この記事では2019年7月22日に行われた網走ホクレンディスタンスチャレンジの注目選手の結果をまとめています。
網走大会は風が強かったので、全体的にタイムが悪くなっています。
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網走ホクレンディスタンスチャレンジ2019結果
女子5000mA
15:26.37 カマウ・タビタ(三井住友海上)
15:28.23 キプケモイ・ジョアン(九電工)
15:56.58 田村紀薫(日立)
16:09.05 石井寿美(ヤマダ電機)
16:10.83 古寺冴佳(三井住友海上)
16.12.38 中原海鈴(京セラ)
16:13.67 佐藤奈々(スターツ)
16:15.47 足立由真(京セラ)
この組は全体的にタイムが出ていないです。
その中で田村紀薫選手が圧倒的な強さでした。
特に後半が速かったです。
女子5000m標準記録挑戦
15:21.40 鍋島莉奈(JP日本郵政グループ)※ドーハ世界陸上参加標準記録突破
15:28.13 萩谷楓(エディオン)※初挑戦
15:32.86 木村友香(資生堂)
15:38.50 佐藤早也伽(積水化学)
15:46.52 西原加純(ヤマダ電機)
15:51.86 廣中璃梨佳(JP日本郵政グループ)
15:53.30 筒井咲帆(ヤマダ電機)
16:01.84 川口桃佳(豊田自動織機)
16:09.32 竹地志帆(ヤマダ電機)
16:13.56 清水真帆(ヤマダ電機)
16:22.37 山本菜緒(豊田自動織機)
16:23.77 小笠原朱里(デンソー)
ターゲットタイムを東京オリンピックの参加標準記録である15分10秒からドーハ世界陸上の参加標準記録である15分22秒に変更して行われました。
鍋島莉奈選手がドーハ世界陸上の参加標準記録を突破しました。
まだ突破していなかったので良かったです。
最後まで力が残っていました。
萩谷楓選手は5000m初挑戦でしたが、すばらしいタイムで走っています。
日本選手権5000m優勝・3位・5位の選手に勝ってますからね。
エディオンに入ってから急成長しています。
女子10000m
32:02.20 グレース・ブティエ・キマンズィ(スターツ)
32:07.68 マータ・モカヤ(キヤノンAC九州)※自己ベスト
32:26.20 堀優花(パナソニック)
32:53.30 加藤岬(九電工)
32:56.87 松下菜摘(天満屋)
32:58.60 林田みさき(豊田自動織機)
33:03.13 山ノ内みなみ(京セラ)
33:09.88 関谷夏希(大東文化大学)
33:10.48 和田優香里(積水化学)
33:10.64 矢野栞理(キヤノンAC九州)
33:11.69 長谷川詩乃(ワコール)
33:11.89 上田雪菜(筑波大学)※自己ベスト
33:14.38 逸木和香菜(九電工)
33:15.84 野添佑莉(三井住友海上)
33:16.94 大同美空(岩谷産業)
33:21.32 松田杏奈(京セラ)
33:22.03 谷口真菜(ワコール)
ターゲットタイムが31分25秒だったところを32分にしましたが、ほとんどの選手が後半苦しみました。
堀優花選手はアジア選手権や日本選手権の10000mの時は調子が良くなさそうでしたが、今回は強いメンバー相手に圧勝でした。
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男子5000mB
14:05.45 塩澤稀夕(東海大学)
14:07.46 菊地賢人(コニカミノルタ)
14:12.48 名取燎太(東海大学)
14:12.89 服部翔大(Honda)
14:16.65 千明龍之佑(早稲田大学)
14:18.25 藤木宏太(國學院大學)
東海大学の塩澤稀夕選手と名取燎太選手が好走しています。
この2人の調子が良くなってくると、東海大学の層がさらに厚くなります。
男子5000mA
13:44.41 アレックス・チェロノ(トヨタ自動車)
13:45.94 浦野雄平(國學院大學)※自己ベスト
13:47.77 長谷川柊(専修大学)
13:50.50 フィリップ・ムルワ(創価大学)※自己ベスト
13:53.46 ドナルド・ミティ(中電工)※自己ベスト
13:59.61 市川孝徳(日立物流)
13:59.67 荻久保寛也(城西大学)
14:00.13 秦将吾(大塚製薬)
14:00.74 吉田圭太(青山学院大学)
