2024年8月11日にパリオリンピックの女子マラソンが行われました。
日本人選手は鈴木優花・一山麻緒の2選手が出場していました。
前田穂南選手は欠場でした。
この記事では結果と感想について書いています。
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金メダル 2:22:55 シファン・ハッサン(オランダ)※オリンピック新記録
銀メダル 2:22:58 ティギスト・アセファ(エチオピア)
銅メダル 2:23:10 ヘレン・オビリ(ケニア)
4位 2:23:14 シャロン・ロケディ(ケニア)
5位 2:23:57 アマネ・ベリソ・シャンクル(エチオピア)
6位 2:24:02 鈴木優花(第一生命グループ)
7位 2:24:56 デルヴィン・レリン・メリンゴル(ルーマニア)
8位 2:26:01 ステラ・チェサン(ウガンダ)
9位 2:26:08 ロナー・チェムタイ・サルピーター(イスラエル)
10位 2:26:10 ユニス・チェビチー・チュンバ(バーレーン)
11位 2:26:30 ファティマ・エザーラ・ガルダディ(モロッコ)
12位 2:26:44 ダコター・リンドワーム(アメリカ)
13位 2:26:45 ジェシカ・ステンソン(オーストラリア)
14位 2:26:47 サルダナ・トロフィモワ(キルギス)
15位 2:26:51 ペレス・ジェプチルチル(ケニア)
16位 2:28:10 ファビエンヌ・シュルンプフ(スイス)
17位 2:28:35 マジダ・マーユフ(スペイン)
18位 2:29:01 タリア・バルディビア(ペルー)
19位 2:29:03 ハンネ・フェルブルッヘン(ベルギー)
20位 2:29:20 メクデス・ウォルドゥ(フランス)
21位 2:29:29 フロレンシア・ボレッリ(アルゼンチン)
22位 2:29:43 ヘレン・ベケレ(スイス)
23位 2:29:53 エミリー・シッソン(アメリカ)
24位 2:29:56 ジェネビーブ・グレグソン(オーストラリア)
25位 2:29:56 メリチェル・ソレル(スペイン)
26位 2:30:00 テレザ・フロホバ(チェコ)
27位 2:30:03 シトラリ・クリスティアン・モスコテ(メキシコ)
28位 2:30:12 フィノーラ・マコーマック(アイルランド)
29位 2:30:14 ドメニカ・マイヤー(ドイツ)
30位 2:30:20 ソフィア・ヤレムチュク(イタリア)
51位 2:34:13 一山麻緒(資生堂)
欠場 前田穂南(天満屋)
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シファン・ハッサン選手がオリンピック新記録で優勝しました。
今大会は5000mと10000mにも出場していて、どちらも銅メダルを獲得しています。
この3種目でのメダル獲得は凄すぎます。
上りでは遅れる時もあったんですが、冷静に追いついていきました。
スピードがあるので、ラスト勝負になれば負けません。
2位には世界記録保持者のアセファ選手が入りました。
難コースでも強いですね。
3位にはケニアのオビリ選手が入りました。
ケニアは7大会連続でメダルを獲得しています。
4位にも入っていますし、安定して強い国です。
日本人は鈴木優花選手が6位に入りました。
これまでMGC優勝者は3人連続で日本人最下位でしたが、ついに日本人トップになりました。
しかも、入賞という最高の結果が出ました。
鈴木選手は上りに強いですね。
富士山女子駅伝では上りの7区で好走していました。
レース後のインタビューから、富士山女子駅伝よりも上りがきつかったみたいです。
まだまだこれからの選手なので、記録も大幅に更新していくと思います。
一山麻緒選手は良くない結果でした。
調整が上手くいかなかったでしょうか。
レース後のインタビューでは今後のことは考えられないと言っていました。
やり切った感じに見えました。
前田穂南選手は右大腿骨疲労骨折のため欠場となりました。
補欠解除の後だったので、補欠との入れ替えは出来ませんでした。
前田選手はオリンピックには縁がないですね。
東京オリンピックの時も状態が良くなかったです。
良い状態でのレースを見たかったです。
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View Comments
前田さんが出走していたら、先頭集団にいたと思うので、そうなると鈴木さんも更に頑張れたと思います。どちらかにメダルもあったかも。前田さんの欠場は美談にすべきでなく、猛省点として再発無いように検証すべきです。メダル獲得の千載一遇のチャンスを逃したと思います。前田さんなら、坂の前に仕掛けていたでしょうか?
