2024年1月21日に第29回全国都道府県対抗男子駅伝が行われました。
この記事では結果速報(総合順位・タイム・区間賞)と感想について書いています。
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都道府県対抗男子駅伝2024結果
総合順位・タイム
優勝 2:17:00 長野※大会新記録
2位 2:19:11 埼玉
3位 2:19:32 千葉
4位 2:19:56 京都
5位 2:19:59 兵庫
6位 2:20:06 岡山
7位 2:20:12 福岡
8位 2:20:19 東京
9位 2:20:44 茨城
10位 2:20:55 大阪
11位 2:20:57 鹿児島
12位 2:21:12 長崎
13位 2:21:18 福島
14位 2:21:20 広島
15位 2:21:49 群馬
16位 2:21:54 滋賀
17位 2:21:59 宮崎
18位 2:22:18 熊本
19位 2:22:21 北海道
20位 2:22:28 愛知
21位 2:22:30 栃木
22位 2:22:36 岐阜
23位 2:22:41 神奈川
24位 2:22:47 静岡
25位 2:22:52 大分
26位 2:22:56 佐賀
27位 2:22:58 新潟
28位 2:22:58 山口
29位 2:23:02 福井
30位 2:23:03 和歌山
31位 2:23:10 鳥取
32位 2:23:19 宮城
33位 2:23:44 山梨
34位 2:24:00 三重
35位 2:24:07 岩手
36位 2:25:21 富山
37位 2:25:26 高知
38位 2:25:37 山形
39位 2:25:58 徳島
40位 2:26:21 奈良
41位 2:26:24 愛媛
42位 2:26:27 青森
43位 2:26:31 香川
44位 2:26:35 秋田
45位 2:26:44 島根
46位 2:27:21 沖縄
47位 2:28:35 石川
順位予想
2024年1月21日に第29回全国都道府県対抗男子駅伝が広島で行われます。 この記事では都道府県対抗男子駅伝2024の概要・順位予想(全47チーム)・注目選手について書いています。 都道府県対抗男子駅伝20 …
区間賞
1区 川原琉人(長崎)※区間新記録
2区 田中悠大(和歌山)
3区 葛西潤(大阪)※区間新記録
4区 永原颯磨(長野)
5区 山口竣平(長野)
6区 吉田星(北海道)
7区 鈴木芽吹(長野) ※区間新記録
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区間ごとの感想
1区
川原琉人選手が区間新記録を出しました。
序盤から積極的な走りで、中盤は力を溜めて、早めのスパートで抜け出しました。
かなり良い選手で、今後も楽しみな選手です。
卒業後は順天堂大学に進む予定です。
上位は順当に力のある選手が入ってきています。
岐阜の安島莉玖選手は14分台の選手ですが、3位に入ってきました。
高校駅伝は予選敗退でした。
2区
田中悠大選手が区間2位に18秒差をつけています。
歴代3位タイのタイムでした。
3区
葛西潤選手が区間新記録を出しました。
19年前の記録をついに更新しました。
27分台ランナーが上位に入ってきている中で、28分台の久保田徹選手が区間2位タイのタイムで健闘しました。
来年度はHondaに所属する予定です。
4区
永原颯磨選手が区間賞で、区間記録まで1秒でした。
トップから33秒差でスタートしましたが、一気にトップまでいきました。
4区で長野がかなり有利な状況になりました。
卒業後は順天堂大学に進む予定です。
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5区
山口竣平選手の区間賞の走りで、優勝はほぼ決まったかなと思いました。
卒業後は早稲田大学に進む予定です。
千葉の鈴木琉胤選手が2年生で区間2位の好走でした。
