2018年12月23日に行われる全国高校駅伝の区間エントリーが発表されました。
この記事では区間エントリー発表後の順位予想を10位までしています。
注目選手の紹介や展開予想もしています。
[ad#co-1]
第30回女子高校駅伝2018
区間エントリー発表後の順位予想
優勝 長野東(長野)
2位 須磨学園(兵庫)
3位 仙台育英(宮城)
4位 薫英女学院(大阪)
5位 神村学園(鹿児島)
6位 大分東明(大分)
7位 樟南(南九州地区)
8位 立命館宇治(京都)
9位 豊川(愛知)
10位 山梨学院(山梨)
他の入賞候補
成田(千葉)、長崎商業(長崎)、光ヶ丘女子(東海地区)、白鵬女子(神奈川)、興譲館(岡山)
優勝候補と展開予想
優勝候補は長野東、須磨学園、仙台育英の3校。
区間エントリー発表前は仙台育英が一番強そうでしたが、小海遥選手が欠場したことで戦力が落ちています。
優勝候補の3校は互角で、どの高校が勝つのか分からない面白い勝負になると思います。
仙台育英が2区までは少し先行して、長野東と須磨学園が追う展開になりそうです。
アンカー勝負になった場合は長野東と須磨学園が強いです。
他のチームは長崎商業と山梨学院は2区までは強いですが、3区以降は順位を落としていくと思います。
優勝候補3チームの戦力分析
長野東
1区 高松いずみ(2年)
2区 萩谷楓(3年)
3区 高安結衣(3年)
4区 小原茉莉(2年)
5区 小林成美(3年)
最強オーダーが組めています。
1区高松選手は区間上位で走れる選手で、2区萩谷選手は留学生が相手でもいい勝負ができます。
3区高安選手と4区小原選手も区間上位が期待できます。
5区小林選手は3強の中では1番強いと思います。
須磨学園
1区 土井葉月(1年)
2区 樽本つかさ(2年)
3区 荒井優奈(3年)
4区 金山琳(3年)
5区 大西ひかり(3年)
須磨学園も最強オーダーでしょう。
1区土井選手と2区樽本選手は強い選手ですが、仙台育英や長野東と比べると少し不利です。
3区荒井選手は区間賞候補でここで差を詰めたい。
4区の金山選手が上手くつないで、5区大西選手でアンカー勝負に持ち込めれば、優勝のチャンスがあります。
仙台育英
1区 木村梨七(2年)
2区 エスタ・ムソニ(2年)
3区 清水萌(2年)
4区 柳川愛絵(2年)
5区 武田千捺(3年)
予選で好走していた小海遥選手が欠場しています。
木村梨七選手は前回と同じ5区ではなく1区でした。
このオーダーだと1,2区で出来るだけ多くの貯金を作って、逃げ切るという作戦になります。
ムソニ選手はこれまでの実績だと長野東の萩谷選手と互角くらいだと思います。
注目選手の紹介
廣中璃梨佳(長崎商)
3000mベストタイム2位
都道府県対抗女子駅伝で中3~高2まで3年連続区間賞
新谷仁美さんが持っている1区区間記録18分52秒を更新できるかに注目
小笠原朱里(山梨学院)
3000mベストタイム1位
駅伝の実績はトラックと比べると物足りない
木村梨七(仙台育英)
3000mベストタイム3位
前回5区区間賞
他の1区有力選手
高松いずみ(長野東)、吉村玲美(白鵬女子)、風間歩佳(成田)、藤中佑美(光ヶ丘女子)
5区有力選手
小林成美(長野東)、大西ひかり(須磨学園)
[ad#co-2]
第69回男子高校駅伝2018
区間エントリー発表後の順位予想
優勝 倉敷(岡山)
2位 仙台育英(宮城)
3位 世羅(広島)
4位 九州学院(熊本)
5位 佐久長聖(長野)
6位 洛南(京都)
7位 西京(山口)
8位 埼玉栄(埼玉)
9位 西脇工業(兵庫)
10位 八千代松陰(千葉)
他の入賞候補
大分東明(大分)、豊川(愛知)、青森山田(青森)、学法石川(福島)
優勝候補と展開予想
優勝候補は倉敷の1強です。
3区のキプラガット選手が無難に走りきれば、アンカーまでに勝負は決まっている可能性が高いです。
2位争いは仙台育英、世羅、九州学院の3チーム。
佐久長聖は鈴木芽吹選手が5区なので、何とか入賞できるくらいかと思います。
1区に井川龍人選手が来たことで、1区に力のある選手がいるチームの予想順位が上がっています。
九州学院は1区で貯金を作れないと、3位以内は難しくなります。
注目選手の紹介
井川龍人(九州学院)
前回1区2位、インターハイ5000m日本人1位、5000mベストタイム2位
田澤廉(青森山田)
前回1区4位、5000mベストタイム1位(1人だけ13分台)
他の1区有力選手
三浦龍司(洛南)、菖蒲敦司(西京)、児玉真輝(鎌倉学園)、白鳥哲汰(埼玉栄)
3区有力選手
石井一希(八千代松陰)、中村優吾(西京)、服部凱杏(佐久長聖)
[ad#co-3]
女子・仙台育英は、1区が木村梨七選手と言う事で、前半勝負に出たと言うか…
(本来なら5区がベストだと思います)
1区は廣中璃梨佳選手がいて、スタートから速い流れが予想されるので その対応に期待してか? 1区予定だった選手に不安があるのか? よく分かりませんが…
これで他の有力校(特に長野東)は アンカー勝負になっても勝算が出て来たので戦いやすいかもしれません。
長野東は、3本柱が主要区間にエントリー出来たのを含めてベストオーダーが組めた事で最大の難関をクリア出来たと思います。これでどんな結果になっても誰もが納得出来ると思うので…
仙台育英の1区木村梨七選手起用は、小海遥選手がいないとアンカーまでに勝負が決まってしまうかもしれないということなのかもしれません。
長野東は1区、2区で仙台育英に付いていければ有利になります。
ちなみに…長野東・小林成美選手→名城大、高安結衣選手→立命館大 に進学するそうです。
男子・佐久長聖は、5千m自己ベスト チーム1位の濱野将基選手がエントリーされてないのは誤算だと思います。
理想的には、服部凱杏選手が3区なら 濱野選手を4区に起用して 去年と同じく4区から追い上げて終盤に逆転すると言うシナリオだったと思いますが…
その分 服部選手がどれだけ留学生と勝負出来るか? 4区起用の2年生・宇津野篤選手がどれだけ頑張れるか?がポイントだと思います。
九州学院の1区・井川龍人選手は、ほとんどのメディアで3区を公言していたので…
1区候補だった入田選手の調子がイマイチなのかもしれません。
倉敷はキプラガット選手が不安のある?3区起用ですが、前半の入りが速すぎて後半バテるかも?と言うリスキーな走りとはどんな走りなのか楽しみです。
佐久長聖は4区が濱野将基選手だったら3位以内も狙えそうです。
後半3区間は自信があるようなので、前半が大事になってきます。
九州学院は入田優希選手の調子が良くないのかもしれません。
でも、井川龍人選手の1区は楽しみです。