2024年3月3日に東京マラソンが行われました。
この記事では上位選手・注目選手の結果と感想について書いています。
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東京マラソン2024男子
結果
優勝 2:02:16 ベンソン・キプルト(ケニア)※大会記録、世界歴代5位
2位 2:02:55 ティモシー・キプラガト(ケニア)※世界歴代7位タイ
3位 2:04:18 ヴィンセント・キプケモイ・ゲティッチ(ケニア)
4位 2:05:43 ハイレマリアム・キロス(エチオピア)
5位 2:06:25 ツェガエ・ゲタチュウ(エチオピア)
6位 2:06:26 ベスウェル・キベト(ケニア)
7位 2:06:27 ハイムロ・アラメ(イスラエル)
8位 2:06:29 サイモン・カリウキ(戸上電機製作所)
9位 2:06:31 西山雄介(トヨタ自動車)※日本歴代9位
10位 2:06:50 エリウド・キプチョゲ(ケニア)
11位 2:06:54 其田健也(JR東日本)
12位 2:06:55 細谷恭平(黒崎播磨)
13位 2:07:25 横田俊吾(JR東日本)
14位 2:07:34 木村慎(Honda)
15位 2:07:44 ビクター・キプランガット(ウガンダ)
16位 2:07:59 ビダン・カロキ(トヨタ自動車)
17位 2:08:21 浦野雄平(富士通)
18位 2:08:33 山本憲二(マツダ)
19位 2:08:34 ベナード・キメリ(富士通)
20位 2:09:15 定方俊樹(三菱重工)
21位 2:09:21 田村友佑(黒崎播磨)
22位 2:10:12 市田孝(旭化成)
23位 2:10:29 西山和弥(トヨタ自動車)
24位 2:10:30 市田宏(旭化成)
26位 2:10:44 柏優吾(コニカミノルタ)
27位 2:10:50 菊地駿弥(中国電力)
28位 2:11:19 鈴木健吾(富士通)
30位 2:12:03 ギザエ・マイケル(スズキ)
32位 2:12:09 大六野秀畝(旭化成)
34位 2:12:48 小椋裕介(ヤクルト)
35位 2:13:35 古賀淳紫(安川電機)
36位 2:14:03 服部勇馬(トヨタ自動車)
38位 2:15:00 作田将希(JR東日本)
42位 2:15:48 林奎介(GMOインターネットグループ)
46位 2:17:26 山下一貴(三菱重工)
MGCファイナルチャレンジについて
設定記録である2時間5分50秒以内で走った日本人選手はいませんでした。
パリオリンピックの代表は大迫傑選手に決まりました。
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感想
気象条件は悪くなかったと思います。
第1ペースメーカーは世界記録ペースで進みました。
ペースメーカーは30kmまでの予定でしたが、25km過ぎで抜けてしまいました。
世界記録ペースだと30kmまで引っ張るのは難しいです。
優勝したのはベンソン・キプルト選手でした。
終盤はペースが落ちましたが、大会記録が出ました。
世界歴代5位の好タイムです。
今回の結果でパリオリンピックの代表は確実になったと思います。
2位のティモシー・キプラガト選手も世界歴代7位タイの好記録です。
キプルト選手と優勝争いをしていましたが、終盤はかなり落ちました。
ケニア代表の3枠目に入ってくるんでしょうか。
日本人トップは西山雄介選手でした。
自己ベスト更新で日本歴代9位のタイムでした。
30kmまではMGCファイナルチャレンジの設定タイムを突破できるペースでした。
しかし、30kmからはペースが落ちてしまい、設定タイムには届きませんでした。
ゴール後はかなり悔しそうでした。
日本人2位は其田健也選手でした。
3大会連続で日本人2位です。
東京マラソンに強いです。
細谷恭平選手は単独走になってから粘りました。
後半は順位をどんどん上げていきました。
横田俊吾選手は自己ベストです。
どこまで記録をのばしていくんでしょうか。
鈴木健吾選手と山下一貴選手は状態が良くなかったでしょうか。
今回は厳しい結果となりました。
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東京マラソン2024女子
結果
優勝 2:15:55 ストゥメ・アセファ・ケベデ(エチオピア)※大会記録、世界歴代8位
2位 2:16:14 ローズマリー・ワンジル(ケニア)※世界歴代10位
3位 2:16:58 アマネ・ベリソ・シャンクル(エチオピア)
4位 2:18:05 シファン・ハッサン(オランダ)
5位 2:19:17 ベッツィ・サイナ(アメリカ)
6位 2:21:50 新谷仁美(積水化学)
7位 2:23:08 メセレト・アベバイエフ(エチオピア)
8位 2:26:32 ヒシグサイハン・ガルバドラフ(モンゴル)
9位 2:28:53 ティギスト・アバイエチェウ(エチオピア)
10位 2:31:38 森田歩実(東京メトロ)
11位 2:32:58 マグダレナ・シャウリ(タンザニア)
途中棄権
ロナー・チェムタイ・サルピーター(イスラエル)
感想
女子も大会記録が出ました。
ケベデ選手が自己ベスト、世界歴代8位のタイムでした。
ディフェンディングチャンピオンのワンジル選手が2位に入りました。
連覇は出来ませんでしたが、自己ベストを更新しました。
シャンクル選手とハッサン選手も好タイムでゴールしています。
サイナ選手は自己ベストです。
新谷仁美選手は日本記録に挑戦しましたが、達成できませんでした。
30kmから大幅にペースが落ちています。
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こうなると、西山雄選手は20km手前での転倒が悔やまれますね。
かなりガチな転倒で、負傷?&タイムロスはもちろん リズムも狂ったと思います。
キプチョゲ選手は、明らかに身体が絞れてなかったですね。
(やはり年齢的な壁かも?)
