別府大分毎日マラソン2020結果!吉田祐也が日本人トップ

2020年2月2日に第69回別府大分毎日マラソンが行われました。

この記事では上位選手・注目選手の結果と感想について書いています。

 

別府大分毎日マラソン2020結果

優勝 2:08:01 ハムザ・サリ(モロッコ)※自己ベスト

2位 2:08:06 アブデラ・ゴダナ(エチオピア)※自己ベスト

3位 2:08:30 吉田祐也(青山学院大学)※初マラソン日本人歴代2位

4位 2:08:53 小山司(SUBARU)※自己ベスト

5位 2:09:03 ビアムバジャブ・ツェペーンラブダン(モンゴル)※自己ベスト

6位 2:09:06 深津卓也(旭化成)※自己ベスト

7位 2:09:07 聞谷賢人(トヨタ紡織)※初マラソン

8位 2:09:19 湊谷春紀(横浜DeNA)※初マラソン

9位 2:09:43 オグベキブロム・ルエサム(エリトリア)※自己ベスト

10位 2:09:55 小林光二(SUBARU)

11位 2:10:01 大津顕杜(トヨタ自動車九州)※自己ベスト

12位 2:10:19 安井雄一(トヨタ自動車)※自己ベスト

14位 2:10:26 佐々木悟(旭化成)

15位 2:10:33 福田穣(西鉄)

17位 2:11:00 松尾淳之介(東海大学)※初マラソン

19位 2:11:58 中村祐紀(住友電工)

20位 2:12:31 林奎介(GMOインターネットグループ)※初マラソン

24位 2:16:11 マシュー・キプサート(ケニア)

31位 2:19:51 栃木渡(日立物流)

37位 2:23:10 黒田雄紀(コモディイイダ)

39位 2:25:19 伊藤太賀(スズキ浜松AC)

72位 2:29:28 近藤秀一(GMOインターネットグループ)

475位 2:47:47 湯澤舜(SGHグループ)

 

途中棄権

ジョン・コリル(ケニア)

 

欠場

兼実省伍(中国電力)

 

別府大分毎日マラソン2020感想

ペースメーカーは5km15分10秒ペースで30kmまででした。

かなり安定したペースでした。

 

ペースメーカーが抜けてからもペースがほとんど変わりませんでした。

優勝争いは予想通りサリ選手とゴダナ選手との対決になりました。

 

優勝したサリ選手はドーハ世界陸上で8位に入っていて、東京オリンピックのモロッコ代表に決まっています。

東京オリンピックでは入賞候補になりそうです。

 

ゴダナ選手は2年連続で2位となってしまいました。

しかし、自己ベストは更新しています。

 

3位で日本人トップはまさかの吉田祐也選手でした。

常に先頭集団の前の方にいて、給水も落ち着いて取れていました。

余裕がありそうな感じでしたが、予想以上の好記録でした。

初マラソン日本人歴代2位、学生記録も歴代2位でした。

 

吉田選手はブルボンへの就職が決まっていて、陸上競技を引退する予定です。

ただ、今回の結果で変わるかもしれません。

色々な人から競技継続を勧められると思いますが、よく考えて決めて欲しいです。

 

他にも好記録が続出しています。

小山司選手と深津卓也選手が自己ベスト。

聞谷賢人選手と湊谷春紀選手は初マラソンでサブテン達成です。

 

実績のある佐々木悟選手や福田穣選手は早めに遅れてしまいました。

福田選手は安定していますが、上位にはなかなか入って来れませんね。

 

注目していた安井雄一選手は自己ベストは更新しましたが、終盤で失速してしまいました。

ずっと最後方で走っていて冷静だと思っていましたが、急に失速して意外でした。

フォームが服部勇馬選手に似ているとテレビで言われていましたが、私も似ていると思いました。

 

3月1日には東京マラソンがあります。

こちらも気象条件が良ければ好記録が出そうです。

 

【管理人】はりくぶ

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  • 吉田祐也選手は、スタートから先頭集団の3〜4番手を常にキープして 30㎞を過ぎてペースのアップダウンが有ってもとにかく冷静で自分のペースをキープ出来ていたのが良かったと思いますし、晴れて日差しが強かったので 帽子を被っていたのも良かったと思います。

    40㎞手前で先頭に立つ場面がありましたが…
    この時は、かつて同じ青学大で初マラソンのびわ湖を走った時の出岐雄大さんを思い出しました。

    結局 最後は外国人選手2人に先着されましたが、苦しい表情ながらも 身体はかなり動いていたのでマラソン適性はかなりあると思いました。

    ところで、吉田選手の今後については 原監督もサポートするとか言ってるそうですが…
    調べてみたら 吉田選手は埼玉県の東松山市の出身ですが、東松山と言えば原監督がアドバイザーでもあるGMOインターネットグループの活動拠点なので、その辺の忖度があるかもしれません。
    (ちなみに、東松山市には 大東文化大学や埼玉医科大学グループの活動拠点もあります)

    • 帽子を被っていたのは良かったですね。
      競技継続ということになれば、原監督のサポートが重要になってくると思います。

      • 2時間も走れば 同じ気温でも日差しの有無で体力の消耗度は全く違うと思うので、帽子は有効だったと思います。

        過去に初マラソンで好走しても、所謂 一発屋で終わってしまった選手も多いので…
        吉田選手の本当の評価も、次走が大事になって来ると思います。