2019年10月27日に第37回全日本大学女子駅伝が杜の都・仙台で行われました。
この記事では全てのチームの結果(総合順位・総合タイム)と上位チームの区間順位と感想について書いています。
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※シード権は8位まで、9~17位は地区代表枠が1つずつ増加
12位までは富士山女子駅伝の出場権
優勝 2:04:34 名城大学
2位 2:07:05 大東文化大学
3位 2:07:37 立命館大学
4位 2:07:45 松山大学
5位 2:08:40 日本体育大学
6位 2:09:09 城西大学
7位 2:09:34 大阪学院大学
8位 2:10:00 関西大学
9位 2:10:32 大阪芸術大学
10位 2:10:42 東京農業大学
11位 2:10:51 東洋大学
12位 2:11:37 佛教大学
13位 2:11:48 京都産業大学
14位 2:11:50 東北福祉大学
15位 2:12:33 福岡大学
16位 2:12:38 玉川大学
17位 2:12:53 神戸学院大学
18位 2:13:40 中京学院大学
19位 2:14:06 中央大学
20位 2:14:31 拓殖大学
21位 2:14:42 兵庫大学
22位 2:14:54 札幌国際大学
23位 2:20:21 新潟医療福祉大学
24位 2:21:38 石巻専修大学
25位 2:24:23 環太平洋大学
OP 2:24:02 東北学連選抜
区間賞
1区 五島莉乃(中央大学)
2区 髙松智美ムセンビ(名城大学)
3区 鈴木優花(大東文化大学)
4区 山本有真(名城大学)
5区 加世田梨花(名城大学)
6区 三ツ木桃香(城西大学)
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シード校は関東が1つ増えて、関西が1つ減りました。
シード校が増える=地区予選で強いライバル校が減るということになります。
関東 6→4
地区代表枠は2つ減りましたが、シード校が1つ増えたので、1つ減ったようなものです。
関西 4→5
地区代表枠は1つ増えましたが、シード校が1つ減ったので、前回とほぼ同じです。
九州 1→2
地区代表枠が1つ増えました。1と2の違いは大きいです。
他の地区は前回と同じで、北海道1、東北2、北信越1、東海1、中国四国1となります。
1区は五島莉乃選手の飛び出しに大東文化大学・名城大学・立命館大学の選手が付いていきました。
1番積極的だったのは大東文化大学の吉村玲美選手です。
優勝候補の大東文化大学の選手が付いていったので、名城大学と立命館大学の選手は付いていったんだと思います。
付いていかなかった選手の中にも有力選手は何人かいました。
付いていった選手と付いていかなかった選手の違いはチームが優勝を狙っていたかどうかで分かれたと思います。
五島莉乃選手は強いメンバー相手に45秒差を付けるすばらしい走りでした。
良い走りでしたが、5区で区間賞争いを見たい気持ちもありました。
実力のある選手はきっちりと走り、比較的順当な結果になったと思います。
全体的に私の予想順位と近かったです。
次回は名城大学が明らかに力が抜けているので、優勝予想になるのは間違いないでしょう。
しかし、2位争いが面白くなりそうです。
大東文化大学・立命館大学・松山大学・日本体育大学・城西大学は今回以上に力が拮抗しそうです。
残り2つのシード枠のうち1つは関西大学が獲りそうです。
残り1つを5チームくらいで争うことになるのかなというのが今の段階での予想です。
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優勝 名城大学
予想順位 優勝
区間順位 9-1-2-1-1-2
失敗区間がなく、安定した強さでした。
3区の和田有菜選手が鈴木優花選手とほとんど同じタイムで走れたのが良かったです。
全員3年生以下なので、次回も全く同じメンバーということも考えられます。
2位 大東文化大学
予想順位 2位
区間順位 5-4-1-22-2-4
3区までで名城大学に30秒の貯金が欲しかったです。
4区の秋山祐妃選手はハイペースで入ることになってしまい、最後は過呼吸で歩くのも難しい状況になりました。
名城大学が強すぎただけで、全体的に良かったと思います。
3位 立命館大学
予想順位 3位
区間順位 16-3-3-4-4-5
1区で遅れてしまいましたが、2区以降は良かったと思います。
今回も3位以内に入りましたが、4年生が3人走っていたので、次回はどうなるか分かりません。
4位 松山大学
予想順位 4位
区間順位 11-2-6-2-5-7
もう少しで3位に入れたんですが、残念ながら8秒届きませんでした。
5区で立命館大学に抜かれるかと思いましたが、岡田佳子選手が粘りました。
2年生以下が5人走りました。
大東文化大学と立命館大学の戦力が落ちそうなので、次回の予想順位は2位になるかもしれません。
5位 日本体育大学
予想順位 9位
区間順位 3-5-9-5-10-6
インカレ5000mで6位に入った1区の工藤杏華選手が好走して、そのまま上手く上位の流れにのって安定した駅伝でした。
全員3年生以下だったので、次回もシード圏内でゴールする可能性が高いです。
6位 城西大学
予想順位 6位
区間順位 20-10-11-6-3-1
1区で大きく遅れてしまいましたが、5区の福嶋摩耶選手が一気に順位を上げました。
福嶋選手は関東大学女子駅伝でも鈴木優花選手に少し遅れるくらいのタイムで好走していました。
4年連続で5区を走る可能性が高いです。
7位 大阪学院大学
予想順位 7位
区間順位 6-7-4-2-16-13
4区まで上手くつないで、5区・6区で少し順位を落としましたが、今回もシード権キープでした。
4区を走ったルーキーの野崎光選手の好走がなかったら、シード権が危なかったかもしれません。
