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MGC女子順位予想(5位まで)優勝候補とダークホースは誰?

2019年9月15日にMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)が行われます。

この記事ではMGC女子の日程、出場者、5位までの順位予想、優勝候補とダークホース選手の紹介をしています。

 

MGC女子の日程とテレビ放送

日程:2019年9月15日

スタート時間:9時10分

テレビ放送:NHK総合で8時~11時54分

参加標準記録問題について

日本陸連がMGCという選考方法をやり始めた後に、これまでより大幅に基準を上げた参加標準記録が国際陸連より発表されました。

女子は2時間29分30秒が東京オリンピックの参加標準記録です。

 

MGCの出場権を参加標準記録の有効期間前に獲得した選手や、北海道マラソンで獲得した選手の中には突破していない選手もいます。

MGCは気温が高い中でのレースで、ペースメーカーがいないので、優勝者でも参加標準記録を突破できるかどうかは分かりません。

 

そこで、どうなるの?という問題があったのですが、解決しました。

 

国際陸連がMGCで5位以内に入った選手に東京オリンピックの参加資格を与えることを発表しました。

5位までなのは補欠のことも考えてのことでしょう。

最近の日本人選手の実績を考えて、MGCにはそれだけの価値があるという国際陸連の判断だと思います。

東京オリンピックの代表になるには?

MGCで2位以内に入れば東京オリンピックの代表が確定します。

代表枠は3つなので残りは1枠です。

 

残りの1枠はMGCファイナルチャレンジで決まります。

2019年度のさいたま国際マラソン、大阪国際女子マラソン、名古屋ウィメンズマラソンで派遣設定記録の2時間22分22秒以内で走った中で、最も速いタイムを出した選手が代表となります。

派遣設定記録を突破した選手がいなかった場合はMGC3位の選手が代表となります。

 

派遣設定記録を突破する選手が出る可能性は3割くらいだと思います。

男子と比べると突破しやすいタイムだと思います。

MGC女子の出場者一覧(12人)

※自己ベスト順

2:21:36 安藤友香(ワコール)

2:22:17 福士加代子 (ワコール)

2:22:23 松田瑞⽣(ダイハツ)

2:22:48 前田彩⾥(ダイハツ)※欠場

2:23:07 関根花観(日本郵政グループ)※欠場

2:23:20 ⼩原怜(天満屋)

2:23:48 前田穂南(天満屋)

2:23:52 岩出玲亜(アンダーアーマー)

2:24:19 上原美幸(第一生命グループ)

2:24:33 一山麻緒(ワコール)

2:26:33 野上恵子(十八銀行)

2:28:32 鈴⽊亜由子(日本郵政グループ)

 

MGC女子の順位予想(5位まで)

優勝 松田瑞生

2位 鈴木亜由子

3位 前田穂南

4位 福士加代子

5位 安藤友香

優勝候補

女子は人数が少なくて、マラソン経験が少ない選手が多いので、予想が難しいです。

 

優勝予想にしている松田瑞生選手はMGCシリーズ中に2回2時間22分台で走っています。

ラスト勝負にも強く、暑さにも強い選手です。

ラスト勝負までに仕掛ける必要がないので、優勝に1番近い選手だと思います。

 

予想順位に1番悩んだのが鈴木亜由子選手です。

マラソン経験は1回だけで、ケガが多い選手です。

暑さに強いのと、冷静な判断力で上位に入ってくると予想しました。

ラスト勝負は強くないので、早めの仕掛けになると思います。

 

前田穂南選手はマラソンを5回経験しているのが強みです。

北海道マラソンで優勝しているので、暑さにも強いです。

ダークホース

福士加代子選手は37歳ですが、名古屋ウィメンズマラソンでまだまだ力がある走りをしていました。

豊富な経験があるので、大きな大会で力を発揮してくるかもしれません。

 

安藤友香選手は初マラソン日本記録保持者です。

調子を落としていましたが、ワコールに移籍してからかなり戻してきています。

ワコールから3人出場しているので、力が発揮しやすいと思います。

 

他には上原美幸選手も注目選手です。

マラソン経験は1回だけで実力は未知数です。

好不調の波が激しい選手ですが、ハマった時は強い選手です。

MGC女子の見どころまとめ

女子は人数が少ないので、前半はスローペースになる可能性が高いです。

超スローペースになるかもしれません。

 

前半引っ張りそうなのは野上恵子選手と鈴木亜由子選手です。

女子は35km過ぎからの勝負になると思います。

スプリント勝負になると松田瑞生選手が強いので、誰かが35km過ぎに仕掛けると思います。

 

