2021年7月30日に東京オリンピックの男子10000mが行われました。
日本人選手は相澤晃選手と伊藤達彦選手が出場していました。
この記事では結果と感想について書いています。
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優勝 27:43.22 セレモン・バレガ(エチオピア)
2位 27:43.63 ジョシュア・チェプテゲイ(ウガンダ)
3位 27:43.88 ジェイコブ・キプリモ(ウガンダ)
4位 27:46.16 ベリフ・アレガウィ(エチオピア)
5位 27:46.39 グラント・フィッシャー(アメリカ)
6位 27:47.76 モハメド・アハメド(カナダ)
7位 27:50.06 ロジャース・ケモイ(ケニア・愛三工業)
8位 27:52.03 ヨミフ・ケジェルチャ(エチオピア)
9位 27:52.78 ロネックス・キプルト(ケニア)
10位 27:53.58 モーアド・アムドゥニ(フランス)
11位 27:54.05 イエマネベルハン・クリッパ(イタリア)
12位 28:04.06 アーロン・キフレ(エリトリア)
13位 28:04.71 カルロス・マジョ(スペイン)
14位 28:09.23 マーク・スコット(イギリス)
15位 28:11.01 ウィリアム・キンケイド(アメリカ)
16位 28:14.18 ジョー・クレッカー(アメリカ)
17位 28:18.37 相澤晃(旭化成)
18位 28:31.91 アイザック・キメリ(ベルギー)
19位 28:35.06 パトリック・ティアーナン(オーストラリア)
20位 28:41.42 ウェルドン・ランガット(ケニア)
21位 28:55.29 ジュリアン・ワンダース(スイス)
22位 29:01.31 伊藤達彦(Honda)
23位 29:01.92 キリン・タンティウェート(タイ)
途中棄権
サム・アトキン(イギリス)
スティーブン・キッサ(ウガンダ)
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金メダルを獲得したのはセレモン・バレガ選手でした。
序盤は後方にいましたが、2000m手前で飛び出していたスティーブン・キッサ選手を追い始めました。
強いなと思っていましたが、4000m付近で後ろの集団に吸収されます。
そして、集団の後方を走っていました。
ラスト1周勝負になり、素晴らしいスパートで優勝しました。
集団に吸収される判断が良かったと思います。
先頭を追って力を使っても、ラストの力が残ってて強かったです。
銀メダルと銅メダルはウガンダが獲得しました。
この種目ではオリンピックで初めてのメダル獲得です。
7位に愛三工業所属のロジャース・ケモイ選手が入っています。
最後まで先頭集団に入っていましたが、ラストスパートで置いていかれました。
ケニア選手の中では最上位で唯一の入賞でした。
相澤晃選手はペースが上がった時に上げることが出来ませんでした。
相澤選手自身のペースは落ちずに、ずっと1km2分50秒ペースで走っています。
集団で力を使っていないように見えましたが、残っていなかったようです。
17位はリオオリンピック日本人トップの大迫傑選手と同じ順位です。
伊藤達彦選手は後半でペースが落ちてしまいました。
ペースの上げ下げで力を使いすぎてしまったようです。
1km3分ペースまで落ちましたが、ラストは上げることが出来ていました。
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優勝したバレガ選手は、4000m付近で 後ろの集団に吸収されて最後から2〜3番手を走っている姿を見て TV解説の高岡さんは、何か異変が有ったみたいな事を言って 完全に見放した感じでした。
結局 最後はエチオピア勢vsウガンダ勢の争いになり、金がエチオピア、銀&銅がウガンダと言う事で、今大会はウガンダ勢の躍進が目立ちましたが…
今後 ウガンダは指導者を含めて陸上の環境が整って来れば、ケニア&エチオピアと並ぶ長距離大国になる可能性がありそうです。
吸収されてから上位に入ってくるのは珍しいパターンだと思います。
バレガ選手は上手く対応したと思います。
ウガンダは強くなってきましたね。
ケニア・エチオピアに並んでくるんじゃないでしょうか。