日本選手権陸上2021予想

2021年6月24~27日に第105回日本陸上競技選手権大会が行われます。

10000mはすでに行われています。

 

この記事では長距離中心に予想と注目選手について書いています。

 

1500m

男子

東京オリンピック参加標準記録 3:35.00

予選 6月24日14時35分スタート

決勝 6月25日19時10分スタート

 

日本記録保持者の荒井七海選手・最近安定して好成績の河村一輝選手・ディフェンディングチャンピオンの館澤亨次選手の争いになると予想しています。

河村一輝選手はハイペースのレースに強く、館澤亨次選手はスローペースのレースに強いです。

 

私が他に注目している選手は洛南高校の佐藤圭汰選手です。

高校歴代2位の記録を出していて、表彰台もあるのかなと思っています。 

女子

東京オリンピック参加標準記録 4:04.20

決勝 6月25日19時00分スタート

 

エントリー人数が少なく予選なしで決勝のみとなっています。

 

この種目は田中希実選手が圧倒的に強く、負けなしが続いています。

ただ、田中選手は今大会は東京オリンピックの参加標準記録を積極的に狙うと予想しています。

日本選手権は記録より優勝を重視する選手がほとんどですが、前回優勝してますし、今回はチャレンジしてくると思います。

上手くいけば好記録が出ますが、大きく失速して抜かれる可能性もあると思います。

 

2位争いも楽しみで、卜部蘭選手・後藤夢選手・樫原沙紀選手・道下美槻選手・米澤奈々香選手が候補です。

 

3000m障害

男子

東京オリンピック参加標準記録 8:22.00

決勝 6月26日16時05分スタート

 

この種目は三浦龍司選手だけが参加標準記録を突破しています。

他に突破できそうな選手は山口浩勢選手・阪口竜平選手・青木涼真選手・塩尻和也選手です。

 

塩尻選手がハイペースで入りそうなので、好記録が出ると予想しています。

優勝は三浦選手が1番可能性が高く、3位以内には入るだろうと思っています。

塩尻選手が最後まで押し切るレースも見てみたいです。

参加標準記録を突破する選手が増えて欲しいです。

女子

東京オリンピック参加標準記録 9:30.00

決勝 6月26日15時40分スタート

 

最近の結果を見ると山中柚乃選手が優勝に1番近いと思います。

タイムがどんどん伸びてきているので、今回も自己ベストを更新すると予想しています。

 

吉村玲美選手は最近の結果が良くないので、表彰台を外すかもしれません。

 

他の上位候補はディフェンディングチャンピオンの石澤ゆかり選手、最近好調の森智香子選手です。

 

5000m

男子

東京オリンピック参加標準記録 13:13.50

決勝 6月24日18時55分スタート

 

優勝候補は坂東悠汰選手・遠藤日向選手・相澤晃選手です。

オープン参加の外国人選手が2名いるので、スローペースにはなりにくいと思います。

ラストスパート勝負になれば遠藤選手が有利です。

 

石田選手は久しぶりのレースだと思いますが、どのくらい成長しているのか楽しみです。

女子

東京オリンピック参加標準記録 15:10.00

決勝 6月27日16時50分スタート

 

田中希実選手が内定、廣中璃梨佳選手と新谷仁美選手が参加標準記録を突破しています。

 

田中希実選手はディフェンディングチャンピオンで今シーズンの成績が良いです。

しかし、35分前に800mの決勝があります。

田中選手は800mと1500mにもエントリーしていて、800mは決勝に進む可能性が高いです。

疲れた状態でのスタートになるので、スローペースでないと優勝は難しいと思います。

今回はオープン参加の外国人選手が2名いて、スローペースにはなりにくいと思います。

 

私は廣中璃梨佳選手が優勝するのではないかと予想しています。

すでに参加標準記録を突破しているので、順位だけにこだわることができます。

今シーズンは10000mで好成績を残していて、5000mでも強いレースをすると思います。

 

新谷仁美選手はラストのスピードがないので、優勝は難しいと思います。

あとメディアへの対応が多そうなので、上手く仕上がっているのか気になります。

 

萩谷楓選手は参加標準記録を突破していませんが優勝候補です。

東京オリンピックのテストイベントでは廣中璃梨佳選手に勝っています。

廣中選手の次に優勝確率が高いと思っています。

 

男子100m

東京オリンピック参加標準記録 10.05

予選 6月24日15時40分スタート

準決勝 6月24日19時32分スタート

決勝 6月25日20時30分スタート

 

山縣亮太選手・サニブラウン・アブデル・ハキーム選手・小池祐貴選手・桐生祥秀選手・多田修平選手が参加標準記録を突破しています。

私は山縣選手が7割くらい優勝すると思っています。

サニブラウン選手は最近はレースに1回出ただけで、タイムも出てないので、状態がよく分からないです。

最近の結果を見ると小池祐貴選手は少し厳しいのかなと思います。

男子110mハードル

東京オリンピック参加標準記録 13.32

予選 6月26日16時45分スタート

決勝 6月27日17時25分スタート

 

金井大旺選手・高山峻野選手・泉谷駿介選手が参加標準記録を突破しています。

この3人が内定するのかなと思っています。

最近の実績だと金井選手が圧倒的に強いです。

男子400mハードル

東京オリンピック参加標準記録 48.90

予選 6月25日18時35分スタート

決勝 6月26日17時50分スタート

 

黒川和樹選手・安部孝駿選手・山内大夢選手・豊田将樹選手が参加標準記録を突破しています。

若手の黒川選手とベテランの安倍選手の対決になると予想しています。

黒川選手は自己ベスト更新も期待できます。

 

男子走幅跳

東京オリンピック参加標準記録 8m22

決勝 6月27日15時40分スタート

 

城山正太郎選手・橋岡優輝選手・津波響樹選手が参加標準記録を突破しています。

自己ベストは城山正太郎選手が1番上ですが、橋岡優輝選手が安定して好成績を残しています。

8割くらい橋岡選手の優勝かなと思っています。

女子800m

東京オリンピック参加標準記録 1:59.50

予選 6月26日13時20分スタート

決勝 6月27日16時15分スタート

 

楽しみにしている種目です。

卜部蘭選手・北村夢選手・田中希実選手・川田朱夏選手の勝負になると思います。

誰が勝つのか全く予想できません。

接戦で面白いレースになりそうです。

女子100mハードル

東京オリンピック参加標準記録 12.84

予選 6月25日17時15分スタート

準決勝 6月25日19時50分スタート

決勝  6月26日17時15分スタート

 

まだ参加標準記録を突破している選手はいませんが、寺田明日香選手と青木益未選手が12秒87で走っています。

風が良ければ参加標準記録突破の可能性は十分にあると思います。

この2人が実力的に抜けていますが、全体のレベルが上がっているので、自己ベスト更新する選手が続出するかもしれません。

 

※追記

青木益未選手が欠場となりました。

青木選手は世界ランキングで代表入りできる可能性が残っています。