MGC男子予想

 

【管理人】はりくぶ

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  • なんといつても一山さんです。この子が日本の将来です。この人に将来の夢を託したいです。今回はダメでも次があります。後は天満屋の前田さんです。二人とも調子が悪ければ出なければよいです。二人には世界が待つています。

    • 一山選手はこれから伸びていく選手だと思います。
      順調に成長していってほしいです。

  • jpの関根さんが元気で出てきます。調子が悪いが出てきます。普通足が上がれば腕がついてくるのですがなかなかうまくついてきません。それがうまくいけばよいのですが。ダイハツの前田さんも右の腕振りが大きいです。まるで前の陸連の沢木啓祐さんみたいです。他人にテンポさえ合わせなければよいのですが。関根さんと前田さんが出てくるだけでもうれしいですが。

    • 関根花観選手は調子が悪いんですね。
      悪いながらもいい走りをして欲しいです。

    • 関根花観選手と前田彩里選手の欠場が発表されました。
      残念です。

  • 関根花観選手、前田彩里選手の欠場で10人になったので、よりスローな展開になり 中盤から終盤にかけてのスパート勝負になりそうで、そうなるとマラソンでの実績とは関係無しに、トラックやハーフなどでのスピードのある選手が有利になるかもしれません。

    と言う事で、順位予想は…

    優勝・鈴木亜由子選手
    2位・一山麻緒選手
    3位・前田穂南選手

    鈴木選手は…
    2月の丸亀ハーフ、5月の日本選手権の走りを見る限り今シーズンは好調をキープしていて、本来のスピードのある走りが十分に活かせるレースになると思います。

    一山選手は…
    7月の函館ハーフを好タイムで勝つなど 今一番勢いがあると思います。
    また出場選手中 最年少で伸び代が期待できるのと、同じワコールの福士加代子選手と安藤友香選手がいるのもプラス材料だと思います。

    前田選手は…
    実績からしても当然優勝出来る実力はあると思いますが、今回はレース展開を含めて 前田選手のレーススタイルとは上手くマッチングしない感じがします。
    前田選手は有力選手の中では早めに動きたいと思いますが、独特の雰囲気の中でスローペースに完全にハマったり、初めてのコースという事もあって 動きたいタイミングでも動くに動けない感じがします。

    松田瑞生選手については…
    マラソンやトラックでの実績も十分ですが、あくまで去年までの話で 今シーズンは本来の走りが見えません。
    特に日本選手権での惨敗が気になります。
    ただ 夏合宿などで本来の走りが出来る状態になっていれば 当然優勝候補になると思います。

    • 女子は前半で大きな動きがある可能性は低いと思います。
      私もスピードがある選手が有利だと思います。

      一山麻緒選手は迷ったんですが、東京・ロンドンの連戦の影響が大きいと考えて評価を下げました。
      でも若いので、勢いで上位に入ってくるかもしれません。

      他の人の予想を見ても松田瑞生選手の評価が下がっています。
      日本選手権の結果が大きいと思うのですが、数日前に体調を崩したみたいなので、私は評価を下げませんでした。

  • 今回は、男子がスタートして20分後に女子がスタートして、男女それぞれのレースを違う局が中継するので、男女それぞれのレースをリアルタイムでTV観戦しようとすると 1台のTVなら こまめにチャンネルを変えるか? 又はTVを2台並べて観戦しなければならないのでTV観戦する側も大変だと思います。

    そうなると意外と面白そうなのは…
    ラジオ中継もあるので、男女どちらかのレースは音声無しのTVを見ながら 別のレースはラジオで聞くのはどうでしょう?

    • お互いに途中経過のリポートが入るみたいなんですが、どんな感じになるんでしょうか。
      ラジオを使うのは面白いと思います。

      • ラジオは当然 選手の表情などは分かりませんが、とにかく頻繁に選手との差をタイムや距離で言うので、意外とレース状況を把握しやすいです。

      • とにかく男女それぞれのレースをスタートからゴールまで 細かくチェックしたいので、まず 男子レースを女子レースの情報を全て遮断しながら見て、その後 録画しておいた女子レース見ようと思ってましたが…途中経過のリポートが入るとなるとダメですね (笑)

        やはりTV2台並べて見るのがベストな感じがします。

  • やはり前田さんが勝ちました。タイムがもつとよいと思つていましたが。一山さんがもう少し粘れると思つてました。知らない疲れがあると思います。