西山選手はMGCでの失敗から、歯車が合ってないような?パリ五輪かかってなかったら棄権してた可能性あったのかも。
日本記録ペースでPMなら武蔵野学院大学の名人・カマウ選手にやはりお願いしないと。助っ人から優秀な
PMを厳選して欲しい。転倒も乱高下して安定しなかったペースの影響0では無いだろう。
新谷さんはさすがに日本記録は厳しいのかな?ハーフの記録を短縮するとか、スピード絶対値を上げないとキツいかも。今でも、長野でも合宿してるのでしょうか?
新谷選手は、確か2~3年前までは東御市の湯の丸に卜部選手や館澤選手らと一緒に合宿に来てましたが、最近はどうなんでしょう?
去年 田中希実選手が来てましたね。
(湯の丸は施設使用料が高額なので、避けるチームは多いかも?)
田中選手が衝撃コメントしてて、
今回は1500ベースの練習過程だったため
3000を走り切る体力が不足していたと!
それならキッチリ仕上がれば8:20台、
メダルに絡めるタイムは普通に出せる計算になります……..
田中選手のアップデート、課題解決は世界でも指折りだと思います!長野ではどんな練習してたんですかね?昔ではなくレベルが大幅に上がった現代での世界大会入賞は考えもつかないほど価値あると思います。
信州人さんは一万日本記録をアシストしたペーシングライトは肯定しますか?
仮にマラソン用が出来るなら(出来ても大分先だろうが)PM無しにしてもアリですかね?人間のやることなので、多かれ少なかれペースは乱高下はしますからね。
今回2:5:50のペーシングライトがあれば、高確率で多くの選手が派遣設定突破したでしょうか?(それだともうマラソンではないですかね?)
マラソンでのペーシングライトだと、コース上に発光装置を何キロにも渡って設置する?ので、まずコスト的に難しいかもしれませんね。
だったら、AIを搭載した無人のペースメーCarの方が現実的かも?(笑)
ペーシングライトは
以前ブレーキング2やった
イタリアの周回サーキットや
コロナ禍で行われた
長居周回とかならコスパギリギリで可能性あるかも?
人工AI使えば1:58辺りまでは可能性あるのかな?
湯の丸は三浦選手が事前ベースキャンプ行うことで知られるようになってますよね?昨年世界陸上で5位に入ったので質の高い練習積めるのでしょうか?最近は新谷選手よりも三浦選手の拠点というイメージありますね。世界上位に食い込むくらいだから湯の丸でどんな練習してるんだか興味ありますね。
湯の丸最大の売りは 高地の屋内競泳用プールだと思うので…
[主に競泳選手がトレーニングに利用し、その成果を長野市の屋内プール(アクアウイング)にてチェック]
陸上に関しては 関東圏からのアクセスが良いとか施設が新しい事くらいで、似た様な環境の場所は国内でもいくつか有るので、特に湯の丸だからというメリットは無いと思います。
転倒は痛かったですね。
上手く立て直したのは見事でした。
大迫選手はパリ五輪出場を明言しましたが、MGCファイナルチャレンジについて苦言を呈してますね。
確かに ファンは盛り上がりますが、選手によってはモヤモヤ感は有って 何となくプロ野球のCSに似てるかも?
1~3位で決定すれば「スッキリ」でしょうが、それをやると主要マラソンが盛り上がりに欠けてしまう。そのための「3枠目」なんでしょうが、1枠に群がるのも健全でないと言うことですかね?
次は1~3位決定で良いと思います。
主要大会は別の特典(設定タイム達成・7分辺り&最上位で世陸内定)、MGC内定。最上位者に賞金等)をつけて魅力的にして欲しいです。MGCも参加資格を
2:7:30以内にして、ハイレベルな争いを期待したいです。
大迫選手はどういう選考を希望しているんでしょうか。
今の選考方法はかなり良いと思います。
大迫選手は 2回連続でMGC3位からの代表権獲得という事で、MGC終了後 代表が決まるまでの約半年間の肉体&精神的負担?について言っている感じがするので、結果的に代表権はMGC一発勝負で3人全て決めるべきとも聞こえますが…
とは言え、どんな選出方法であれ 何かしら賛否がある状況になるのは当たり前というか、その中で 選手だけでなく、ファン、スポンサーなど とにかく多くの人達に恩恵が有る様にという事で MGCのルールが出来たと思うので…
ちなみに、もし今回 MGC一発勝負で全て決めていたら、女子はMGC後に日本記録で走った前田穂南選手orもし名古屋で前田選手の記録を上回った選手は代表になれず、それはそれで絶対賛否が有る状況になってたと思います。
瀬古さんはMGCで3人決めたかったように思います。
手を尽くした結果が今の選考方法だと思うので、MGCで3人決めるということにはならないでしょう。
私は今の選考方法は良いと思っています。