2024年8月31日にダイヤモンドリーグのローマ大会の女子1500mが行われました。
この大会には田中希実選手が出場していました。
この記事では結果をまとめて、レースの感想を書いています。
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ダイヤモンドリーグ2024ローマ女子1500m結果
優勝 3:52.89 フェイス・キピエゴン(ケニア)
2位 3:54.16 フレウェイニ・ハイル(エチオピア)
3位 3:54.79 ビルケ・ハイロム(エチオピア)
4位 3:54.98 ジェシカ・ハル(オーストラリア)
5位 3:56.14 ネリー・チェプチルチル(ケニア)
6位 3:58.12 シンタエフ・ビッサ(イタリア)
7位 3:58.15 ウォルクネシュ・メセレ(エチオピア)
8位 3:58.42 サラ・ヒーリー(アイルランド)
9位 3:58.68 リビー・ウォルコット・ノーラン(イギリス)
10位 3:58.84 リンデン・ホール(オーストラリア)
11位 3:59.19 ナディア・バットクレッティ(イタリア)
12位 3:59.69 田中希実(New Balance)
13位 4:01.69 ニギスト・ゲタチュー(エチオピア)
14位 4:02.60 ルドヴィカ・カヴァッリ(イタリア)
15位 4:02.80 マルタ・ペレス(スペイン)
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レースの感想
田中希実選手が3分台でゴールしました。
シレジア大会ではなぜか他の選手がペースメーカーに付いていかなかったんですが、今回はみんな付いていって田中選手は真ん中くらいの位置をずっと走っていました。
途中までは良かったんですが、ラスト1周は65秒もかかってしまいました。
上手くはいかないレースでしたが、それでも3分台でゴールしたのは力がついてきていると思います。
前半の位置取りは良くなってきていると思います。
優勝はパリオリンピックで金メダルを獲得したフェイス・キピエゴン選手でした。
序盤からずっと前の方を走っていました。
ハイペースでしたが、ラスト1周は60秒2で走っています。
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五輪1万銀のバットクレッティが3分台で走ってますね。ハッサンもですが、中距離、長距離は完全に地続きになりましたね。中距離で極限まで磨いたスピードをマラソンにまで持ち込まれるのだから、日本勢は太刀打ち出来ないですよね。
高橋尚子さんは、中距離出身で、マラソン練習中でも高地で1000Mを2:48(1500Mなら4:10前後)で走ってたらしいので、強さの性質が当時では段違いだったということですよね。
例えば、川上、渋井、福士さん辺りが長距離に傾倒しすぎず徹底して中距離でスピード磨いていたら、田中さんのように大幅に記録を伸ばしたでしょうか?幻想は湧きますね。
長距離でトップクラスの選手であれば1500mでもある程度のタイムは出してくると思います。
中距離からマラソンまでいく選手は凄いですよね。
昔は全日本、箱根も中距離主戦場のランナーが活躍してましたよね。日大の梅津選手、山梨学院の藤脇選手、中央の小嶋選手、順天堂の村上選手達は、長い距離にもエース級の対応していました。
現代では箱根がゴール地点になってるので、意味合いが違うかも知れませんが、ひょっとしたら、中距離ランナーでも長距離ロード対応出来る何らかの方法があるのかも?現代では失われてしまった力がひょっとしたらあるのかも?
800MU20銅の落合選手が中距離に全力投球しながら全日本、箱根を走ったら非常に夢があるような気がするのですが、実現するでしょうか?出雲2区ならあり得ますかね?
落合選手の箱根は気になりますね。
かなり気持ちが揺れているようなので、どうなるか分かりません。
とりあえず高校駅伝の結果が楽しみです。