2020年9月20日に第68回全日本実業団対抗陸上の5000mが行われました。
自己ベストが続出していたので、良いコンディションだったと思います。
この記事では結果をまとめています。
[ad#co-1]
2020全日本実業団対抗陸上5000m結果
女子
2組
1位 15:43.42 平井見季(肥後銀行)
2位 15:44.80 山口遥(AC・KITA)
3位 15:44.88 谷口真菜(ワコール)
4位 15:44.98 林田美咲(九電工)
5位 15:47.27 山本菜緒(豊田自動織機)
6位 15:54.83 下田平渚(ダイハツ)
7位 15:54.84 石澤ゆかり(エディオン)
8位 16:01.43 佐藤奈々(スターツ)
9位 16:07.90 阿部有香里(しまむら)
10位 16:08.69 松本亜子(デンソー)
11位 16:14.41 坂本茉矢(シスメックス)
12位 16:15.14 篠塚麻衣(ユニバーサル)
13位 16:32.74 内藤早紀子(パナソニック)
14位 16:51.12 足立由真(京セラ)
15位 17:23.02 松下菜摘(天満屋)
平井見季選手が自己ベストを10秒以上更新しています。
山口遥選手はペースが落ちてから、後半は先頭を走っていました。
市民ランナーですが安定して強いです。
谷口真菜選手は10000mも走っていましたが、自己ベスト更新です。
先頭を走ることもあり、良いレースでした。
ワコール陸上部サイトのコメントでは10000mは納得がいってなかったようですが、5000mは満足の結果でしょう。
林田美咲選手も自己ベスト更新です。
3組
1位 14:55.32 ムワンギ・レベッカ(ダイソー)
2位 14:55.83 新谷仁美(積水化学)※日本歴代2位
3位 14:59.37 廣中璃梨佳(JP日本郵政グループ)※日本歴代3位
4位 15:13.76 キプケモイ・ジョアン(九電工)
5位 15:16.52 佐藤早也伽(積水化学)
6位 15:25.23 ヘレン・エカラレ(豊田自動織機)
7位 15:26.34 安藤友香(ワコール)
8位 15:31.49 鍋島莉奈(JP日本郵政グループ)
9位 15:31.60 菅田雅香(JP日本郵政グループ)
10位 15:36.11 一山麻緒(ワコール)
11位 15:40.20 清水真帆(ヤマダ電機)
12位 15:58.34 兼重志帆(GRlab)
13位 15:59.56 松田杏奈(京セラ)
14位 16:00.87 佐藤成葉(資生堂)
15位 16:02.41 猿見田裕香(ユニバーサル)
16位 16:06.40 中村優希(パナソニック)
17位 16:39.18 グレース・ブティエ・キマンズィ(スターツ)
18位 17:02.72 青山瑠衣(ユニバーサル)
19位 17:21.20 荘司麻衣(ユニクロ)
前半は廣中璃梨佳選手、後半は新谷仁美選手が1周72秒ペースで引っ張りました。
ラスト1周でレベッカ選手と新谷仁美選手がペースを上げました。
ムワンギ・レベッカ選手は大幅に自己ベストを更新しています。
興譲館高校からダイソーに進みましたが成長しています。
新谷仁美選手はラスト1周でペースを上げることができ、日本歴代2位の記録でゴールしました。
前半で廣中璃梨佳選手が引っ張ってくれたのが大きかったです。
日本選手権では10000mに出場すると思いますが、日本記録に迫るタイムが出そうです。
廣中璃梨佳選手は前半積極的に行きました。
ラストで上げることが出来ませんでしたが、日本歴代3位の好記録でした。
日本選手権では田中希実選手と競って、日本記録を狙ってほしいです。
佐藤早也伽選手も好タイムで自己ベスト更新です。
順調に成長を続けていますね。
安藤友香選手も自己ベスト更新です。
10000mでは良くなかったんですが、上手く切り替えてきました。
[ad#co-2]
男子
1組
1位 13:52.46 藤井寛之(愛三工業)
