソン(オーストラリア)

失格 エマ・コバーン(アメリカ)

 

ペルス・チェムタイ選手はコートニー・フレリクス選手に少し離されていましたが、ラスト1周で逆転しました。

タイムも良く、ウガンダ記録でした。

 

女子3000m障害は2008年の北京オリンピックから採用となりました。

今のところ、4回全て違う国が金メダルを獲得しています。

男子が強いケニアはまだ獲得できていません。

 

銀メダル獲得のコートニー・フレリクス選手は終盤で抜け出しましたが、逃げ切れませんでした。

アメリカは銅メダルが最高結果だったので、更新しています。

 

ケニアは今回もメダルを獲得して、4回全ての大会でメダルを獲得しています。

銀2枚、銅2枚なので、そろそろ金メダルが欲しいところです。