東京マラソン2023結果

2023年3月5日に東京マラソンが行われました。

この記事では上位選手・注目選手の結果と感想について書いています。

 

【男子】東京マラソン2023

結果

優勝 2:05:22 デソ・ゲルミサ(エチオピア)

2位 2:05:22 モハメド・エサ(エチオピア)

3位 2:05:25 ツェガエ・ゲタウェウケベデ(エチオピア)

4位 2:05:32 タイタス・キプルト(ケニア)

5位 2:05:36 キャメロン・レビンス(カナダ)

6位 2:05:38 デメタドゥ・アバテ(エチオピア)

7位 2:05:51 山下一貴(三菱重工)※日本歴代3位

8位 2:05:59 其田健也(JR東日本)※日本歴代4位

9位 2:06:13 大迫傑(Nike)

10位 2:07:09 井上大仁(三菱重工)

11位 2:07:16 スティーブン・キッサ(ウガンダ)

12位 2:07:23 ライモイ・ヴィンセント(スズキ)

14位 2:08:10 細谷恭平(黒崎播磨)

15位 2:08:12 小山直城(Honda)

17位 2:09:21 二岡康平(中電工)

18位 2:09:32 土方英和(旭化成)

20位 2:09:58 高田康暉(住友電工)

21位 2:10:10 湯澤舜(SGH)

22位 2:10:15 延藤潤(マツダ)

23位 2:10:22 細森大輔(YKK)

24位 2:10:23 野中優志(トヨタ自動車)

26位 2:10:45 内田健太(埼玉医科大学G)

27位 2:10:50 松村優樹(Honda)

28位 2:11:01 富安央(愛三工業)

30位 2:11:13 藤川拓也(中国電力)

35位 2:12:09 吉田祐也(GMOインターネットグループ)

36位 2:12:10 中村匠吾(富士通)

38位 2:12:40 ポール・オニエゴ(富士山の銘水)

39位 2:12:58 大池達也(トヨタ紡織)

40位 2:13:04 岡本雄大(サンベルクス)

42位 2:13:27 宮脇千博(トヨタ自動車)

43位 2:13:32 藤曲寛人(トヨタ自動車九州)

44位 2:13:59 堀尾謙介(九電工)

48位 2:15:27 古賀淳紫(安川電機)

53位 2:16:25 山野力(駒澤大学)

54位 2:16:50 嶋津雄大(創価大学)

56位 2:16:55 口町亮(SUBARU)

67位 2:18:39 足羽純実(Honda)

70位 2:19:04 中山顕(Honda)

88位 2:22:20 細谷翔馬(天童市役所)

130位 2:26:11 中山雄太(日本薬科大学)

 

途中棄権

シサイ・レマ(エチオピア)

バーナード・コエチ(ケニア)

モハメドレダ・アラビ(モロッコ)

髙久龍(ヤクルト)

設楽悠太(Honda)

久保和馬(西鉄)

田口雅也(Honda)

 

ブダペスト世界陸上とMGCの条件を満たした選手

ブダペスト世界陸上の派遣設定記録

2時間07分39秒

 

今回で条件を満たした選手

山下一貴、大迫傑、井上大仁

 

MGC

日本人1~3位 2時間10分以内

日本人4~6位 2時間09分以内

※MGCファイナリストも人数にカウントされます。

 

2時間8分以内、2本平均で2時間10分以内で走るとワイルドカード枠で出場できます。

 

今回獲得できた選手

大迫傑、小山直城、二岡康平、高田康暉、富安央

感想

優勝争いはラスト100m勝負になり、ゲルミサ選手の優勝となりました。

トップ3は全てエチオピア人選手でした。

 

日本人トップは山下一貴選手で日本歴代3位の好タイムでした。

30kmを過ぎてペースメーカーが抜けてからは先頭を引っ張る時間が長かったです。

積極的で強い内容だったと思います。

 

其田健也選手も2時間5分台で日本歴代4位の好タイムでした。

山下選手もそうですが、駒澤大学OBが強かったです。

其田選手はJMCシリーズⅡで暫定トップになったと思います。

これでブダペスト世界陸上の代表はほぼ確実です。

 

大迫傑選手はMGC出場権を獲得しました。

確実に獲りにいった感じでした。

 

井上大仁選手は今回も終盤で失速しました。

なかなか満足できるレースができないですね。

 

細谷恭平選手は30km前に遅れてしまいました。

 

小山直城選手は日本人6位でMGCの出場権を獲得しました。

 

ワイルドカードで二岡康平選手、高田康暉選手、富安央選手がMGCの出場権を獲得しました。

後半で大きくペースを落とす選手が多く、タイムが出ない選手が多かったです。

 

【女子】東京マラソン2023

結果

優勝 2:16:28 ローズマリー・ワンジル(ケニア)※世界歴代6位

2位 2:16:56 ツェハイ・ゲメチュ(エチオピア)※世界歴代8位

3位 2:19:11 アシェテ・ベケレ(エチオピア)

4位 2:20:13 ウォルクネシュ・エデサ(エチオピア)

5位 2:21:40 ベッツィ・サイナ(アメリカ)

6位 2:21:44 松田瑞生(ダイハツ)

7位 2:22:08 細田あい(エディオン)

8位 2:26:08 リンゼイ・フラナガン(アメリカ)

9位 2:26:31 森田香織(パナソニック)

10位 2:28:20 阿部有香里(京セラ)

11位 2:29:17 田中華絵(第一生命グループ)

12位 2:30:31 松下菜摘(天満屋)

14位 2:31:52 一山麻緒(ワコール)

15位 2:32:14 水口瞳(ユニクロ)

17位 2:34:01 岡田唯(大塚製薬)

 

途中棄権

ティギスト・アバイェチェウ(エチオピア)

ブダペスト世界陸上とMGCの条件を満たした選手

ブダペスト世界陸上の派遣設定記録

2時間23分18秒

 

今回で条件を満たした選手

松田瑞生

 

MGC

日本人1~3位 2時間28分以内

日本人4~6位 2時間27分以内

※MGCファイナリストも人数にカウントされます。

 

今回は新たに出場権を獲得した選手はいませんでした。

 

感想

ローズマリー・ワンジル選手が世界歴代6位のタイムで優勝しました。

30~35kmを15分46秒で走っています。

ケニアはブリジット・コスゲイ選手とルース・チェプンゲティッチ選手がいるので、代表争いのレベルが非常に高いです。

 

2位のゲメチュ選手も世界歴代8位の好タイムでした。

 

日本人トップは松田瑞生選手でした。

前半はハイペースで入って、ハーフ通過は1時間9分31秒でした。

後半はペースが落ちましたが、21分台でまとめました。

積極的で良い内容だったと思います。

 

松田選手はJMCシリーズⅡで暫定トップになったと思います。

まだ名古屋ウィメンズマラソンが残っていますが、抜かれる可能性は低いと思います。

抜かれなければブダペスト世界陸上の代表となります。

 

細田あい選手はイーブンペースで走っています。

好タイムだったんですが、MGCの出場権を持っていたので、もう少し速いペースで入って欲しかったです。

 

 

予想記事

前回の結果