2022年5月4日にゴールデンゲームズinのべおかが行われました。
3年ぶりの開催でした。
この記事では注目選手の結果と感想について書いています。
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ゴールデンゲームズinのべおか2022結果と感想
女子
5000mC組
1位 15:41.02 スーサン・カモソ(大分東明高校)
2位 16:11.17 幸田萌(東京農業大学)
3位 16:20.20 武田千捺(ダイハツ)
5000mB組
1位 15:32.26 シェイラ・チェロティチ(明治国際医療大学)
2位 15:40.69 信櫻空(パナソニック)
3位 15:56.62 川村楓(岩谷産業)
4位 16:06.33 池満綾乃(鹿児島銀行)
5位 16:07.09 多田妃奈(大分東明高校)
6位 16:07.78 鳴瀧ほのか(シスメックス)
7位 16:09.42 五味叶花(名城大学)
8位 16:10.44 堀江美里(シスメックス)
9位 16:18.85 青山瑠衣(ユニバーサルエンターテインメント)
10位 16:19.07 立山莉緒(宮崎銀行)
信櫻空選手が10秒くらい自己ベストを更新しています。
中盤で前に出て、積極的にタイムを狙っているように見えました。
この持ちタイムであれば、次からはだいたい1番速い組で走れるので大きい結果だったと思います。
川村楓選手は今回も積極的にいきましたが、後半で落ちてしまったのが残念でした。
今回は引っ張ってくれる選手がいたので、大幅に自己ベストを更新できるチャンスでした。
少しだけ自己ベストを更新しましたが、まだまだタイムを出せる選手だと思います。
5000mA組
1位 15:03.23 ジュディ・ジェプングティチ(資生堂)
2位 15:03.34 ジャネット・ニーヴァ(倉敷高校)
3位 15:04.26 アグネス・ムカリ(京セラ)
4位 15:05.66 カリバ・カロライン(神村学園高校)
5位 15:07.49 キプケモイ・ジョアン(九電工)
6位 15:08.81 カリウキ・ナオミ・ムッソーニ(ユニバーサルエンターテインメント)
7位 15:23.30 山本有真(名城大学)※日本人学生歴代4位
8位 15:40.95 バイレ・シンシア(日立)
9位 15:41.42 中村優希(パナソニック)
10位 15:47.24 兼友良夏(京セラ)
11位 15:49.33 下田平渚(センコー)
12位 15:52.86 小松優衣(松山大学)
13位 15:57.40 米澤奈々香(名城大学)
14位 15:58.05 田﨑優理(シスメックス)
15位 15:58.92 福嶋摩耶(城西大学)
16位 16:08.43 小笠原安香音(豊田自動織機)
17位 16:08.83 中島紗弥(エディオン)
18位 16:11.66 石井寿美(シスメックス)
19位 16:47.04 増渕祐香(名城大学)
激しいトップ争いでしたが、ジュディ・ジェプングティチ選手が勝ちました。
まだ19歳で、ポテンシャルはありそうです。
ペース配分や位置取りはまだまだといった感じです。
ジャネット・ニーヴァ選手は高校生ですが速いですね。
倉敷高校の先輩のアグネス・ムカリ選手に勝っています。
日本人トップは山本有真選手でした。
3000mまでは先頭集団に付いていきました。
終盤もペースが落ちずに日本人学生歴代4位の好タイムでゴールしました。
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男子
5000mH組
1位 14:13.02 内田光(YKK)
2位 14:18.66 國司寛人(旭化成)
3位 14:20.38 塚田和樹(鹿児島実業高校)
5000mG組
1位 13:57.21 近藤亮太(三菱重工)
2位 14:00.52 髙橋翔也(ヤクルト)
3位 14:04.68 久保和馬(西鉄)
4位 14:06.71 木榑杏祐(埼玉医科大学G)
5位 14:08.05 吉岡智輝(九電工)
5000mF組
1位 13:56.09 松井尚希(埼玉医科大学G)
2位 13:56.51 横田玖磨(トヨタ自動車九州)
3位 13:57.91 石丸惇那(創価大学)
4位 13:58.10 和田照也(西鉄)
5位 13:58.92 加藤風磨(安川電機)
6位 13:59.61 太田黒卓(ひらまつ病院)
7位 13:59.76 辻村公佑(大阪ガス)
8位 14:02.77 奈良凌介(ヤクルト)
9位 14:05.22 中村優吾(黒崎播磨)
10位 14:05.50 稲見峻(西脇工業高校)
