2019年12月22日に全国高校駅伝が行われました。
この記事では女子と男子の総合順位・総合タイム・区間賞をまとめています。
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優勝 1:07:00 仙台育英(宮城)
2位 1:07:19 神村学園(鹿児島)
3位 1:08:24 筑紫女学園(福岡)
4位 1:08:41 興譲館(岡山)
5位 1:08:47 青森山田(青森)
6位 1:08:59 須磨学園(兵庫)
7位 1:09:04 立命館宇治(京都)
8位 1:09:05 諫早(長崎)
9位 1:09:20 長野東(長野)
10位 1:09:22 常磐(群馬)
11位 1:09:22 成田(千葉)
12位 1:09:30 世羅(広島)
13位 1:09:52 昌平(埼玉)
14位 1:09:57 大阪薫英女学院(大阪)
15位 1:10:01 錦城学園(東京)
16位 1:10:12 富山商(富山)
17位 1:10:45 大分東明(大分)
18位 1:10:49 千原台(熊本)
19位 1:10:50 和歌山北(和歌山)
20位 1:11:38 西京(山口)
21位 1:11:39 白鵬女子(神奈川)
22位 1:11:54 学法石川(福島)
23位 1:12:03 比叡山(滋賀)
24位 1:12:04 水城(茨城)
25位 1:12:08 常葉大菊川(静岡)
26位 1:12:20 白鴎大足利(栃木)
27位 1:12:27 星稜(石川)
28位 1:12:29 八幡浜(愛媛)
29位 1:12:36 白石(佐賀)
30位 1:12:37 高松工芸(香川)
31位 1:12:39 豊川(愛知)
32位 1:12:46 山梨学院(山梨)
33位 1:12:47 小林(宮崎)
34位 1:13:00 盛岡誠桜(岩手)
35位 1:13:04 山形城北(山形)
36位 1:13:50 鳴門(徳島)
37位 1:14:12 旭川龍谷(北海道)
38位 1:14:19 県岐阜商(岐阜)
39位 1:14:36 鯖江(福井)
40位 1:14:39 平田(島根)
41位 1:14:50 新潟明訓(新潟)
42位 1:15:14 四日市商業(三重)
43位 1:15:36 智辯学園奈良カレッジ(奈良)
44位 1:16:00 秋田北鷹(秋田)
45位 1:16:15 山田(高知)
46位 1:16:50 鳥取城北(鳥取)
47位 1:17:16 名護(沖縄)
優勝タイムは前回より速いですが、全体的にみると前回より少し遅いです。
1区 小海遥(仙台育英)
2区 テレシア・ムッソーニ(世羅)
3区 清水萌(仙台育英)
4区 山中菜摘(仙台育英)
5区 エリザベス・ジェリー(青森山田)
1区は三原梓選手が途中で抜け出しましたが、終盤の坂で失速してしまいました。
2区以降の戦力を考えると1区で貯金を作っておきたかったんだと思います。
区間賞争いは仙台育英の小海遥選手と和歌山北の小倉稜央選手の対決になりました。
最後に競り勝った小海選手は優勝に向けて良いスタートを切れました。
区間2位だった小倉選手はトラックではそこまでの実績はありませんが、和歌山県予選でも好タイムで走っていたので、ロードに強い選手だと思います。
優勝候補だった神村学園は1区で34秒も遅れてしまいました。
1区の遅れで8割以上、勝負が決まった感じがします。
仙台育英は全区間強かったです。
神村学園は全員2年生なので、今回勝っていれば3連覇濃厚だったと思います。
次回も2強になりそうな気がします。
3位の筑紫女学園も全区間区間上位の好走でした。
4区以外の選手が残るので、2年連続3位もありそうです。
須磨学園はなぜ石松愛朱加選手が3区だったの?という結果でした。
2区か5区の方が良かったと思います。
立命館宇治は三原姉妹が思ったより良くなかったです。
成田は風間歩佳選手が1区を走れなかったのが痛かったです。
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優勝 2:01:32 仙台育英(宮城)
2位 2:01:35 倉敷(岡山)
3位 2:02:28 佐久長聖(長野)
4位 2:02:39 九州学院(南九州地区・熊本)
