都道府県対抗女子駅伝2020結果!京都が17回目の優勝

2020年1月12日に第38回全国都道府県対抗女子駅伝が行われました。

 

この記事では都道府県対抗女子駅伝2020の結果速報(総合順位・タイム・区間賞)と感想について書いています。

 

都道府県対抗女子駅伝2020結果速報

総合順位・タイム

優勝 2:16:15 京都

2位 2:16:25 宮城

3位 2:16:36 東京

4位 2:16:37 長野

5位 2:17:04 鹿児島

6位 2:17:42 兵庫

7位 2:17:56 群馬

8位 2:17:56 大阪

9位 2:18:08 岡山

10位 2:18:08 長崎

11位 2:18:18 千葉

12位 2:18:30 福岡

13位 2:19:22 神奈川

14位 2:19:35  熊本

15位 2:20:13 埼玉

16位 2:20:37 静岡

17位 2:20:38 大分

18位 2:21:15 広島

19位 2:21:23 山口

20位 2:21:32 愛知

21位 2:21:50 宮崎

22位 2:21:52 福島

23位 2:21:54 滋賀

24位 2:21:59 石川

25位 2:22:07 愛媛

26位 2:22:31 岐阜

27位 2:22:56 徳島

28位 2:23:02 和歌山

29位 2:23:03 三重

30位 2:23:10 秋田

31位 2:23:32 佐賀

32位 2:23:34 茨城

33位 2:23:44 山梨

34位 2:23:53 北海道

35位 2:24:17 鳥取

36位 2:24:38 新潟

37位 2:25:30 栃木

38位 2:25:35 富山

39位 2:25:40 奈良

40位 2:26:41 山形

41位 2:26:44 高知

42位 2:26:56 岩手

43位 2:27:11 福井

44位 2:28:30 香川

45位 2:28:48 島根

46位 2:39:38 青森

47位 2:32:44 沖縄

 

タイムは前回と同じくらいでした。

 

今回は予想順位とかなり近かったです。

15~18位あたりとか答え合わせをしていて驚きました。

都道府県対抗女子駅伝2020全チーム順位予想

区間賞

1区 廣中璃梨佳(長崎)

2区 田﨑優理(宮崎)

3区 松本明莉(大分)

4区 小海遥(宮崎)

5区 三原梓(京都)

6区 村松灯(京都)

7区 村松結(京都)

8区 山本釉未(大分)

9区 新谷仁美(東京)

優秀選手

廣中璃梨佳(長崎)

新谷仁美(東京)

三原梓(京都)

未来くん賞

村松結(京都)

松本明莉(大分)

 

区間ごとの感想

1区

廣中璃梨佳選手が強すぎました。

区間記録を更新できるかに注目していましたが、5秒更新して区間2位に34秒差をつけました。

 

田中希実選手も単独走が多かったんですが、最後まで強かったです。

ただ、上りは得意じゃなさそうだなと思いました。

五島莉乃選手も上りはダメそうです。

 

1区は高校生が少ない区間でしたが清水萌選手が14位と健闘しました。

高校駅伝で1区2位だった小倉稜央選手は21位でした。

 

2区

トップの長崎に兵庫が差を詰めました。

宮崎の田﨑優理選手が14人抜きで区間賞を獲得しています。

 

3区

前を走っていた長崎と兵庫が遅かったので、後ろとの差が詰まって混戦になってきました。

区間上位は私が注目選手に挙げた選手が実力通りの結果を出しています。

 

4区

ついに長崎が抜かれてしまいました。

小海遥選手が区間賞の素晴らしい走りで、トップと10秒差まで詰めました。

 

5区

木村梨七選手がトップまでくる好走でした。

三原梓選手は区間タイ記録で一気に入賞ラインに入ってきました。

 

6区

実力のある京都・兵庫・鹿児島の高校生が区間トップ3でした。

 

7区

村松結選手が区間タイ記録で、京都は3区間連続の区間賞で、トップと15秒差になりました。

 

8区

山本釉未選手が区間賞で、大分は3区に続いて中学生区間で区間賞を獲りました。

京都の瀨川藍選手が区間2位で首位交代となりました。

この区間は宮城と互角だと思っていたので予想外でした。

 

9区

トップが京都、13秒差で宮城、東京は1分34秒差でした。

この時点で京都と宮城の争いで、東京は3位までかなと思いました。

一山麻緒選手と佐藤早也伽選手は互角だと思っていたので、早めに追いつかなければ京都の優勝だと思いました。

 

京都と宮城の差は最後までほとんど変わらず、京都の17回目の優勝となりました。

新谷仁美選手は区間記録まで5秒でした。

終盤で少し失速してしまいました。

それでも区間2位に58秒差をつけています。

 

区間2位が31分55秒というのは少し残念です。

31分40秒前後で走る選手が出てほしかったです。

 

入賞チームの感想

優勝 京都

予想順位 4位

 

5~8区が予想を大きく上回る走りでした。

安藤友香選手と一山麻緒選手はマラソン練習の影響なのか、スピードが無かったです。

 

2位 宮城

予想順位 2位

 

1区に清水萌選手は予想外でしたが好走でした。

他の仙台育英の選手も高校駅伝からの好調を維持できていました。

中学生は予想よりは少し遅かったです。

 

