箱根駅伝2019往路結果速報(順位・タイム・区間賞)と感想

2019年1月2日に第95回東京箱根間往復大学駅伝競走の往路が行われました。

 

この記事では往路の結果速報(順位・タイム・区間賞)と感想について書いています。

 

箱根駅伝2019往路結果速報

順位・タイム

優勝 5:26:31 東洋大学

2位 5:27:45 東海大学

3位 5:29:15 國學院大學

4位 5:29:59 駒澤大学

5位 5:31:36 法政大学

6位 5:32:01 青山学院大学

7位 5:32:05 順天堂大学

8位 5:32:08 拓殖大学

9位 5:33:30 帝京大学

10位 5:33:32 中央学院大学

ここまでシード権


11位 5:34:14 明治大学 

12位 5:35:26 中央大学

13位 5:35:37 日本大学

14位 5:35:53  国士舘大学

15位 5:36:06 早稲田大学

16位 5:36:33 日本体育大学

17位 5:37:15 東京国際大学

18位 5:39:41 神奈川大学

19位 5:40:10 城西大学

20位 5:42:26 上武大学

21位 5:43:07 大東文化大学

22位 5:44:16 山梨学院大学

OP 5:44:17 関東学生連合

区間賞

1区 西山和弥(東洋大学)

2区 パトリック・ワンブイ(日本大学)

3区 森田歩希(青山学院大学)

4区 相澤晃(東洋大学)

5区 浦野雄平(國學院大學)

 

大学別成績と感想!復路展望も

優勝 東洋大学

区間順位

1区 1位 西山和弥

2区 4位 山本修二

3区 4位 吉川洋次

4区 1位 相澤晃

5区 8位 田中龍誠

 

全員が良い走りをしました。

 

1区の西山和弥選手は出雲、全日本で不本意な結果で終わってしまいましたが、見事な2年連続の区間賞でした。

4年連続で1区でいいんじゃないでしょうか。

 

4区の相澤晃選手は区間記録を大幅に更新しました。

 

復路はそんなに強くないので、最後まで分からない展開になる可能性が高いです。

2位 東海大学

区間順位

1区 6位 鬼塚翔太

2区 8位 湯澤舜

3区 7位 西川雄一朗

4区 2位 館澤亨次

5区 2位 西田壮志

 

館澤亨次選手を4区に入れて、往路重視のオーダーにしてきました。

この当日変更が上手くハマり総合優勝が見える位置でのゴールでした。

 

5区の西田壮志選手は前回5区の出場権争いに負けたので、上り適正はそんなにないのかなと思っていましたが、速かったです。

 

復路は關颯人選手がどうなるかに注目です。

9区に入って、10区に湊谷春紀選手という変更になるんでしょうか。

3位 國學院大學

区間順位

1区 10位 藤木宏太

2区 7位 土方英和

3区 6位 青木祐人

4区 14位 茂原大悟

5区 1位 浦野雄平

 

区間配置が完璧で、全員が力を出し切れた結果だったと思います。

5区浦野雄平選手という思い切った作戦が上手くいきました。

 

復路はそんなに強くないですが、11位と4分59秒差あるので、十分に守りきれるリードです。

4位 駒澤大学

区間順位

1区 7位 片西景

2区 9位 山下一貴

3区 5位 中村大聖

4区 11位 加藤淳

5区 5位 伊東颯汰

 

4区まではまずまずの結果で、前回は失敗した5区も今回は良かったです。

 

復路は青山学院の次に強いと思うので、総合優勝も狙えます。

5位 法政大学

区間順位

1区 5位 佐藤敏也

2区 12位 坂東悠汰

3区 14位 岡原仁志

4区 10位 狩野琢巳

5区 3位 青木涼真

 

だいたい予想通りの結果でした。

 

復路に大畑和真選手を残せているので、目標の5位以内は十分に可能です。

6位 青山学院大学

区間順位

1区 3位 橋詰大慧

2区 10位 梶谷瑠哉

3区 1位 森田歩希

4区 15位 岩見秀哉

5区 13位 竹石尚人

 

3区までは順調でしたが、4区岩見秀哉選手、5区竹石尚人選手と2区間連続で遅れてしまいました。

故障明けの森田歩希選手が区間新記録で、今季好調だった2人が遅れたのは驚きました。

 

復路は圧倒的な戦力なのでまだ逆転の可能性があります。

前回は復路で東洋大学に5分29秒勝ってます。

鈴木塁人選手を残しているので、すさまじい猛追が見れると思います。

7位 順天堂大学

区間順位

1区 19位 澤藤響

2区 2位 塩尻和也

3区 12位 橋本龍一

4区 19位 小林聖

5区 4位 山田攻

 

予想外の当日変更でベストオーダーではありませんでした。

この変更だと復路も予想外のオーダーになるかもしれません。

 

区間上位が期待されていた2区の塩尻和也選手と5区の山田攻選手がきっちりと結果を出したことで、シード圏内に入りました。

復路は野田一輝選手が入って、6区の清水颯大選手が好走すれば、シード権獲得の可能性が高い。

8位 拓殖大学

区間順位

1区 18位 赤﨑暁

2区 6位 ワークナー・デレセ

3区 8位 馬場祐輔

4区 13位 石川佳樹

5区 6位 戸部凌佑

 