5位 2:02:43 学法石川(福島)
6位 2:02:52 大分東明(大分)
7位 2:02:56 宮崎日大(宮崎)
8位 2:02:57 自由ケ丘(福岡)
9位 2:03:00 東農大二(群馬)
10位 2:03:16 豊川(愛知)
11位 2:03:25 洛南(京都)
12位 2:03:31 世羅(広島)
13位 2:03:43 秋田工業(秋田)
14位 2:03:46 須磨学園(近畿地区・兵庫)
15位 2:03:50 四日市工業(三重)
16位 2:03:53 八千代松陰(千葉)
17位 2:04:41 鳥栖工(佐賀)
18位 2:04:42 大牟田(北九州地区・福岡)
19位 2:04:43 開新(熊本)
20位 2:04:48 国学院久我山(東京)
21位 2:05:04 鎌倉学園(南関東地区・神奈川)
22位 2:05:42 埼玉栄(埼玉)
23位 2:05:50 札幌山の手(北海道)
24位 2:05:51 西脇工業(兵庫)
25位 2:05:51 滋賀学園(滋賀)
26位 2:06:11 遊学館(石川)
27位 2:06:12 西京(山口)
28位 2:06:13 智弁学園奈良カレッジ(奈良)
29位 2:06:20 東洋大牛久(茨城)
30位 2:06:45 北海道栄(北海道地区・北海道)
31位 2:06:51 水城(北関東地区・茨城)
32位 2:06:56 田村(東北地区・福島)
33位 2:07:01 水島工業(中国地区・岡山)
34位 2:07:16 藤沢翔陵(神奈川)
35位 2:07:25 美方(北信越大会・福井)
36位 2:07:37 敦賀気比(福井)
37位 2:07:40 富山商業(富山)
38位 2:07:42 関大北陽(大阪)
39位 2:07:42 伊賀白鳳(東海地区・三重)
40位 2:07:43 松浦(長崎)
41位 2:07:48 那須拓陽(栃木)
42位 2:07:55 徳島科学技術(徳島)
43位 2:08:13 鹿児島実業(鹿児島)
44位 2:08:18 山梨学院(山梨)
45位 2:08:22 小豆島中央(香川)
46位 2:08:28 島田(静岡)
47位 2:08:35 東海大山形(山形)
48位 2:08:39 智弁和歌山(和歌山)
49位 2:08:53 松山商業(四国地区・愛媛)
50位 2:09:12 青森山田(青森)
51位 2:09:25 中越(新潟)
52位 2:09:41 中京学院中京(岐阜)
53位 2:09:49 一関学院(岩手)
54位 2:10:04 高知農業(高知)
55位 2:10:34 北山(沖縄)
56位 2:10:35 鳥取城北(鳥取)
57位 2:11:32 出雲工業(島根)
58位 2:13:20 新居浜東(愛媛)
全体的にタイムが速く、入賞ラインは前回より2分以上速かったです。
1区 佐藤一世(八千代松陰)
2区 白井勇佑(仙台育英)
越陽汰(佐久長聖)
佐藤圭汰(洛南)
3区 フィレモン・キプラガット(倉敷)
4区 松並昂勢(自由ケ丘)
伊井修司(東農大二)
5区 上仮屋雄太(須磨学園)
6区 ムチリ・ディラング(仙台育英)
7区 小牧波亜斗(洛南)
1区は序盤から佐藤一世選手が引っ張ってそのまま区間賞という強すぎる内容でした。
1区の日本人最高タイムでした。
青山学院大学に進学予定で、これからも楽しみな選手です。
1区は今回レベルが高く、28分台が7人出ました。
逆に三浦龍司選手は予想以上に遅かったです。
優勝争いは序盤で倉敷が頑張ったので、大きな貯金を作ることができました。
3区が終わった段階でいい勝負になりそうだなと思っていたら、トラック勝負までいきました。
仙台育英は全区間で区間上位の安定した強さでした。
6区にディラング選手は区間新記録でした。
ちなみに6区はディラング選手が目立ってましたが、宮崎日大の城戸洸輝選手がディラング選手から2秒遅れただけの好走でした。
宮崎日大は2年連続2回目の出場で初入賞でした。
2位の倉敷は1区・2区で好位置につけて、キプラガット選手で大きな貯金を作るという理想的な展開でした。
4区以降も粘ったんですが、仙台育英が強かったです。
3位の佐久長聖は3区と7区が少し遅かったですが、全体的に良かったと思います。
