2020年1月1日に第64回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)が行われました。
この記事では総合順位・総合タイム・区間賞・区間ごとと上位チームの感想をまとめています。
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優勝 4:46:07 旭化成
2位 4:48:36 トヨタ自動車
3位 4:49:30 Honda
4位 4:50:40 JR東日本
5位 4:50:46 GMOインターネットグループ
6位 4:51:32 愛三工業
7位 4:51:33 ヤクルト
8位 4:51:36 コニカミノルタ
9位 4:51:37 カネボウ
10位 4:51:39 マツダ
11位 4:51:40 安川電機
12位 4:52:47 トヨタ自動車九州
13位 4:52:50 トヨタ紡織
14位 4:53:21 中電工
15位 4:53:22 大阪ガス
16位 4:53:31 住友電工
17位 4:53:41 MHPS
18位 4:53:41 SUBARU
19位 4:53:43 中国電力
20位 4:54:13 小森コーポレーション
21位 4:54:30 日立物流
22位 4:54:33 SGホールディングスグループ
23位 4:54:35 黒崎播磨
24位 4:55:12 NTT西日本
25位 4:55:13 九電工
26位 4:55:25 トーエネック
27位 4:56:01 西鉄
28位 4:56:36 JFEスチール
29位 4:56:53 愛知製鋼
30位 4:58:31 警視庁
31位 4:58:46 中央発條
32位 4:58:49 YKK
33位 4:58:54 NTN
34位 4:59:25 プレス工業
35位 5:00:47 コモディイイダ
36位 5:02:27 セキノ興産
37位 5:07:50 ひらまつ病院
今回は前回より5分弱くらい速かったです。
3位のHondaまで大会記録を更新しています。
1区 大隅裕介(JR東日本)
2区 ベナード・コエチ(九電工)
3区 西山雄介(トヨタ自動車)
4区 井上大仁(MHPS)
5区 村山謙太(旭化成)
6区 小野知大(旭化成)
7区 鎧坂哲哉(旭化成)
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1区
スタートから服部弾馬選手が飛び出して、次に藤本拓選手が積極的に飛び出してきました。
優勝候補のチームが飛び出すのは勇気がいります。
藤本選手の飛び出しを見て、区間賞を獲れなくてもトヨタ自動車が優勝するかもしれないなと思いました。
後半になって後ろから追い上げてきた茂木圭次郎選手、小山直城選手、大隅裕介選手の争いになり、大隅裕介選手が競り勝ちました。
茂木選手が勝つかなと思っていたので驚きました。
2区
ベナード・コエチ選手が21人抜きの区間賞でした。
トヨタ自動車とHondaは遅れてしまいました。
3区
4人が区間記録を更新しました。
2区で遅れていたトヨタ自動車とHondaが一気に遅れを取り戻しました。
4区
MHPSの井上大仁選手が17人抜きの区間新記録でした。
トーエネックの河合代二選手も区間記録から4秒遅れの好走でした。
設楽悠太選手は少し元気がない感じでした。
優勝争いはトヨタ自動車が旭化成を逆転して、トヨタ自動車が有利になったと思いました。
5区
前半はトヨタ自動車の服部勇馬選手が旭化成の村山謙太選手を離していたんですが、後半は詰められました。
服部選手は脚を痛めた感じでした。
東京オリンピックのマラソン代表に決まっているので、たいしたことがなければいいんですが。
6区
小野知大選手が強すぎました。
区間記録を36秒も更新しています。
6区で優勝は決まったと思いました。
7区
鎧坂哲哉選手が区間2位に58秒差をつけての区間新記録でした。
7区を走るレベルの選手ではないですね。
終わってみれば2分29秒差の圧勝でした。
他のチームが勝つのはかなり厳しいなと思いました。
旭化成は来年度に相澤晃選手が入部してくるので、さらに強いチームになります。
次回は旭化成1強にトヨタ自動車と富士通がどれだけ迫っていけるのかという戦前予想になりそうです。
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優勝 旭化成
予想順位 優勝
6区の小野知大選手と7区の鎧坂哲哉選手が強すぎました。
今回走れなかった選手も強い選手がいっぱいいるので、連覇がどこまで続くのかという感じです。
2位 トヨタ自動車
