2021年7月30日に東京オリンピックの男子3000m障害の予選、8月2日に決勝が行われました。
日本人選手は三浦龍司・青木涼真・山口浩勢の3選手が出場していました。
この記事では結果と感想について書いています。
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通過条件:3着+6
Q:着順通過、q:タイム通過
1位 8:09.83Q ラメチャ・ギルマ(エチオピア)
2位 8:09.92Q 三浦龍司(順天堂大学)※日本新記録
3位 8:10.80Q ベンジャミン・キゲン(ケニア)
4位 8:14.06q アラ・ゾグラミ(イタリア)
5位 8:15.91q モハメド・ティンドゥフト(モロッコ)
6位 8:16.99q ジョン・ゲイ(カナダ)
7位 8:20.23 ジラリ・ベドラニ(フランス)
8位 8:20.23 メーソン・ファーリク(アメリカ)
9位 8:29.81 アルベルト・チェムタイ(ウガンダ)
10位 8:32.86 ビダル・ヨハンソン(スウェーデン)
11位 8:33.27 カール・ベベンドルフ(ドイツ)
12位 8:33.47 カルロスアンドレス・サンマルティン(コロンビア)
13位 8:46.57 フィル・ノーマン(イギリス)
途中棄権
フェルナンド・カーロ(スペイン)
ジョン・コエチ(バーレーン)
三浦龍司選手がオリンピックで49年ぶりに決勝に進出しました。
着順条件が3着までだったので、着順通過は難しいと思っていました。
序盤がハイペースだったので、タイムで拾われそうだなと思っていました。
しかし、まさかの着順通過!!
解説の金哲彦さんが大興奮するくらいの、衝撃的なレースでした。
タイムも日本記録を大幅に更新しています。
1位 8:12.25Q アブラハム・キビウォット(ケニア)
2位 8:12.55Q ゲトネト・ワレ(エチオピア)
3位 8:12.71Q アフメド・アブデルワヘード(イタリア)
4位 8:13.56q マシュー・ヒューズ(カナダ)
5位 8:14.63q イエマネ・ハイレセラシエ(エリトリア)
6位 8:17.31q ベナード・ケター(アメリカ)
7位 8:18.12 アビナシュムクンド・サブル(インド)
8位 8:23.07 セバスティアン・マルトス(スペイン)
9位 8:24.82 青木涼真(Honda)
10位 8:28.63 アブデルカリム・ベンザハラ(モロッコ)
11位 8:29.90 エドワード・トリッパス(オーストラリア)
12位 8:36.35 ルイ・ジラベール(フランス)
13位 8:39.57 エミル・ブロンベリ(スウェーデン)
14位 8:43.29 ザック・セドン(イギリス)
15位 8:44.75 ヒヘム・ブシシャ(アルジェリア)
青木涼真選手は最初の1kmを2分46秒で通過しました。
先頭集団のペースは同じくらいでしたが、青木選手のペースが落ちてしまいました。
次の1kmが2分48秒、ラスト1kmは2分50秒でした。
自己ベストに近いタイムだったので、悪くない結果だったと思いますが、予選通過ラインまでは7.5秒くらい届きませんでした。
1位 8:19.00Q スフィアヌ・エルバカリ(モロッコ)
2位 8:19.17Q トピ・レイタネン(フィンランド)
3位 8:19.36Q アレクシ・ブリュト(フランス)
4位 8:19.51 オサマ・ゾグラミ(イタリア)
5位 8:19.62 レナードキプケモイ・ベット(ケニア)
6位 8:19.80 ヒラリー・ボル(アメリカ)
7位 8:20.95 ベンジャミン・バッキンガム(オーストラリア)
8位 8:24.08 オレ・ヘセルビャル(デンマーク)
9位 8:24.69 ビキラタデセ・タケレ(エチオピア)
10位 8:29.17 アウトベリ・サントスダシウバ(ブラジル)
11位 8:29.84 シモン・サンドストロム(スウェーデン)
12位 8:31.27 山口浩勢(愛三工業)
13位 8:38.09 ダニエル・アルセ(スペイン)
14位 8:42.37 マシュー・クラーク(オーストラリア)
3組はスローペースでした。
山口浩勢選手はペースが上げることが出来ずに予選敗退となりました。
位置取りで力を使ってしまったんでしょうか。
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1位 8:08.90 スフィアヌ・エルバカリ(モロッコ)
2位 8:10.38 ラメチャ・ギルマ(エチオピア)
3位 8:11.45 ベンジャミン・キゲン(ケニア)
4位 8:14.97 ゲトネト・ワレ(エチオピア)
5位 8:15.34 イエマネ・ハイレセラシエ(エリトリア)
6位 8:16.03 マシュー・ヒューズ(カナダ)
7位 8:16.90 三浦龍司(順天堂大学)
8位 8:17.44 トピ・レイタネン(フィンランド)
9位 8:18.50 アラ・ゾグラミ(イタリア)
10位 8:19.41 アブラハム・キビウォット(ケニア)
11位 8:22.12 ベナード・ケター(アメリカ)
12位 8:23.14 アレクシ・ブリュト(フランス)
13位 8:23.56 モハメド・ティンドゥフト(モロッコ)
14位 8:24.34 アフメド・アブデルワヘード(イタリア)
15位 8:35.41 ジョン・ゲイ(カナダ)
予選が終わってエルバカリ選手とギルマ選手の対決になりそうだなと予想していました。
スローペースだとエルバカリ選手が有利だと思いました。
レースはスローペースで進み、ラスト勝負になりエルバカリ選手が勝ちました。
ラスト1kmは2分32秒で走っています。
この種目ではモロッコは初めての金メダル獲得です。
2位のギルマ選手はもう少しでした。
ドーハ世界陸上でも2位でした。
3位にはケニアのキゲン選手が入りました。
この種目ではケニアは9大会連続で金メダルを獲得してきました。
表彰台を独占したことも2回ありましたが、今回の3選手は3位・10位・予選敗退という結果でした。
三浦龍司選手は7位入賞でした。
この種目で日本人初の入賞です。
スローペースだったので、入賞が難しくなったと思いましたが、入賞できて良かったです。
ラスト100m時点では9位でしたが、2人抜きました。
今回も解説の金哲彦さんが大興奮でした。
東京オリンピックが始まるまでは、ギリギリ決勝に残って欲しいと思っていましたが、予想以上の結果でした。
予想が終わった段階では展開次第でメダルも見えると思っていました。
日本人選手が活躍すると、こんなに面白くなるんですね。
多くの陸上ファンが金さんのように大興奮したんじゃないでしょうか。
楽しませていただきました。
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