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2025年2月24日に第13回大阪マラソンが行われます。
この記事では大会の概要と招待選手・注目選手の紹介、優勝候補と順位予想について書いています。
大阪マラソン2025概要
日程:2025年2月24日
スタート時間:9時15分
テレビ放送:NHK総合9時00分~11時54分
解説:花田勝彦、尾方剛
大阪マラソン2025男子出場選手
海外招待選手
1,ゲタネ・モラ(エチオピア)
自己ベスト 2:03:34
2,ロナルド・コリル(ケニア)
自己ベスト 2:04:22
3,ベスウェル・キベト(ケニア)
自己ベスト 2:04:37
4,ボンフェイス・キムタイ(ケニア)
自己ベスト 2:05:05
5,アブディサ・トラ(エチオピア)
自己ベスト 2:05:42
6,デルセ・キンディ(エチオピア)
自己ベスト 2:05:51
7,イフニリグ・アダン(エチオピア)
自己ベスト 2:05:53
国内招待選手
11,鈴木健吾(富士通)
自己ベスト 2:04:56
12,西山雄介(トヨタ自動車)
自己ベスト 2:06:31
13,小山直城(Honda)
自己ベスト 2:06:33
14,西山和弥(トヨタ自動車)
自己ベスト 2:06:45
15,細谷恭平(黒崎播磨)
自己ベスト 2:06:35
一般参加の注目選手
105,定方俊樹(三菱重工)
自己ベスト 2:07:05
106,作田将希(JR東日本)
自己ベスト 2:07:42
107,聞谷賢人(トヨタ紡織)
自己ベスト 2:07:26
108,小山裕太(トーエネック)
自己ベスト 2:07:57
115,菊地駿弥(中国電力)
自己ベスト 2:08:20
130,野中優志(トヨタ自動車)
自己ベスト 2:09:11
191,福谷颯太(黒崎播磨)
自己ベスト 2:18:36
311,近藤亮太(三菱重工)
自己ベスト 1:00:32(ハーフ)
312,四釜峻佑(ロジスティード)
自己ベスト 1:00:41(ハーフ)
313,鎌田航生(ヤクルト)
自己ベスト 1:00:47(ハーフ)
314,鈴木創士(安川電機)
自己ベスト 1:00:49(ハーフ)
315,横手健(富士通)
自己ベスト 1:01:18(ハーフ)
319,黒田朝日(青山学院大学)
自己ベスト 1:01:39(ハーフ)
JMCシリーズⅣ優勝争いが熱い!!!
東京マラソンにエントリーしている選手の優勝条件が厳しすぎるので、大阪マラソン終了後にトップだった選手が優勝ほぼ確実となります。
優勝者は東京世界陸上の代表に選ばれます。
現実的な条件が残っているのは小山直城・西山雄介・細谷恭平の3選手です。
暫定トップは西山雄介選手ですが、小山直城選手は完走すればJMCシリーズⅣランクインの条件を満たして2766ポイントのトップになります。
ポイントを上積みするには2時間5分21秒以内の日本人トップが条件になります。
ここからは2766ポイントをターゲットして考えていきます。
西山雄介選手は日本人トップなら2時間7分49秒、日本人2位なら2時間5分45秒。
細谷恭平選手は日本人トップなら2時間6分56秒、日本人2位なら2時間4分53秒。
3選手とも日本人トップならJMCシリーズⅣ優勝の可能性が高いです。
小山選手はこの3人以外の選手が日本人トップになってもいいので、少し有利だと思います。
男子の優勝候補とタイム予想
ペースメーカーの設定タイムは前回と同じで1km2分58秒だと思います。
優勝候補は外国人選手になってきます。
海外招待選手の7人は全員自己ベストが2時間6分を切っています。
実績の差がなく、当日の調子次第かなと思います。
ゴールタイムは2時間5分台の大会記録が出るのではと予想します。
日本人トップ候補はJMCシリーズⅣ優勝争いの3選手と黒田朝日選手です。
西山雄介選手は2024年の東京マラソンと福岡国際マラソンで2時間6分台を出しています。
終盤に強いので、大阪国際女子マラソンのような展開も考えられます。
小山直城選手は前回2時間6分33秒で走っています。
パリオリンピックに続いての日本代表になることができるかに注目です。
細谷恭平選手は2月9日に行われた実業団ハーフマラソンを60分43秒で走っていました。
自己ベスト更新が期待できそうです。
他の選手は順位だけではなく、若林宏樹選手が別府大分毎日マラソンで出した2時間6分7秒というタイムも気にしなければいけません。
黒田朝日選手は別府大分毎日マラソンで出した若林選手が出したタイムを更新できるかに注目です。
初マラソンですが、2時間6分切りが期待できます。
日本記録保持者の鈴木健吾選手は最近の成績があまり良くないです。
力はあるので、そろそろ良い走りが見たいですね。
他にも有力選手が多く、好記録が期待できます。
女子出場選手
海外招待選手
51,ワガネシュ・メカシャ(エチオピア)
自己ベスト 2:20:44
52,シセイ・メセレト・ゴラ(エチオピア)
自己ベスト 2:20:50
53,イェシ・カラユ・チェコレ(エチオピア)
自己ベスト 2:21:17
54,アフェラ・ゴドファ(エチオピア)
自己ベスト 2:21:50
55,アミド・フォジャ・ジェマル(エチオピア)
自己ベスト 2:21:53
国内招待選手
61,青木奈波(岩谷産業)
自己ベスト 2:30:01
62,松田杏奈(三井住友海上)
自己ベスト 2:29:52
一般参加の注目選手
501,和久夢来(ユニバーサルエンターテインメント)
自己ベスト 2:25:58
女子の優勝候補と予想
女子はワガネシュ・メカシャ選手が優勝候補です。
ディフェンディングチャンピオンです。
大阪マラソンに行われたトロントマラソンでは2時間20分台で優勝しています。
他の海外招待選手4人も全員自己ベストが2時間22分を切っていて、実績があります。
2時間22分16秒の大会記録の更新は十分にありそうです。
日本人選手は松田杏奈選手に注目しています。
マラソンでは結果が出せていませんが、トラックの今シーズンの成績は悪くないです。
大幅に自己ベストを更新してほしいです。
前回の結果
2024年2月25日に第12回大阪マラソンが行われました。 この記事では上位選手・注目選手の結果と感想について書いています。 大阪マラソン2024男子 結果 優勝 2:06:18 平林清澄(國學院大學)※初 …
ふーむ……..
