2020年7月4日にホクレンディスタンスチャレンジの士別大会が行われました。
今大会は無観客で実施され、youtubeでライブ配信がありました。
感染防止策として、招集を行わず選手が直接スタート地点に向かう方式にしていました。
他にも定期的に換気をする時間をとっていました。
この記事では上位選手と注目選手の結果と感想を書いています。
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ホクレンディスタンスチャレンジ2020士別結果
女子1500m
1位 4:08.68 田中希実(豊田自動織機TC)※日本歴代2位
2位 4:10.00 ヘレン・エカラレ(豊田自動織機)
3位 4:21.01 陣内綾子(九電工)
4位 4:21.93 石澤ゆかり(エディオン)
5位 4:22.97 廣中璃梨佳(日本郵政グループ)
6位 4:23.28 菊地梨紅(肥後銀行)
7位 4:24.18 藪田裕衣(大塚製薬)
田中希実選手が日本歴代2位のタイムを出しました。
日本記録まで1秒を切っています。
最初から最後まで良いペースでした。
田中希実選手は深川大会では3000mにエントリーしています。
昨年は周回数を勘違いして日本記録を逃しましたが、今年は日本記録更新の可能性が高そうです。
廣中璃梨佳選手はちょっと重かったです。
深川大会では3000mにエントリーしています。
女子3000m
1位 9:05.75 佐藤早也伽(積水化学)
2位 9:07.77 川口桃佳(豊田自動織機)
3位 9:09.30 大西ひかり(日本郵政グループ)
4位 9:13.20 籔下明音(豊田自動織機)
5位 9:15.41 菅田雅香(日本郵政グループ)
6位 9:16.40 内藤早紀子(パナソニック)
7位 9:17.25 宇都宮恵理(日本郵政グループ)
8位 9:25.17 中村優希(パナソニック)
佐藤早也伽選手がトップを取りました。
2000mからペースを上げて、自己ベストを10秒以上更新しました。
深川大会では5000mにエントリーしています。
川口桃佳選手と大西ひかり選手も9分10秒を切っての自己ベスト更新です。
女子5000m
B組
1位 15:58.87 福良郁美(大塚製薬)
2位 16:02.80 上杉真穂(スターツ)
3位 16:11.25 和久夢来(ユニバーサルエンターテインメント)
4位 16:11.79 長濱夕海香(大阪芸術大学)
5位 16:14.61 猪原千佳(肥後銀行)
6位 16:15.69 西田留衣(シスメックス)
7位 16:18.29 山本明日香(エディオン)
福良郁美選手が自己ベストで15分台に突入しました。
上杉真穂選手は10秒以上自己ベストを更新しています。
A組
1位 15:34.22 宮田梨奈(九電工)
2位 15:35.21 前田穂南(天満屋)
3位 15:55.57 平井見季(肥後銀行)
4位 16:02.69 堀優花(パナソニック)
5位 16:09.16 棚池穂乃香(大塚製薬)
6位 16:13.56 林田美咲(九電工)
7位 16:16.79 逸木和香菜(九電工)
8位 16:17.04 三宅紗蘭(天満屋)
9位 16:18.57 加藤岬(九電工)
10位 16:20.68 谷本観月(天満屋)
高卒2年目の宮田梨奈選手がトップでした。
高校時代は3000m9分38秒台の選手が1年ちょっとで急成長しています。
深川大会では3000mにエントリーしています。
自己ベストが9:22.72なので、大幅に自己ベストを更新しそうです。
東京オリンピックマラソン代表の前田穂南選手も自己ベストを更新しています。
深川大会では10000にエントリーしています。
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男子1500m
B組
1位 3:48.36 川瀬翔矢(皇學館大学)
2位 3:48.48 服部凱杏(立教大学)
3位 3:49.13 ミラー千本真章(立教大学)
4位 3:49.49 平田健司(GRlab)
今シーズン10000mで27分台を狙っている川瀬翔矢選手がトップでした。
深川大会では5000mにエントリーしています。
2位、3位には今シーズン大幅補強をした立教大学の選手が入っています。
A組
1位 3:38.33 ロナルド・ケモイ(小森コーポレーション)
2位 3:39.23 ジャスティス・ソゲット(Honda)
3位 3:44:26 的野遼大(MHPS)
4位 3:46.17 河村一輝(トーエネック)
5位 3:47.14 林田洋翔(MHPS)
6位 3:49.53 森智哉(中央大学)
7位 3:49.76 山田俊輝(中央大学)
ドーハ世界陸上7位の実力者であるロナルド・ケモイ選手が強かったです。
2位に入ったジャスティス・ソゲット選手はHondaの新戦力です。
Hondaは外国人選手が強くなれば、ニューイヤー駅伝の優勝が見えてきます。
日本人トップの的野遼大選手は外国人選手に積極的に付いていっていました。
終盤は失速してしまい、自己ベスト更新はできませんでした。