創価大学ルーキーの石丸惇那選手と西脇工業高校の稲見峻選手が好タイムを出しています。
5000mE組
1位 13:48.03 アニーダ・サレー(第一工科大学)
2位 13:51.34 赤﨑暁(九電工)
3位 13:51.63 大塚祥平(九電工)
4位 13:51.73 石塚陽士(早稲田大学)
5位 13:52.10 安田共貴(九電工)
6位 13:53.19 中村大聖(ヤクルト)
7位 13:53.66 湊谷春紀(NTT西日本)
8位 13:54.67 吉元真司(黒崎播磨)
9位 13:54.93 島﨑昇汰(神奈川大学)
10位 13:54.94 吉田裕晟(三菱重工)
11位 13:55.64 今井崇人(旭化成)
12位 13:55.72 小田部真也(黒崎播磨)
13位 13:56.09 亀田仁一路(関西大学)
14位 13:58.09 吉岡遼人(三菱重工)
15位 14:01.12 北村宙夢(戸上電機製作所)
16位 14:01.38 大津顕杜(トヨタ自動車九州)
17位 14:02.87 江島崚太(三菱重工)
18位 14:07.23 島田匠海(埼玉医科大学G)
19位 14:08.97 緒方澪那斗(東洋大学)
九電工の赤﨑暁選手、大塚祥平選手、安田共貴選手が自己ベストを更新しています。
早稲田大学の石塚陽士選手も自己ベスト更新です。
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5000mD組
1位 13:42.35 及川瑠音(東洋大学)
2位 13:43.49 定方俊樹(三菱重工)
3位 13:44.07 臼井健太(マツダ)
4位 13:45.20 林奎介(GMOインターネットグループ)
5位 13:47.07 鈴木聖人(旭化成)
6位 13:47.83 山下一貴(三菱重工)
7位 13:53.03 住吉秀昭(九電工)
8位 13:53.35 三上嵩斗(SGホールディングス)
9位 13:53.65 土井大輔(黒崎播磨)
10位 13:53.81 小野寺悠(トヨタ紡織)
11位 13:54.32 福本真大(九電工)
12位 13:54.62 椎野修羅(富士通)
13位 13:55.15 國行麗生(大塚製薬)
14位 13:55.85 目良隼人(三菱重工)
15位 13:57.30 藤木宏太(旭化成)
16位 13:57.53 蟹沢淳平(トヨタ紡織)
17位 13:57.97 小野知大(旭化成)
18位 13:58.11 甲斐翔太(西鉄)
19位 14:03.63 橋本崚(GMOインターネットグループ)
20位 14:07.36 千葉直輝(SGホールディングス)
及川瑠音選手が素晴らしいラストスパートでトップでした。
昨年度は3大駅伝に出場しませんでしたが、今シーズンは見てみたいです。
定方俊樹選手は及川選手には負けましたが、今シーズンで早くも2回目の自己ベスト更新です。
同じ三菱重工の山下一貴選手も自己ベストです。
山下選手は杭州アジア大会マラソン代表選手です。
5000mC組
1位 13:36.84 村山謙太(旭化成)
2位 13:37.46 長嶋幸宝(西脇工業高校)※高校歴代5位
3位 13:38.66 中村友哉(大阪ガス)
4位 13:39.78 ジョンソン・モゲニ(遊学館高校)
5位 13:41.38 市田宏(旭化成)
6位 13:43.14 上田結也(ひらまつ病院)
7位 13:43.66 西研人(大阪ガス)
8位 13:44.04 照井明人(SUBARU)
9位 13:46.49 竹内竜真(NDソフト)
10位 13:47.10 児玉真輝(明治大学)
11位 13:47.85 小松巧弥(NTT西日本)
12位 13:48.34 中村大成(富士通)
13位 13:52.15 新家裕太郎(創価大学)
14位 14:00.70 清水颯大(大塚製薬)
15位 14:07.08 漆畑瑠人(明治大学)
村山謙太選手が自己ベストに迫るタイムを出しています。
長嶋幸宝選手とのラスト勝負に競り勝ちました。
長嶋幸宝選手は高校歴代5位のタイムでした。
兵庫リレーカーニバルの内容が良かったので、高校記録の可能性を感じていましたが、かなり現実的になってきました。
同学年の吉岡大翔選手との対決も面白くなってきました。
中村友哉選手も好タイムで自己ベスト更新です。
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5000mB組
1位 13:10.69 遠藤日向(住友電工)※日本歴代2位
2位 13:11.25 エバンス・ケイタニー(トヨタ紡織)
3位 13:11.73 キプラガット・エマヌエル(三菱重工)
4位 13:13.38 ベナード・コエチ(九電工)