高校駅伝も1区7位と良かったので、来年度は区間賞も期待できます。
6区
北海道の吉田星選手が区間賞でした。
全中3000mで優勝していて、駅伝でも強さを見せました。
7区
20年ぶりに区間記録が更新されました。
鈴木芽吹選手が区間2位に43秒差をつける圧倒的な強さでした。
十分なリードがあったんですが、序盤から積極的な走りでした。
この走りが出来れば、ニューイヤー駅伝でも区間賞が獲れそうです。
来年度はトヨタ自動車に所属する予定です。
トヨタ自動車は吉居大和選手と湯浅仁選手も入る予定なので、恐ろしい戦力になります。
区間2位に入った菊地駿弥選手は日本選手権10000mとニューイヤー駅伝でも好走していました。
荻久保寛也選手と山本唯翔選手は2年連続で区間上位です。
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上位チームの感想
優勝 長野
予想順位 優勝
区間順位 4-29-9-1-1-9-1
高校生が強すぎました。
4区5区で勝負が決まった感じでした。
7区の鈴木芽吹選手は予想以上の速さでした。
意外にもこの大会は初出場でした。
2位 埼玉
予想順位 6位
区間順位 2-6-2-11-15-21-3
一般が強かったです。
松井海斗選手は高校駅伝に続いて1区2位でした。
卒業後は東洋大学に進む予定です。
3位 千葉
予想順位 4位
区間順位 16-6-4-6-2-3-25
過去最高順位タイでした。
2~6区が強かったです。
前回も6区終了時点では2位だったんですが、キープできませんでした。
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4位 京都
予想順位 10位
区間順位 6-22-30-8-4-12-10
高校生が強かったです。
7区の清水颯大選手も予想以上に速かったです。
5位 兵庫
予想順位 5位
区間順位 5-2-23-5-6-5-22
予想通り一般が遅かったです。
前回も一般が遅かったです。
中高生は全員区間6位以内で強かったです。
6位 岡山
予想順位 3位
区間順位 10-2-10-3-14-7-23
前回1区4位の桑田駿介選手が少し遅れました。
黒田兄弟も予想より少し遅かったです。
中学生は強かったです。
7位 福岡
予想順位 7位
区間順位 12-28-14-6-3-38-12
大牟田高校の3人が強かったです。
この3人は高校駅伝でも1区3区4区で好走していました。
中学生は予想より遅かったです。
8位 東京
予想順位 11位
区間順位 11-17-19-4-8-5-16
大きく遅れた選手がいなかったのが入賞できた要因だと思います。
区間20位以下がなかったのは東京だけです。
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前回の結果
2023年1月22日に第28回全国都道府県対抗男子駅伝が行われました。 この記事では結果速報(総合順位・タイム・区間賞)と感想について書いています。 都道府県対抗男子駅伝2023結果 総合順位・タイム () …
川原選手まさに「圧巻」「爆走」でしたね。
終始ペース握ってたので「強い」勝ち方。都王路区間賞含めた上位、高校ランキング上位軒並み倒しているので、文句無しに「高校No.1」で良いでしょう。
1区は都王路以上に良いメンバー集まってましたからね。しかも7㎞だから10㎞以上に言い訳ききません。分かりやすかったのが5000M高校No.1&都王路歴代1位の折田選手が参戦してるので、折田選手に余程の体調不良でも出ないで勝てば自動的にNo.1を名乗れますからね。川原選手には最高の「獲物」だったと思います。目の色が違ってた。これで更に進化するか?長嶋を上回ったのは驚異!
逆に、折田選手は周囲に完全マークされて相当にキツかったと思います。守る立場になってうまく攻めの気持ちに切り替わらなかったのかも?今回の経験は良い勉強だと思います。それでも区間記録更新してるのはただ者ではない!
