2019年2月3日に別府大分毎日マラソンが行われました。
この記事では上位選手と注目選手の結果、新たなMGC出場権獲得者についてまとめています。
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別府大分毎日マラソン2019結果速報
※上位5選手と注目選手の結果
優勝 2:08:36 ヒシャム・ラクーアヒ(モロッコ)
2位 2:09:04 アブデラ・ゴダナ(エチオピア)
3位 2:09:11 イフニリグン・アダネ(エチオピア)
4位 2:09:15 二岡康平(中電工)
5位 2:09:29 橋本崚(GMOアスリーツ)
6位 2:09:30 岩田勇治(MHPS)
7位 2:10:19 兼実省伍(中国電力)
8位 2:10:39 園田隼(黒崎播磨)
9位 2:10:42 デスモンド・モクゴブ(南アフリカ)
10位 2:10:48 大﨑翔也(中電工)
13位 2:11:33 深津卓也(旭化成)
14位 2:11:53 菊地賢人(コニカミノルタ)
15位 2:12:23 市田宏(旭化成)
22位 2:15:49 上門大祐(大塚製薬)
31位 2:19:26 伊藤太賀(スズキ浜松AC)
37位 2:21:47 大六野秀畝(旭化成)
63位 2:28:08 山本修平(トヨタ自動車)
途中棄権
荻野皓平(富士通)、岡本直己(中国電力)、茂木圭次郎(旭化成)
MGC出場資格はどうなった?
別府大分毎日マラソンのMGC出場条件
日本人1位 2時間11分以内
日本人2~6位 2時間10分以内
今回MGCを獲得した選手
二岡康平、橋本崚、岩田勇治
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別府大分毎日マラソン2019感想
ペースメーカーは5km15分10秒ペースで30kmまででした。
山本修二選手は20kmまででしたが、良い仕事が出来ていたと思います。
10km過ぎの給水地点で岡本直己選手が転倒してしまったのは残念でした。
今シーズン絶好調で、今回も良い結果を期待していました。
左尺骨肘頭骨折で全治2ヶ月という診断結果が出ました。
30kmでペースメーカーが抜けてから、少し牽制気味になって、35km前でヒシャム・ラクーアヒ選手が抜け出して、そのまま優勝となりました。
そんなに速いスパートには見えませんでしたが、簡単に独走状態になりました。
日本人トップになったのは二岡康平選手です。
終盤もペースが少し落ちただけで、自己ベストを大幅に更新しました。
橋本崚選手と岩田勇治選手も上手く粘って走れていました。
MGCの出場権獲得者が3人は良い結果だったと思います。
兼実省伍選手は残念ながら19秒届きませんでした。
あと1回走るんでしょうか。
前回日本人トップだった園田隼選手は元気がなかったです。
次はボストンマラソンに出場する予定です。
旭化成は今回も全滅でした。
茂木圭次郎選手は10km前、大六野秀畝選手は30km前で遅れ始めました。
深津卓也選手は終盤で失速、市田宏選手は自己ベストでしたが物足りない結果です。
3月3日には東京マラソンがあります。
レベルの高いメンバーで楽しめそうです。
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MGCだけで見れば権利獲得者が3人出たので良かったと思いますが、それ以外はほとんど収穫がなかったレースだったと思います。
特に期待されていた有力選手は、ほとんどが次に繋がるレースではなかったので残念でした。
園田 隼選手はペースメーカーが外れた30㎞位でスパートすべきでしたが、やや苦しい表情で余裕が無かったです。
岡本直己選手は、かなり重傷らしいので もしかしたらMGCに影響するかもしれません。
大六野秀畝選手は、中盤までは先頭集団の中にいて 余裕の表情だったので かなり期待しましたが…
今のマラソンで30㎞手前で遅れてしまえば評価のしようがないですね。
市田 宏&深津卓也選手は、練習方法など何か大胆に変えないと 今のままではMGCレベルは厳しそうに感じました。
全体的に見れば良い結果だったと思います。
旭化成は調整が上手くいってないですね。
大六野選手の30km以降の走りが見れなかったのは残念です。
マラソンに限らず、不振だった原因が明確に分かれば 対策を立てて改善の余地は有ると思いますが、分からなければ上積みは厳しいと思うので 旭化成選手の不振もその辺がどうなのか? だと思いますが…
旭化成の選手は大会当日の状態が悪すぎます。
練習では速く走れていると思うので、ハマれば良い記録が出そうなんですが、なかなか実力を発揮できていません。