8位 関西大学
予想順位 10位
区間順位 7-10-5-16-11-10
ずっとシード権のボーダーライン付近を走っていました。
かなり大阪芸術大学に迫られましたが、何とか逃げ切りました。
1番良くなかった4区以外の選手が残るので、次回は7位予想になりそうです。
9位 大阪芸術大学
予想順位 8位
区間順位 15-12-7-12-7-14
1区で遅れましたが、長い区間の3区・5区で好走して、一時はシード権まで10秒くらいまで迫りましたが届きませんでした。
1区と5区を走った選手が抜けますが、次回もシード争いができると思います。
13位 京都産業大学
予想順位 5位
区間順位 2-6-14-14-20-15
2区までは良かったんですが、3区以降で順位を落としていきました。
5区を走った安田萌加選手は前回は6区3位でしたが、今回はかなり悪かったです。
1区を走った橋本奈津選手以外は2年生以下で力もあるので、次回はシード権争いができると思います。
11月3日に男子の全日本大学駅伝があります。
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前に出てゆくのは良いことです。実社会ではワコールの一山さんと天満屋の前田さんが良い例です。ごとうさんは良い経験が身についてます。このまま進んでほしいです。かん太平洋大学というのはすぐに覚えられます。
ごとうさんはごしまさんのことでしょうか。
前に出ていく走りは見ていて気持ちいいです。
去年、今年と毎年予想の精度が高いですね。
富士山と来年の予想も期待してますね
ありがとうございます。
富士山女子駅伝も予想記事を書く予定です。
駅伝やマラソンなどの順位予想は、多くのサイトや様々なメディアなどでもやってますが…
それらと はりくぶさんの決定的な違いは、はりくぶさんは 上位から下位まで全て予想している事だと思います。
普通は ざっくりとした展開とか上位の予想だけですが、下位まで予想するには余程の知識やデータがないと無理だと思うので精度云々以前に凄いと思います。
下位予想に触れてくれるのはうれしいです。
下位の争いも見ていくと面白いです。
下位のチームはデータが少ないので、予想できなかったり精度が低かったりします。
ごしまさんですねどうもすみません。録画を見てわかりました。薫英出の高松さんが元気で安心しました。仏教大がもう少し上に行かないかと思います。
佛教大学は少しずつ上ってきているので、次はシード争いができるレベルまでいくかもしれません。
名城大の1区 小林成美選手は、結局 大東文化大・吉村玲美選手とのタイム差は想定内でしたが 終盤は失速したので、吉村選手の終盤のペースダウンに助けられた感じでした。
(小林選手と吉村選手は やはり一斉スタートの1区より、スタートから前にいる選手を追いかける展開の方が持ち味を発揮する感じがします)
状態が心配されていた、名城大の2区 髙松智美ムセンビ選手は区間賞の走りで大東文化大と7秒差のトップで繋ぎましたが…
この時点で名城大の優勝が濃厚になったと思いました。
3区は ユニバ代表同士のトップ争いでしたが…
普通 2人の選手がトップ争いをする場合、どちらかが前後になる事が多いと思いますが きれいに並走していて、2人の意地がぶつかり合っている感じが良かったです。
(今回 一番見応えのあるシーンでした)
結局 並走している時間長かったので、最後は和田有菜選手のスパート力が勝りましたが…
鈴木優花選手は早い段階でスパートして引き離したかったと思いますが、やはり和田選手も実力者で調子も良さそうだったので、なかなか思った展開にはならなかったと思います。
和田選手と鈴木選手は、再来週の東日本女子駅伝でも直接対決を期待したいです。
小林成美選手も吉村玲美選手も他にピッタリとした選手がいないから1区になったんだと思います。
次回もルーキーかこの2人のどちらかが1区を走ると思います。
信州人さんは2区で優勝が濃厚と思ったんですね。
私は3区終了時点です。
和田有菜選手と鈴木優花選手は東日本女子駅伝に出場するんですね。
他にも有力選手が多数出場して欲しいです。
ところで、大東文化大の4区 秋山祐妃選手が過呼吸になって 中継所まであと50m位になった時に、やや高齢の運営管理のお偉いさんらしき人がヨタヨタとコースに出てきて 秋山選手に手を掛けようとしましたが…
もし手を掛けていたら たぶん失格だと思いますが、その辺のルールなどを理解していたのか?気になります。
周りのスタッフにも「手を出すな」みたな事を言われて、解説の高橋尚子さんも小声で「触らないで」みたいな事を言っていました。
4区の係員はルールを理解していたと思います。
プリンセス駅伝の岡本春美選手と同じような状況かもしれないと思ったんじゃないでしょうか。
岡本選手の時は手を掛けるのが遅すぎました。
今回は秋山祐妃選手の意識がハッキリとしていたので安全だったと思いますが、安全かどうかをすぐに判断するのは難しいと思います。
係員は触るつもりはなかったと思いますが、何か手の動きがあやしかったですよね(笑)
思わず高橋尚子さんも心の声が出てしまっていました(笑)
やはり駅伝の場合は 一人がリタイアすれば全てが終わってしまうので、運営側は 今回みたいなアクシデントの際の判断は難しいと思います。
ただ 選手の安全が一番という事を考えれば 早く止めるに越した事は無いと思いますが、早く止めれば「あと少しでなぜ止めた?」の批判も多いと思います。
だから 今回の様なアクシデントの際には、常に医師を同行させて 競技続行の判断は全て医師の判断に委ねる様にすればいいと思います。
医師が判断すれば誰もが納得すると思うので…
(ちなみに 過呼吸は、特に思春期の女性に多いそうです)
今回の駅伝にも医師が同行していたと思います。
今は慣れていないので危なく見えますが、だんだんと落ち着いて見れるようになってくると思います。