2022年7月17日にオレゴン世界陸上の女子10000mが行われました。
日本人選手は廣中璃梨佳・五島莉乃の2選手が出場していました。
小林成美選手は新型コロナウイルスの陽性反応により欠場となりました。
この記事では結果と感想について書いています。
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オレゴン世界陸上女子10000m結果
1位 30:09.94 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)
2位 30:10.02 ヘレン・オビリ(ケニア)
3位 30:10.07 マーガレット・チェリモ・キプケンボイ(ケニア)
4位 30:10.56 シファン・ハッサン(オランダ)
5位 30:12.15 ラヘル・ダニエル(エリトリア)
6位 30:12.45 エイガイエフ・タイエ(エチオピア)
7位 30:17.64 キャロライン・チェプコエチ・キプキルイ(カザフスタン)
8位 30:17.77 ボセナ・ムラティエ(エチオピア)
9位 30:18.05 カリッサ・シュバイツァー(アメリカ)
10位 30:34.60 エイリッシュ・マッコルガン(イギリス)
11位 30:35.93 ジェシカ・ジャド(イギリス)
12位 30:39.71 廣中璃梨佳(JP日本郵政G)※日本歴代2位
13位 30:59.85 アリシア・モンソン(アメリカ)
14位 31:01.04 ステラ・チェサン(ウガンダ)
15位 31:10.57 ナトシャ・ロジャース(アメリカ)
16位 31:28.26 メルシリン・チェランガト(ウガンダ)
17位 31:40.73 ドミニク・スコット(南アフリカ)
18位 31:49.29 ドルシ・テスフ(エリトリア)
19位 32:08.68 五島莉乃(資生堂)
欠場 小林成美(名城大学)
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オレゴン世界陸上女子10000m感想
前半は廣中璃梨佳選手が引っ張りました。
後半は外国人選手がペースを上げていき、ラスト1周勝負になりました。
ラストスパート勝負で競り勝ったのは世界記録保持者のレテセンベト・ギデイ選手です。
ラスト1kmは2分45秒、ラスト1周は60秒台でした。
東京オリンピックの時のように、シファン・ハッサン選手が勝つのかと思いましたが、ハッサン選手の調子が良くなかったのかなと思います。
ケニアは東京オリンピックではメダルを逃しましたが、オレゴン世界陸上では銀メダルと銅メダルを獲得しています。
廣中璃梨佳選手は日本歴代2位のタイムでした。
前半は積極的に引っ張って、後半も前半と同じくらいのペースでした。
日本選手権の時はあまり調子が良くなさそうでしたが、かなり良くなっていたんじゃないでしょうか。
良いタイムだったと思います。
五島莉乃選手は早い段階で遅れてしまいました。
タイムも出ませんでした。
世界陸上初出場で、力を出しきれなかったでしょうか。
2022年7月15~7月24日まで第18回世界陸上競技選手権大会がアメリカ・オレゴン州のユージーンで行われます。 日本時間だと7月16~25日、深夜から昼の時間帯になります。 この記事では日程と出場する日本人選手についてまとめています。 予想や注目ポイントについても書いています。
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特に大舞台だと トラックの長距離種目は、世界記録保持者は苦戦するイメージですが、今回は記録保持者のギデイ選手が優勝しました。
注目のハッサン選手は、やはり自慢のラストスパートのキレがイマイチでしたね。
去年の東京五輪の後、なかなか調子が上がらなかった様で、ラストのスパート勝負というレーススタイルから見ても、やはり長くピークを維持するのは難しい感じはします。
廣中璃梨佳選手は、積極的なレースでの日本歴代2位の好タイムと言う事で、順位以上に存在感は示せたと思います。
とにかくまだ若いので、この様な経験を着実に重ねて行けば メダリストと言う現実味は出て来ると思います。
ハッサン選手は調子が上がりきってなかったですね。
ブダペストには戻ってきてほしいです。
ギデイ選手は何とか勝てた感じでした。
ラスト勝負だけだと厳しく、中盤のハイペースで削らないと勝ちにくいと思います。
廣中璃梨佳選手は良いレースでした。
強くなっています。