2024年8月26日にダイヤモンドリーグのシレジア大会の女子1500mが行われました。
この大会には田中希実選手が出場していました。
この記事では結果をまとめて、レースの感想を書いています。
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優勝 3:57.08 ディリベ・ウェルテジ(エチオピア)
2位 3:57.88 フレウェイニ・ハイル(エチオピア)
3位 3:58.11 ジョージア・ベル(イギリス)
4位 3:59.55 メリッサ・コートニー・ブライアント(イギリス)
5位 3:59.65 サラ・ヒーリー(アイルランド)
6位 3:59.95 クラウディア・カジミエルスカ(ポーランド)
7位 3:59.97 スーザン・ロカヨ・エジョレ(ケニア)
8位 4:00.34 田中希実(New Balance)
9位 4:00.41 サラ・ビリングス(オーストラリア)
10位 4:00.41 リビー・ウォルコット・ノーラン(イギリス)
11位 4:01.48 マルタ・ペレス(スペイン)
12位 4:02.35 リンデン・ホール(オーストラリア)
13位 4:02.79 コリアン・マギー(アメリカ)
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田中希実選手は8位でした。
序盤は積極的に速い設定のペースメーカーに付いていきました。
400m通過が62秒1なのでかなり速いです。
速すぎて付いていけずに、中盤でペースを落とし、ラストもあまり上がりませんでした。
ラスト1周は63秒3でした。
今回は大幅な自己ベスト更新を狙っているようなレースでした。
田中希実選手はすでに東京世界陸上の参加標準記録を突破しています。
そして、日本代表はほぼ確実という状況になっています。
こういう状況なので、色々なレースを経験してみるのもいいと思います。
上手くハマれば3分57秒、56秒が出てもおかしくないかなと思っています。
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田中選手はU20・3000M王者です。U20カテゴリーで「世界一」の選手です。アフリカ勢相手に勝ちきった潜在能力は、まだまだ底知れないと思いますし、まだまだ開発発展途上なのではないでしょうか?「ベース」が大きく上がり、これまで4:05前後だったアベレージが4分前後まで引き上がってきました。五輪にピークが合ったかは疑問ですが、秋以降も試合に出続けるならすぐにでも日本記録出せそうな気がします。久保さんと競り合えば3:55前後までは一気にいってしまうかも?
久保さんが自信つけて、今後爆発的に伸びるためにも、是非U20世界タイトルを獲得して欲しいですね(今回含めて2回チャンスがあります)。800、1500Mで獲得したらそれこそ偉業ですよね。明日の決勝で1:58は出してくるでしょうか?
田中選手はまだまだ上がっていくと思います。
アベレージが上がってますよね。
日本記録はすぐに出ると思います。
久保選手の800mは展開が良ければ1分59秒を切ってくると思います。
久保さん、残念すぎましたね。最低限メダルは取れると思いましたが、準決勝の後で体調不良でもあったか、珍しく消極的なレースだったですよね?そのうち本人から色々反省点が出てくるとは思いますが。世界一を決めるレースは初体験なので重圧やこれまでの疲れもあったでしょうか?感覚が麻痺してるのかもしれませんが、2:03は十分超高校級なのですよね。今までが異次元過ぎただけで、じっくり地に足をつけて残りの高校生活を鍛えるのかもしれませんね。2年後はぶっちぎりで金メダル獲って欲しいです!
田中選手がDL1500Mで3分台。
結果は12位ですが、世界トップクラス揃ってたので、現在地が明確に分かり、有意義な体験だったと思います。今回ラスト一周までが2:54らしいのでそこから62秒でいければ3:56が出る計算、60なら3:54です!ラストを完璧に修正してくれば特大の日本記録が出るかもですね!!
久保選手は海外レースが初めてだったことと、レベルの高いメンバーでのレースも初めてだったと思うので、思うようなレースが出来なかったと思います。
田中希実選手もそうですが、経験していくうちに上手くなってくると思います。
田中選手はラストで失速しての3分台だったので、大幅な更新もあると思います。
あの大会の3000Mは結構凄いメンバーで
パリ五輪10000M銀、50004位のバットクレッティ(8位・イタリア)、
過酷なバサースト世界クロカンでシニア2位に入り、10000Mで29:48出した
ゲブレセラマ(銅・エチオピア)が走ってます。
2人とも日本人からすれば異次元の結果を出している世界的ランナーです。
それ考えると田中さんは、まだまだ奮起して欲しいですが、シニアでの伸び代の差はいかんともしがたいですよね。U20大会に出てなくても爆伸びして、大活躍するアフリカ勢は星の数ほどいそうです。U20はあくまでも「一過程」ととらえるべきでしょうか?
田中選手も大幅に記録を更新しているんですよね。
さらに大幅な記録更新もあると思います。
エチオピアとケニアは層が厚いので、誰かは伸びてきますよね。
10代で十分な練習が出来なかった選手も多いと思うので、急に出てくる選手も多いです。
2018は展開が幸運の賜物でしたよね。和田さんが引っ張って田中さんが唯一ついていって海外勢はラストに備えて、後方待機。エチオピア勢が必死に追いかけ始めたのはラスト一周から。引っ張らなかった田中さんが逃げ切りました。3000という距離も幸いした。
あれだけで実力を測る物差しにはなりにくいとは思いますが、そういう千載一遇の展開に恵まれる田中さんは「もっている」ということですよね。その後の大躍進も日本中距離の固定概念を覆すものです。田中さんには常人にはもちえない揺るぎないメンタルがあるはずです。来年の世陸、ロス五輪では、大輪の花が咲くのかも?
この話については解釈が難しい。女子で28分台出したチェベトは2018大会5000覇者で順調に駆け上がった。
対して、2010大会200覇者の飯塚選手は、なかなか突き抜けれてない印象。逆に飯塚選手に負けて3位だったブラウンは9&19達成し、パリ五輪リレーで金メダルまで獲得する大豪に成長した。ジュニア時代からの21秒台から19秒台へ入ったのは凄い伸び率。完全に飯塚選手を逆転している。
久保さんも長い目で見るのが正解なのではないかな?