宗猛さんが遠慮無くコラムで書いてましたが、
35㎞地点の給水ミスも美談には出来ないと思います。あれがなければ、展開が変わっていた可能性あると思います。チームJapanで盛り立てたいのはあっても、やはり終盤の給水は緻密なものなので、チーム関係者や専門家に依頼すべきだと思いました。
鈴木さんの「本番力」は凄いですよね。今年はトラックなどおよそ良い流れで調整出来ていたとは思いませんでしたが、本番にはピタリ合わせてきました。ただ、怪我等で年間通じて万全な調整は出来てなかったようなので、その辺りが解決されるとサブ18やメダルが見えてくると思いました。5000,10000で14分&30分、ハーフなら5~6分は出して欲しいですね。
前田選手は中盤のどこかで仕掛けていたと思います。
前田選手が仕掛けると、優勝候補の選手たちは対応してくると思うので、面白いレースになっていそうです。
今回はメダル獲得のチャンスだったと思います。
給水は大迫傑選手のように選手からの希望もありますからね。
上手くハマれば効果的なので難しいところだと思います。
鈴木選手の本番力は凄いですね。
MGC優勝者が初めて本番で良い結果を出しました。
坂に強く、スピード持久力抜群の廣中さんが出ていたらどうだったとか、名古屋で驚異の粘り腰見せて一皮剥けた安藤さんが出ていたらとか、前田さんが万全で出れたら等考えさせられます。特に安藤さんが出てたら面白そうでした。
戦えそうな光は見えたと思います。
廣中さんはマラソンに転向するのかは気になります。そして、新谷さんは巻き返しを図ってくるのかも面白そうです。
MGCファイナルチャレンジは見直しても良いと思いました。今回唯一の優勝者である安藤さんを選べなかったので、タイムを破れなくても、優勝したなら優先的に補欠になれるシステムはあっても良いと思います。折角強豪集う名古屋で日本人優勝者が出たのに選べないのは、選考システムに欠陥があると言える気がします。
廣中選手のマラソン挑戦は楽しみですが、最近は良い状態で試合に出ることが少ないのが気になります。
ハマれば17分台、16分台が期待できる選手だと思います。
安藤選手はMGCで負けたので仕方ないと思います。
本番に近い気象条件で、直接対決なので良い選考方法だと思います。
安藤さんの「次」には期待しています。ペースが荒れて「選手権レース」に近く、かなり格上の強豪揃う名古屋を勝ちきったので、勝負強さを世界選手権やMGCで見せて欲しいです。来年の世陸は狙ってくるでしょうか?女子マラソン30代はまだまだ記録が伸びると思うので、どこかでサブ20も狙うでしょうか?
鈴木さんはタフなコース強いですよね。MGCとコースが被ると思うので、酷暑の東京世陸では、メダルのチャンスあるでしょうか?まずは、怪我無く練習を完璧にこなしてスタートラインに立って欲しいです。そこまでやって初めて「次の課題」が明確に見つかると思います。
新谷さんが、ロス五輪挑戦を匂わせてますよね。ホクレンでも日本人トップで走りきってるので、今秋の日本記録狙いへの布石でしょうか?シカゴ辺りでも走るのでしょうか?
安藤選手は名古屋で東京世界陸上を狙ってくると思います。
サブ20は名古屋で達成してほしいですね。
鈴木選手はタフなコースの方が強いと思います。
東京世界陸上はまだコースは決まってないですよね?
タフなコースだとメダルのチャンスがあると思います。
新谷選手は日本記録狙いでしょう。
どのレースにするんでしょうか。