14:02.03 關颯人(東海大学)
14:02.42 牟田祐樹(日立物流)
14:02.86 矢野圭吾(カネボウ)
14:03.46 小山直城(Honda)
14:04.63 栁利幸(日立物流)
14:06.12 阿部弘輝(明治大学)
14:06.56 原法利(Honda)
14:07.03 有村優樹(旭化成)
14:07.89 西嶋雄伸(城西大学)
14:08.87 太田智樹(早稲田大学)
浦野雄平選手が風が強い中で約7秒も自己ベストを更新しました。
深川大会の10000mでも大幅に自己ベストを更新していました。
長谷川柊選手は自己ベストまで約1秒でした。
北見大会に続いての好走です。
男子10000mB
28:52.54 永戸聖(日立物流)
28:54.18 照井明人(NDソフト)
28:58.41 栃木渡(日立物流)
29:08.14 片西景(JR東日本)
29:12.28 金森寛人(小森コーポレーション)
29:13.81 土方英和(國學院大學)
永戸聖選手は日清食品の内定取り消しから日立物流に入部した選手です。
深川大会の10000mでも良いタイムを出していました。
日立物流は栃木渡選手も28分台で走っていて良いですね。
男子10000mA
27:57.10 ムソニ・ムイル(創価大学)
27:57.14 田村和希(住友電工)※自己ベスト
27:57.41 大迫傑(Nike)
27:58.84 ピーター・ランガット(SGHグループ)
28:03.93 鎧坂哲哉(旭化成)
28:08.34 佐藤悠基(日清食品グループ)
28:17.38 設楽悠太(Honda)
28:25.58 市田孝(旭化成)
28:28.22 塩尻和也(富士通)
28:38.90 河合代二(トーエネック)
日本選手権に続いて田村和希選手が好走しています。
今回は風が強かったり、ペースメーカーが遅れるという条件の悪い中でしたが自己ベスト更新です。
大迫傑選手と佐藤悠基選手はMGCに向けて順調なようです。
設楽悠太選手はゴールドコーストマラソンから約3週間での出場となりましたが、良いタイムで走っています。
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1万の女子はくたびれが出ました。けつわれということです。アンナさんワコールの谷口さんそして岩谷産業の大同さんみんなくたびれてました。疲れがとれればこんなことはありませんね。特にアンナさんは腕振りが強いので有望です。
松田杏奈選手は予想より遅かったです。
私も有望な選手だと思います。
今回は風が強かったという事もあって タイムが伸びない選手も多かったと思いますが…
この会場は オホーツク海に近く周囲は防風林?と思われる大木に囲まれていたので、普段から風が強い場所だと思われます。
(日本のトップ選手がわざわざ北海道の北端まで来て、なぜこの様な悪条件な場所で記録会をやるのか? 疑問です)
女子5000m標準記録挑戦は、鍋島莉奈選手と木村友香選手の一騎打ちかな?と思いましたが…
最終的に鍋島選手が抜け出して 見事世界陸上参加標準記録を突破しましたが、ラスト1周のMCの方のタイミングの良い掛け声もプラスになったと思います。
萩谷楓選手は、初の5000mという事で注目してましたが…
まさかこのメンバーの中でこれだけの走りが出来たのには驚きました。
今シーズンの萩谷選手の好調理由として、技術的な事はよく分かりませんが まずレース中の表情が違います。
高校時代はスタートから常に厳しい表情で 力みがある感じでしたが、今シーズンは表情も穏やかで リラックスして走れている感じなのでメンタル的な成長もあるのかもしれません。
今までは挑戦者というイメージが強かったと思いますが、日本選手権や今回の結果で 今後は周囲の見方も厳しくなって来ると思うので、その中でどの様な走りが出来るのか注目です。
ちなみに…萩谷選手は今週末『長野サマートライアル2019』に なぜか中高生に混じってエントリーしているので どの様な走りをするか注目です。
網走会場は普段から風が強いんですね。
それだと好記録を狙うのは難しくなりますが、イベントを兼ねているので行っているんだと思います。
私も鍋島莉奈選手と木村友香選手の一騎打ちだと思っていましたが、萩谷楓選手が予想以上に速かったです。
今の環境が合っているんでしょうね。
トラックで大幅に成長しているので、駅伝も楽しみです。