予想順位 2位
全体的に良かったんですが、旭化成が強すぎました。
あと2分半も速く走らないと勝てないというのは大変です。
個人的には藤本拓選手の飛び出しに楽しませてもらいました。
3位 Honda
予想順位 3位
2区以外は良かったと思います。
特に1区の小山直城選手と3区の中山顕選手のルーキー2人が良かったです。
4位 JR東日本
予想順位 14位
ニューイヤー駅伝初入賞です。
1区で大隅裕介選手が最高のスタートを切りました。
2区・3区は順位を落としてしまいましたが、4区以降が強かったです。
寺田夏生選手はラスト勝負に強いですね。
5位 GMOインターネットグループ
予想順位 7位
初出場初入賞でした。
初出場でしたが、安定してつなぎました。
一色恭志選手が4区を走れば、次回は3位以内も狙えそうです。
6区 愛三工業
予想順位 20位
失敗区間がなく、10位前後で上手くつないで、アンカーで中西玄気選手が競り勝ちました。
最後に6人の集団の中でトップになれたのはすばらしいです。
7位 ヤクルト
予想順位 17位
5区以外は良かったと思います。
髙久龍選手は終盤強かったです。
8位 コニカミノルタ
予想順位 4位
力のある3区菊地賢人選手と4区蜂須賀源選手の走りが悪く、今回は入賞が難しいと思いました。
しかし、5区の山本浩之選手が区間2位の好走で入賞が見える位置まで持ってこれました。
アンカーの宇賀地強選手が積極的な走りで、逆転入賞でした。
すばらしいラストランでした。
10位 マツダ
予想順位 5位
今回も1区で遅れてしまいました。
3区の延藤潤選手は良かったんですが、4区の山本憲二選手は前回より良くなかったです。
5区以降も少し悪いです。
17位 MHPS
予想順位 6位
1区で大きく遅れてしまい、2・5・7区も良くなかったです。
4区の井上大仁選手はもらった位置が悪かったんですが、チームの悪い流れを変えるすばらしい走りでした。
東京マラソンで設楽悠太選手との対決が楽しみになりました。
明日は箱根駅伝があります。
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6区でトヨタ自動車の田中秀幸選手がトップでスタートして、その5秒遅れで旭化成の小野知大選手がスタートした時、実績からして たぶん田中選手が小野選手をかなり引き離して、最終的にトヨタが優勝するのかな?と思いましたが…
田中選手は早い段階から上体がブレて苦しい表情になり、後を頻繁に振り返っていたので 最初から調子が悪かったと思います。
逆に小野選手は 絶好調といった走りで、結果的に大幅な区間記録更新で優勝に貢献する走りには驚きました。
小野選手については全くノーマークで 知りませんでした。
この一年で急成長したと言っていましたが、ジュニアオリンピックで好走したとか言っていたので、元々ポテンシャルは高い選手だと思います。
今後は要チェックの選手ですね。
来シーズンは、ここに東洋大の相澤晃選手も加わってチーム内の競争も激化して、より強くなりそうです。
JR東日本の寺田夏生選手は、GMOの下田裕太選手と最後まで争ってましたが…
最後は寺田選手が前に出てそのままゴールと思いきや ゴール手前に交差点があったので、一瞬ドキッとしました(笑)
今回も好記録が連発しましが…
最近は、気象条件が良ければ 厚底効果もあって好記録が連発する傾向で、しかも 大幅な記録更新と言うのが特徴的だと思うので、最初は厳しいと思われていたMGCファイナルチャレンジも面白くなって来たと思います。
田中秀幸選手は途中で脚を痛めてしまったみたいです。
小野知大選手は層の厚い旭化成のメンバーに選ばれたので、区間上位で走ると思っていましたが、予想以上の好走でした。
寺田夏生選手は箱根駅伝では道を間違えましたが、ニューイヤー駅伝のあの交差点は間違えないでしょう(笑)
東京マラソンは気象条件が良ければ、日本記録更新があると思います。
それでも設楽悠太選手と井上大仁選手以外はかなり厳しいと思います。
調べてみたら…
旭化成の小野知大選手は、2014年のジュニアオリンピック(3000m)で優勝してますね。
今回の小野選手みたいに 若い高卒の実業団選手が活躍して注目されれば、関東の大学に進学して箱根を目指すと言う一般的な考え?とは別の選択肢もクローズアップされて良い事だと思います。
ちなみに、同じ九州で注目の林田洋翔選手も 来シーズンは大学ではなく地元のMHPSに入社予定との事で…
来年は、林田選手と井上大仁選手の襷渡しが見られるかもしれません。
林田洋翔選手はマラソンも早めに挑戦しそうなので、こちらも楽しみです。