4位の九州学院は熊本県予選で負けましたが、本戦は見事に調子を合わせてきました。
世羅は1区と4区が遅かったので、予想順位よりもかなり下になりました。
自由ケ丘は初出場で初入賞でした。
2019年12月30日
2020年1月1日
2020年1月2日・3日
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View Comments
女子は…
まず とにかく驚いたのは、1区で全くのノーマクだった和歌山北・小倉稜央選手の激走です。
都大路の1区で、これだけノーマークの選手が区間賞に迫る走りをするのは かなり珍しいと思います。
フォームは 前傾姿勢の独自な腕振りで、ラスト1kmの上りから 余裕のある表情で前に出て来たので 上りに強い感じがしましたが…
やはり1区は 一番苦しい所から上りが始まるので、トラックのタイムだけでは なかなか比較出来ない部分もあると思います。
優勝争いは、確かに 1区で区間賞の仙台育英・小海遥選手に対して神村学園・木之下沙椰選手が34秒遅れた時点で仙台育英がかなり有利になったと思いますが…
結局 注目の4区終了時点では、仙台育英が神村学園より5秒のリードと言う事で 仙台育英の優勝が決定的になったと思います。
立命館宇治 1区・三原梓選手は、5kmまではいい感じでリードを保ってましたが、上りになってから徐々に失速したので、上りに課題があるのかもしれません。
錦城学園 1区・増渕祐香選手は、中継所に来た時 足が縺れてフラフラ状態だったので、途中で何らかのアクシデントがあったのかもしれません。
成田 3区・風間歩佳選手は、左足のふくらはぎにサポーターをしていたので、足に何らかの不安が有っての3区起用だったと思います。
長野東は 惜しくも入賞は逃しましたが、全員 本来の走りが出来て 持ち味は十分に発揮出来たと思います。
これで 全国レベルだった高松いずみ選手や小原茉莉選手が卒業して、今回走った中で来年残るのは 五味叶花選手だけなので、戦力的に今年で一区切り付いた感じがします。
女子の1区は上り適正が重要だと思います。
小倉稜央選手は都道府県対抗女子駅伝にも出場すると思うので、こちらも注目したいです。
三原梓選手は上りに課題があるのであれば、次回は2区を走るかもしれません。
神村学園は次回もメンバーは同じだと思いますが、オーダーは変えてくるかもしれません。
1区で遅れなければ優勝できる力がありますからね。
長野東は予選からだいぶ上げてきましたね。
確かに一区切り付いた感じがあります。
男子は…
まず 気象条件が良かった事や厚底効果?で好タイムが目立ちました。
特に1区の区間賞争いはハイレベルでしたが、まさか佐藤一世選手が序盤から あのハイペースのまま先頭で引っ張って、そのまま 日本人最高記録を更新しての区間賞というのには驚きました。
その他では、区間3位の九州学院・鶴川正也選手が目を引きました。
鶴川選手はまだ2年生で、確か厚底ではなかったと思います。
期待された 洛南・三浦龍司選手は 序盤は普通に先頭集団にいましたが、終盤になって気が付いたら いつの間にか先頭集団にはいませでした。
優勝争いは、注目していた3区終了時点での有力校のタイム差は、倉敷がトップで 仙台育英が約1分、佐久長聖が約1分30秒の遅れと言う事で、この時点では 倉敷がかなり有利だったと思いますが…
結局 終盤に仙台育英が追い上げて、最後はトラック勝負を制しての優勝だったので、結果的に6区にディラング選手を起用したのが見事にハマったと思います。
世羅は、とにかく1区の遅れが致命的でした。
残り約5kmからの遅れだったので 厳しかったと思いますが、2区以降はかなり追い上げたので 勿体無かったです。
佐久長聖は、3区終了時点で トップとの差が40〜50秒が目安でしたが…
結局 1区→2区で主導権を握れず 3区に繋いだので、3区の伊藤大志選手も余裕を持てず なかなか本来の走りが出来なかったと思います。
鶴川正也選手も良かったです。
トラックでも駅伝でも好成績が多いイメージです。
佐久長聖は1・2区は良かったと思います。
3区は仙台育英と同じ位置からスタートできたのに、付いていけませんでした。
優勝は難しかったですが、国内最高タイムの更新まではもう少しでした。
日本人だけでも2時間1分台が見えてきました。