2位 13:53.43 梶原有高(ひらまつ病院)
3位 13:55.84 坂田昌駿(中央発條)
4位 13:56.29 作田直也(JR東日本)
5位 13:59.85 上村和生(大塚製薬)
6位 14:02.60 小野田勇次(トヨタ紡織)
7位 14:05.23 橋本隆光(小森コーポレーション)
8位 14:08.21 山本修二(旭化成)
9位 14:09.11 監物稔浩(NTT西日本)
10位 14:15.50 土井大輔(黒崎播磨)
11位 14:16.08 小林巧(セキノ興産)
12位 14:18.87 高橋尚弥(安川電機)
13位 14:22.64 秋山清仁(愛知製鋼)
14位 14:24.22 山本雄大(マツダ)
15位 14:26.58 竹内颯(中央発條)
16位 14:27.34 押川裕貴(NTN)
17位 14:27.34 猪浦舜(八千代工業)
18位 14:27.52 森川翔平(山陽特殊製鋼)
19位 14:43.46 濱野優太(警視庁)
20位 14:47.56 福村拳太(ラフィネグループ)
21位 14:51.88 山端哲世(山陽特殊製鋼)
22位 14:54.26 山本翔馬(NTT西日本)
23位 14:55.41 郡司陽大(小森コーポレーション)
1組から好タイムが出ています。
藤井寛之選手と作田直也選手は自己ベスト更新です。
2組
1位 13:41.20 丸山竜也(八千代工業)
2位 13:43.70 荻久保寛也(ヤクルト)
3位 13:48.12 其田健也(JR東日本)
4位 13:48.68 梶谷瑠哉(SUBARU)
5位 13:49.77 山下一貴(三菱重工)
6位 13:50.45 平賀喜裕(自衛隊体育学校)
7位 13:50.93 小山陽平(NTN)
8位 13:51.08 國行麗生(大塚製薬)
9位 13:51.61 藤原滋記(SUBARU)
10位 13:52.05 髙木登志夫(横浜DeNA)
11位 13:52.54 細森大輔(YKK)
12位 13:53.13 小山裕太(トーエネック)
13位 13:53.23 安田共貴(九電工)
14位 13:53.74 原法利(Honda)
15位 13:56.68 高井和治(九電工)
16位 14:08.61 藤原直樹(山陽特殊製鋼)
17位 14:11.80 中山顕(Honda)
18位 14:25.58 小森稜太(NTN)
19位 14:54.54 佐藤達也(警視庁)
2組は梶谷瑠哉選手が良いペースで引っ張って、自己ベストが続出しています。
14位までの選手が全て自己ベストを更新していると思います。
丸山竜也選手と荻久保寛也選手のラストが速く、ラスト1kmは2分33秒です。
3組
1位 13:41.81 西山雄介(トヨタ自動車)
2位 13:42.87 山口浩勢(愛三工業)
3位 13:45.88 鈴木祐希(カネボウ)
4位 13:47.72 吉岡幸輝(中央発條)
5位 13:48.02 岡本雄大(サンベルクス)
6位 13:49.40 石井優樹(NTT西日本)
7位 13:49.49 武田凛太郎(ヤクルト)
8位 13:50.69 田村友佑(黒崎播磨)
9位 13:53.03 中西玄気(愛三工業)
10位 13:54.81 今井崇人(旭化成)
11位 13:56.42 鈴木勝彦(SGH)
12位 13:56.76 照井明人(NDソフト)
13位 13:59.39 フレデリック・ミンギワ(セキノ興産)
14位 14:02.27 野中優志(大阪ガス)
15位 14:03.14 秦将吾(大塚製薬)
16位 14:08.19 千葉直輝(SGH)
17位 14:12.18 古賀淳紫(安川電機)
18位 14:12.60 山中秀仁(Honda)
19位 14:44.76 ニコラス・キプリモ(愛知製鋼)
3組は照井明人選手が引っ張って良いタイムが出ています。
西山雄介選手、山口浩勢選手、鈴木祐希選手が自己ベスト更新です。