5位 13:14.20 ジョセフ・カランジャ(愛知製鋼)
6位 13:14.85 キプランガット・ベンソン(SUBARU)
7位 13:15.33 ジャスティス・ソゲット(Honda)
8位 13:16.51 ギデオン・ロノ(GMOインターネットグループ)
9位 13:16.81 ジャクソン・カベサ(Honda)
10位 13:19.44 リチャード・キムニャン(日立物流)
11位 13:20.02 ニコラス・コシンベイ(YKK)
12位 13:20.54 ヒラリー・モソップ(マツダ)
13位 13:21.54 ジョエル・ムァゥラ(黒崎播磨)
14位 13:21.78 アンティパス・キベット(SGホールディングス)
15位 13:22.91 佐藤圭汰(駒澤大学)※U20日本記録
16位 13:25.00 レダマ・キサイサ(カネボウ)
17位 13:28.68 ムソニ・ムイル(JR東日本)
18位 13:29.35 吉居大和(中央大学)
19位 13:38.58 ドミニク・ランガット(コニカミノルタ)
20位 13:39.13 坂東悠汰(富士通)
21位 13:47.53 砂岡拓磨(コニカミノルタ)
22位 14:00.47 イェネブロ・ビヤゼン(ひらまつ病院)
遠藤日向選手が日本歴代2位の記録で、オレゴン世界陸上の参加標準記録を突破しました。
ラスト1周を55秒で走りました。
位置取りが上手すぎました。
過去のレース映像を見て研究していたそうです。
前半は後方で力を温存して、終盤で前に出て、ラスト1周で一気にスピードを上げました。
世界陸上の決勝も見えるような内容だったと思います。
2位のエバンス・ケイタニー選手も自己ベストなんですよね。
遠藤選手が凄すぎただけで、良い走りだったと思います。
3位のキプラガット・エマヌエル選手も自己ベストです。
5月5日に20歳になった選手で、まだまだ伸びてきそうな気がします。
佐藤圭汰選手はU20の日本記録でした。
前半の位置取りが悪く、ロスが大きかったと思います。
上手く走れば、まだまだ記録を伸ばしていきそうです。
吉居大和選手も前半で力を使いすぎてしまいました。
前でやり合うには実力不足だったかなと思います。
それでも、粘り強い走りで、自己ベストに近いタイムが出ています。
5000mA組
1位 13:27.89 イマヌエル・キプチルチル(倉敷高校)
2位 13:29.80 鈴木塁人(SGホールディングス)
3位 13:31.59 横手健(富士通)
4位 13:32.80 アラン・ビワット(マツダ)
5位 13:33.74 阿部弘輝(住友電工)
6位 13:34.21 イマニエル・マル(トヨタ紡織)
7位 13:34.28 篠原倖太朗(駒澤大学)
8位 13:35.70 伊藤大志(早稲田大学)
9位 13:36.70 安藤大樹(旭化成)
10位 13:39.66 ジェームス・ムオキ(コニカミノルタ)
11位 13:43.10 的野遼大(三菱重工)
12位 13:43.22 吉居駿恭(中央大学)
13位 13:43.79 鬼塚翔太(メイクス)
14位 13:43.81 小澤大輝(明治大学)
15位 13:45.09 一色恭志(GMOインターネットグループ)
16位 13:48.44 平和真(カネボウ)
17位 13:48.94 西川雄一朗(住友電工)
18位 13:50.40 富田峻平(明治大学)
19位 14:00.56 溜池一太(中央大学)
鈴木塁人選手が自己ベストを更新しています。
横手健選手は自己ベストにわずかに届きませんでしたが好タイムが出ています。
篠原倖太朗選手と伊藤大志選手は自己ベスト更新です。
同学年の熱い戦いでした。
中央大学ルーキーの吉居駿恭選手も自己ベストです。
吉居大和選手の弟なんですが、弟も強いですね。
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さて、三浦選手が走ってたら、どのような記録だしたのかは興味深い。恐らく遠藤選手共々13分前後で走る素地は出来てると見える。少なくとも日本記録は出しそう。
ただ、昔の女子のケースだと14分突入間近と言われて福士さんの登場まで時間を要して、それ以降も滅多には無い。
12分台は努力した勇者の勲章だと思えるので、是非出せる時に出しておいて欲しいですね。
三浦選手には1度はレース少ない3000SCから手を引いて1500&5000でスピードの限界に挑んで欲しいのですが。12分台のスピード引っ提げて3000SCにチャレンジしたら7分台はリアルに出せそう!
3000mSCの7分台は可能性が高いと思います。
オレゴン世界陸上で面白いレースを見せてほしいです。