男子3000m
1位 7:49.03 ダン・キプランガット(JFEスチール)
2位 7:49.90 遠藤日向(住友電工)
3位 7:53.09 竹内大地(トーエネック)
4位 7:57.17 ドミニク・キプタム(JFEスチール)
5位 7:58.08 中西亮貴(トーエネック)
6位 7:58.67 河合代二(トーエネック)
7位 8:01.78 鬼塚翔太(DeNA)
10位 8:08.90 大塚祥平(九電工)
遠藤日向選手は最後までペースが落ちませんでした。
ラスト1周は60秒で走っています。
トーエネックの3選手が7分台を出しています。
竹内大地選手はラスト1周で離されましたが、よく付いていたと思います。
男子5000m
E組
1位 14:02.71 神林勇太(青山学院大学)
2位 14:05.02 村本一樹(住友電工)
神林勇太選手は中盤からずっと引っ張る展開でした。
資格記録の関係でE組になりましたが、圧倒的な強さでした。
D組
1位 14:04.66 吉田祐也(GMO)
D組は吉田祐也選手が序盤から最後まで、ずっと先頭を引っ張るレースでした。
序盤のペースが遅かったので、そんなに良いタイムは出ませんでした。
C組
1位 13:45.76 中村友哉(大阪ガス)
2位 13:48.46 鈴木塁人(SGH)
3位 13:49.03 横手健(富士通)
4位 13:53.19 青木祐人(トヨタ自動車)
5位 13:55.01 岩崎大洋(上武大学)
6位 13:57.67 山田滉介(トヨタ紡織)
7位 14:01.05 斉藤翔太(JFEスチール)
8位 14:01.37 岡原仁志(中電工)
9位 14:03.36 森凪也(中央大学)
C組からペースメーカーがいたので、良いペースで刻んでいます。
ターゲットタイムは13分55秒でしたが、上位は大幅に上回っています。
中村友哉選手は自己ベストを10秒以上更新しています。
まだまだ余力がありそうな感じでした。
E~C組は青山学院勢の活躍が目立ちました。
B組
1位 13:43.92 野中優志(大阪ガス)
2位 13:49.12 竹内颯(中央発條)
3位 13:52.08 坂田昌駿(中央発條)
4位 13:52.39 近藤秀一(GMO)
5位 13:52.83 渡邉利典(GMO)
6位 13:54.45 相葉直紀(中電工)
7位 13:56.77 川田裕也(埼玉医科大学グループ)
8位 13:57.20 小森稜太(NTN)
9位 14:00.31 山下一貴(MHPS)
10位 14:01.83 村山紘太(旭化成)
11位 14:02.33 下田裕太(GMO)
12位 14:04.00 滋野聖也(プレス工業)
13位 14:05.70 林奎介(GMO)
14位 14:06.34 上野裕一郎(セントポールクラブ)
15位 14:06.65 上門大祐(大塚製薬)
16位 14:07.84 細谷恭平(黒崎播磨)
B組は1周66秒の一定ペースで走っています。
野中優志選手は1人だけ最後までペースメーカーに付いていっていました。
自己ベストを15秒以上更新しています。
C組に続いて大阪ガスの選手がトップを取りました。
立教大学監督の上野裕一郎選手も出場していました。
A組
1位 13:25.74 ワンブア・タイタス(埼玉医科大学グループ)
2位 13:26.86 アントニー・マイナ(興國高校)
3位 13:27.37 クレオファス・カンディエ(MHPS)
4位 13:33.38 キプキルイ・ビクター・コリル(GMO)
5位 13:36.06 イルング・デービッド・グレ(GMO)
6位 13:41.19 ギデオン・キプゲティッチ(マツダ)
7位 13:43.30 倉田翔平(GMO)
8位 13:45.48 茂木圭次郎(旭化成)
9位 13:47.84 定方俊樹(MHPS)
10位 13:48.96 岡本雄大(サンベルクス)
11位 13:50.17 坂東剛(大阪ガス)
12位 13:50.59 一色恭志(GMO)
13位 13:52.69 高井和治(九電工)
14位 13:54.61 サイモン・カリウキ(戸上電機製作所)
15位 13:58.97 田村友佑(黒崎播磨)
16位 14:03.47 石田洸介(東京農業大学第二高等学校)
ワンブア・タイタス選手が最終組のトップでした。
自己ベストを10秒弱更新しています。
2位には高校生のアントニー・マイナ選手は入りました。
ラストのキレが素晴らしかったです。
日本人トップは倉田翔平選手でした。
ラストで上げることができませんでしたが、自己ベスト更新です。
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欄が違うのかもしれないが。一山の5千が15分6秒でした。これなら1万メートルで31分を切るかどうかぐらいです。だんだん良くなるのかな。左の腕振りが少し気になります。左の腕振りの大きいのはみんな潰れます。外に出ていきます。抱えるのです。一山はできています。
一山選手の10000m31分切りが見えてきました。
このスピードがあれば、マラソンのペースアップにも対応できそうです。