山口選手は3000m障害から連戦でしたが、5000mも良かったです。
4組
優勝 13:10.64 ジョナサン・ディク(日立物流)
2位 13:11.10 ベナード・コエチ(九電工)
3位 13:22.42 ドミニク・ランガット(コニカミノルタ)
4位 13:22.60 坂東悠汰(富士通)
5位 13:25.29 マゴマ・ベニエル・モゲニ(旭化成)
6位 13:29.16 レダマ・ウェズレイ(SUBARU)
7位 13:30.41 浦野雄平(富士通)
8位 13:32.34 長谷川柊(カネボウ)
9位 13:32.45 イエゴ・エバンス(サンベルクス)
10位 13:34.10 湊谷春紀(横浜DeNA)
11位 13:37.83 的野遼大(三菱重工)
12位 13:38.48 中西亮貴(トーエネック)
13位 13:40.14 田中秀幸(トヨタ自動車)
14位 13:44.37 堀尾謙介(トヨタ自動車)
15位 13:54.81 竹内大地(トーエネック)
16位 13:57.38 鬼塚翔太(横浜DeNA)
17位 14:16.06 大池達也(トヨタ紡織)
18位 14:17.59 延藤潤(マツダ)
19位 14:26.78 文元慧(カネボウ)
20位 14:32.33 小椋裕介(ヤクルト)
ディク選手とコエチ選手が交互に引っ張る展開で、ゴールまで接戦でした。
2人とも連戦だったんですが、好タイムでの自己ベスト更新です。
ディク選手は3000m障害に続いての優勝で2冠です。
日本人トップの坂東悠汰選手も自己ベスト更新です。
日本人で1人だけ積極的に先頭集団に付いていきました。
終盤までペースが落ちずに上手く粘れて好タイムでした。
湊谷春紀選手、的野遼大選手、中西亮貴選手は自己ベスト更新です。
13分40秒を切る選手が増えてきました。
[ad#co-3]
新谷さんがよくて一山さんが良くない。一山さんどうした。あれだけ真夏はよかつたのに。
一山選手は今回は良くなかったですね。
駅伝や日本選手権に期待しましょう。
リアルタイムでライブ映像を見てましたが、ほとんどがフィールド競技の映像で そうかと思ったら映像が突然STOPしたりと、結局 注目していた女子は ラスト約100mのシーンしか見れませんでしたが…
男子は1万mを含めると、トヨタと富士通勢の活躍が目立ちました。
日本人選手1位で好タイムの坂東悠汰選手は、過去には福岡のクロカンも勝つなど スタミナもあると思いますが、何か忘れた頃に好走すると言うイメージで… 悪く言えば 好不調の波が大きく、良く言えば 意外性のある選手だと思います。
浦野雄平選手も、箱根5区の活躍や 今年のクロカン優勝など スタミナもあるので、タイプ的に坂東選手と似ている選手かもしれません。
ライブ配信はYouTubeがいいですね。
今回は急に決まって、上手く対応できなかったんでしょう。
坂東悠汰選手は富士通に入ってからは安定して好走していると思います。
実業団駅伝予選の時も1人だけ良かったです。
新谷仁美選手と廣中璃梨佳選手は、たぶん スタート前から互いに意識していて、それが結果的に良かった感じもしますし、ラスト勝負になってから 互いに目標としやすい選手が前を走っていた事も大きかったと思います。
今シーズンは、今まで 田中希実選手が日本記録を出すなどして注目度がかなり高かったと思いますが、今回 新谷選手と廣中選手が 田中選手より先に14分台突入と言う事で、日本選手権を見据えて 3強の争いが楽しみになりました。
ちなみに、今回は厚底シューズの規制で 新谷選手と廣中選手は厚底で無かったので、周りから色々とケチを付けられないと思うので良かったと思います。
今回の新谷仁美選手と廣中璃梨佳選手は半分くらい先頭を走ってますし、内容も良かったです。
競う相手がいるというのは大事だと分かるレースでした。
3強が揃うのは来年の日本選手権が可能性が高そうです。
相当熱いレースになると思います。