西山欠場か………..残念!
見所は、黒田の一発大駆けに期待かな?原さんが5分出してもおかしくないと言っている。やってくれそうな予感はある。
鈴木はロードでの爆走が最近はない気がするから、代表云々よりまずは7分前後での完走目標が現実的かな?
別件
クロカン日本選手権で順大勢が躍進してたな。丸亀、宮古島、混合と微妙だったけど、ここに合わせていたか?吉岡復活兆しと、村尾が突如10位に食い込んできた。村尾が宮古島走れば良かったな。ラスト活かせるから来年は10区辺りが適任かな?
三浦龍司は世界クロカン出るのだろうか?正月の時より確実に調子上げてそう。出たら出たで10~20番台なら大健闘かな?
西山選手の欠場は残念です。
黒田選手は順調にきているようなので期待できますね。
クロカンは順大勢が強かったですね。
三浦選手は世界クロカンに出るんじゃないでしょうか。
20番台なら大健闘だと思います。
順大勢のメインターゲットはクロカン日本選手権だったか。
ショートも取って、ほぼ完全制覇だったな。丸亀がインフレし過ぎてること、宮古島、混合は本気度が?な部分がある。クロカン日本選手権はPM無しの本気で順位競う試合なので、価値は高そう。来季の順天堂は期待できるかも?
吉岡は都道府県の痛恨大失速からよくここまで戻してきたな。怪我無く練習できれば往路でも区間賞争い出来るだろう。
立川ハーフも予選会とコース被るから、本気度は高いかな?
立川ハーフは予選会組は全力で結果を出したいですね。
順天堂はまだハーフでの実績が物足りないので、箱根予選は安心できないと思います。
近藤選手惜しかったですね。痙攣起こしたことや、最後勝ちきれなかったのは、年間通じて練習積めなかった部分だと思います。
それでも、もう少し並んで、最後の直線で出しきれば勝てたのかなとも思いますが、無理に引いて相手に力を温存させてしまったのも経験値だと思います。最後の1㎞は3分ほどかかってたので、上げきれてないですよね。そこは故障無く練習すれば補えると思います。あそこまでいったら勝って欲しかったですが、選手権レースには強そうですよね。
鈴木選手は無理に先頭につかなければ優勝だったのかなと思います。余計な力使いましたよね。準備整えて出るマラソンは久しぶりだと思うので、前に出るか出ないかの判断を迷ったのかも?今回は復帰戦なので自重して欲しかったですね。
黒田選手は120点のデビュー戦ですよね!PM乱高下、折り返し誘導ミス、30㎞過ぎの厳しい駆け引きとコンディションと悪条件整った中で学生最高記録はタイム以上の価値はあると思います。年間通じてマラソン練習積んで来年は日本記録狙って参戦して欲しいです!いけるでしょう!
これで喧騒に惑わされず若林さんは心置きなく引退できますね!黒田選手の快走は先輩、亡きチームメイトに最高の手向けですね!!
改めて思ったのが、平林選手は凄い!去年も似た展開でしかも初マラソンでトラックのウガンダ代表を引いて最後に差し勝って優勝しました。最後に不思議とそう思えました。平林選手には依然として注目ですね!
近藤選手はスピードがないので、早めに抜け出さないと勝つのは難しいですね。
初マラソンだったので、これから上手く走れるようになってくると思います。
鈴木選手は吉田祐也選手のタイムを意識していたので、先頭につく判断になったと思います。
鈴木選手ならこの展開でも勝ってほしいです。
黒田選手は120点の走りだったと思います。
十分なマラソン練習は大学を卒業してからだと思うので、記録はその時に期待しましょう。
平林選手も卒業してからのマラソンが注目だと思います。