3位 東京

予想順位 優勝

 

1区と中学生が予想より少し遅かったですが、ほぼ予想通りでした。

過去最高順位の4位を更新しています。

今回は良いメンバーだったので、優勝できるチャンスでした。

 

4位 長野

予想順位 5位

 

中学生が予想より速かったです。

不安だった和田有菜選手もまずまずの走りでした。

過去最高順位の6位を更新しました。

 

5位 鹿児島

予想順位 12位

 

山ノ内みなみ選手が欠場で入賞は難しいかと思いましたが、神村学園高校の選手が強かったです。

アンカーの西田美咲選手も粘り強い走りでした。

 

6位 兵庫

予想順位 3位

 

区間エントリーを見て厳しいなと思いました。

3区に区間上位が期待できる新楓菜選手を使いたかったです。

1・2区は良かったんですが、ベストオーダーを組めなかった影響が3区以降に出てしまいました。

 

7位 群馬

予想順位 10位

 

全体的に予想通りの結果でした。

星野輝麗選手は持ちタイムはそんなに速くないんですが、高校駅伝に続いて好走しています。

 

8位 大阪

予想順位 8位

 

1区の大森菜月選手が好スタートを切りましたが、2区の高松智美ムセンビ選手が大きく遅れてしまいました。

8区までは入賞ラインの少し後ろを走る展開でしたが、アンカーの前田穂南選手で入賞まで持ってきました。

群馬の筒井咲帆選手とは最初からずっと並走で、ラスト勝負でわずかに負けてしまいました。

 

来週は都道府県対抗男子駅伝があります。

都道府県対抗男子駅伝2020全チーム順位予想

 

【管理人】はりくぶ

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  • 1区で廣中璃梨佳選手は見事に区間記録を更新しましたが、4km地点では従来の記録の時より10秒遅いと言っていたので、上りがある後半を考えたら この時点で記録更新は まず有り得ないと思いましたが…

    廣中選手は、中学時代からほとんど故障も無く 駅伝では区間賞を取り続けていて、今回も普通ならペースダウンする一番苦しい場面からペースアップしてますが、この様な選手は過去に記憶がありません。

    今回は特に記録には拘らなかったとか言っていたので、もし記録に拘ってそれなりに準備していたら もっと凄いタイムだったと思います。

    練習内容は 1万mの日本記録に対応出来るなどと言っていたので、順調に行けば こちらも記録更新は時間の問題かもしれません。

    • 廣中璃梨佳選手は上りが強すぎます。
      走力も上がっているので、1区では無敵状態になっています。
      トラックでも日本記録更新は時間の問題だと思います。

  • 優勝した京都は、1区・2区で遅れた時点では黄色信号だったかもしれませんが、特にブレーキと言った遅れでなかったのが 幸いだったと思います。
    立命館宇治勢は都大路のリベンジが見事に出来て、来シーズンへの自信にもなったと思います。

    安藤友香選手は、スタートから積極的に廣中選手に付いて行ったので 調子が良かったのかもしれませんが、それ以上に廣中選手の調子が良かったので 結果的に失速したのかもしれません。

    宮城は、やはり仙台育英勢の活躍が大きかったです。
    小海遥選手は、上りに強く4区起用が見事にハマりました。
    (当日に 4区の東大路通〜今出川通を歩きましたが、ダラダラとした長い上りは かなりキツかったです)
    木村梨七選手は、都大路の後に軽い故障などもあって ややふっくらした感じでしたが、本来の走りが出来たのは大きかったと思います。
    来シーズンは積水化学に入社だそうですが 活躍が楽しみです。

    • 安藤友香選手はどうだったんでしょうか。
      かなり失速していたのが気になります。

      4区の上りはきついんですね。
      走力のある上りに強い選手は1区に集まるので、4区にも強い選手を配置できるのが宮城の強さでした。

      積水化学は新谷仁美選手も加入しているので、面白いチームになりそうです。

  • 東京は、東日本の時と同じで 良かった区間と悪かった区間の差が大きかったのが痛かったと思います。

    特に1区の山口遥選手がトップと約1分の遅れが痛かったと思いますが、もし1区が菅田雅香選手だったらどうだったでしょう?

    長野は、過去最高順位とは言え 目標の3位以内まであと1秒と言う事で、自分の周りでは とにかくタラレバの話しばかりですが…
    それを言い出せば 他のチームも同じですし、まず全員が本来の走りは十分出来たと思うので 上位3チームが強かったと言う事で大健闘の4位だったと思います。

    特にアンカーの細田あい選手は、7㎞手前で新谷仁美選手に追い付かれてから最後までよく粘ったと思います。

    この様な粘りの走りは、今までの細田選手には なかなか見られなかったと思いますが…
    1区で同じダイハツの大森菜月選手も 序盤に遅れてから終盤に追い上げて 上位で繋いだのを見る限り、ダイハツのマラソン練習の成果が出ていると感じました。

    • 東京のオーダーは良かったと思います。
      菅田雅香選手は2区の方が力を発揮できるタイプだと思います。

      長野は良い走りだったと思います。
      予想よりも速かったです。

      細田あい選手は力がついています。
      今年の名古屋ウィメンズマラソンも走るんでしょうか。
      良いタイムが出ると思います。