鈴木選手は箱根2区の後に田澤選手の記録抜けなくて個人として凄く悔しがってたから、あそこがピークでなかった可能性も?青学に負けたことも大きな起爆剤になったと思います。今回の走りを箱根で披露してると5分台もあったと思います。
目を引いた選手が2人。1人は1区で濱口、折田選手に先着した岐阜の選手。青学に進学するらしいですが、青学はロードで逸材を発掘してきますね。来年折田選手と共に往路走るかも?もう1人は5区単独走で下位から区間5位で走った池間選手。順天堂に進学するらしいですね。下位でも区間上位で走れるのは復路向きですね。凄そうな逸材。
順天堂は青学以上に凄い選手を取ってるような?予選会あるからしっかり走り込めることをプラスにとらえて1年生から活躍して欲しいですね。
濱口選手は流れ的に順天堂に合流するでしょうか?吉岡、川原、永原、濱口と揃うと駒澤以上に日本トップチームになるけどはたして順天堂に育てられるか?
青学の原監督は今回の結果にひとまず安心かな?来年の1区の目処は立ってそう。
高校駅伝に出場していない選手はこの大会にかける気持ちが強いと思います。
川原選手と安島選手のような選手を見られるのが魅力的な大会です。
両方の駅伝で上位に入ってきている折田・松井・濱口の3選手も素晴らしいと思います。
折田選手はマークされている中でも良い走りでした。
順天堂は池間選手も戦力になりそうですね。
確実に箱根予選を突破してほしいです。
川原選手、環境が4月から激変するので1年目から全開で走れるかは未知数かも。ひょっとしたら吉岡選手のように小休止するかも。適応できてしまうなら、どうなってしまうんだか?誰も手に負えなくなる程強くなる?
永原選手は予選会走るんでしょうか?三浦選手の1年目のように春から夏にかけて徹底して走り込むと大化けするでしょうか?
環境の相性でだいぶ違ってきますからね。
1年目の成績が気になります。
永原選手は予選会を走ると思います。
三浦選手ほどの結果を出せなくても、チーム内で10位以内には入ってくるでしょう。
ふーむ。
川原は松浦高校時はそんなに伸びてはなかったな。むしろ伸び悩んでたような。何もなく在籍しててもここまで伸びなかった気がする。川内もだけど最適な環境って第3者は意外と分からない。日本一の称号取れたんだから、今の環境が最高なんだと思う。他では取れなかったと思う。
これまで数多くの逸材存在しても、環境に適応できず大成しなかった選手多い。「環境」は最大の見方になり敵にもなる。離島のハンディ云々マスメディアは煽るけど、誘惑もなく競技に専念できる環境とも言える。ケニア、エチオピア選手なんて普通に農道走って1人でも鍛えてるからね。むしろ見方によっては「恵まれてる」と見えるから不思議だ。
よくよく考えたら、永原選手はロード復帰2戦目。それで都王路1区4位(復帰戦が都王路1区ぶっつけ本番!)→都道府県区間賞ってどんなメンタル、クォリティーなんだか?向かい風で区間記録と同等だから底知れない……..完調なら向かい風でも大幅更新しそう。
最近、何となく吉岡選手と永原選手の違いを感じてて、吉岡選手は自主的に考えて強くなるというよりも、強豪チームにいて周囲との相乗効果で競って強くなるイメージ。対して永原選手は逆境に屈せず自ら考えて強くなるイメージ。永原選手は主体的に考えるチームカラーの順天堂向きなのかなと思います。佐久という強豪チームに所属して尚且つ自らの強烈なキャラ、世界観を有するような。
吉岡選手はやはり以前信州人さんが指摘してたように早稲田向きだったのでしょうか?
信州人さんには今回の結果は勿論万々歳ですよね?
永原選手はロードも強いですよね。
大学に入ってからも伸びていってほしいです。
吉岡選手にも良い影響があるかもしれません。
恐ろしい事は、大会記録は更新したが7人で繋いでも、男子マラソンの世界記録は今回の1㎞平均速度&42・195㎞換算とさして大差ない………
一概に比較できないけどキプチョゲ辺りが独りで走ったたならば多くのチームを上回ってしまうのだろうか?
中学生がいるのと47分割されてますからね。
世界トップと比べると差があります。