1区で赤﨑暁選手が大きく遅れてしまいましたが、2区以降は上手くつなぎました。

 

6区硴野魁星選手は58分台を狙える選手なので、6区でシード権を確実にしたい。

9位 帝京大学

区間順位

1区 11位 竹下凱

2区 14位 畔上和弥

3区 3位 遠藤大地

4区 3位 横井裕仁

5区 16位 小野寺悠

 

1・2・5区が予想より遅かったです。

 

3区の遠藤大地選手は悪い流れを変える素晴らしい走りでした。

次回は2区を走りそうです。

 

復路も強いので、5位が狙える範囲内です。

10位 中央学院大学

区間順位

1区 14位 川村悠登

2区 16位 髙橋翔也

3区 13位 栗原啓吾

4区 6位 有馬圭哉

5区 9位 高砂大地

 

5区の高砂大地選手は故障していて、試合に出場していなかったんですが、完全に復活しているような走りでした。

 

6区には3年連続で区間上位の樋口陸選手がいるので、6区で出来るだけ貯金を作りたい。

 

11位 明治大学

区間順位

1区 13位 鈴木聖人

2区 19位 中島大就

3区 2位 阿部弘輝

4区 7位 三輪軌道

5区 15位 酒井耀史

 

2区の中島大就選手が遅れましたが、3区阿部弘輝選手と4区三輪軌道選手で取り戻しました。

 

総合順位は9位は難しいので、10位の中央学院大学がターゲットになります。

6区で離されすぎると逆転が難しくなります。

12位 中央大学

区間順位

1区 2位 中山顕

2区 5位 堀尾謙介

3区 16位 三須健乃介

4区 9位 池田勘汰

5区 20位 岩原智昭

 

1・2区で良いスタートを切れましたが、5区で畝拓夢選手が走れなかった影響が出てしまいました。

 

復路は舟津彰馬選手が走る区間で、大きく差をつめたい。

13位 日本大学

区間順位

1区 17位 横山徹

2区 1位 パトリック・ワンブィ

3区 20位 野田啓太

4区 8位 武田悠太郎

5区 14位 鈴木康平

 

2区のワンブィ選手が2区歴代2位の好タイムでした。

4区・5区は予想以上に速かったです。

14位 国士舘大学

区間順位

1区 9位 住吉秀昭

2区 3位 ライモイ・ヴィンセント

3区 18位 多喜端夕貴

4区 22位 戸澤奨

5区 12位 鼡田章宏

 

1区で好位置につけて、2区で先頭になるという見せ場がありました。

15位 早稲田大学

区間順位

1区 4位 中谷雄飛

2区 21位 太田智樹

3区 10位 千明龍之佑

4区 3位 清水歓太

5区 17位 大木皓太

 

1区の中谷雄飛選手は良い走りでしたが、故障明けの2区太田智樹選手が序盤から遅れていきました。

 

復路は永山博基選手の調子が良ければ、ギリギリ逆転できる範囲内だと思います。

16位 日本体育大学

区間順位

1区 12位 池田耀平

2区 13位 山口和也

3区 17位 岩室天輝

4区 18位 廻谷賢

5区 11位 室伏穂高

 

今シーズン好調だった廻谷賢選手を4区に使いましたが、上手くいきませんでした。

 

17位 東京国際大学

区間順位

1区 8位 モグス・タイタス

2区 11位 伊藤達彦

3区 11位 真船恭輔

4区 17位 相沢悠斗

5区 21位 加藤純平

 

タイタス選手を1区に配置するという思い切った作戦でしたが、上手く活かすことができなかったと思います。

18位 神奈川大学

区間順位

1区 15位 山藤篤司

2区 15位 越川堅太

3区 9位 井手孝一

4区 21位 枝村高輔

5区 22位 小笠原峰士

 

力のある山藤篤司選手が1区で遅れてしまい、そのまま悪い流れで最後までいってしまいました。

19位 城西大学

区間順位

1区 16位 鈴木勝彦

2区 20位 金子元気

3区 21位 中島公平

4区 15位 西嶋雄伸

5区 10位 服部潤哉

 

今シーズンで1番実績のある荻久保寛也選手がまさかの往路走らずでした。

復路は考えにくいので、欠場になると思います。

往路は悪い流れにハマったまま抜け出せない感じでした。

ほとんどの人がシード権獲得予想をしていました。

20位 上武大学

区間順位

1区 20位 齋藤優

2区 18位 太田黒卓

3区 19位 鴨川源太

4区 12位 石井僚

5区 19位 橋立旋

 

持ちタイムを考えれば、石井僚選手は良い結果だったと思います。

21位 大東文化大学

区間順位

1区 22位 新井康平

2区 22位 川澄克弥

3区 15位 齋藤諒

4区 5位 奈良凌介

5区 7位 佐藤弘規

 

1区の新井康平選手がスタート直後に転倒する不運なアクシデントがありました。

4区・5区は最近苦戦していた区間でしたが、今回は悪い流れの中で良い走りだったと思います。

22位 山梨学院大学

区間順位

1区 21位 清水鐘平

2区 17位 永戸聖

3区 22位 中村幸成

4区 20位 宮地大輝

5区 17位 久保和馬

 

まさかのニャイロ選手走らずでした。

復路も走らないと思います。

 

【管理人】はりくぶ

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  • 大東大おしかつた。1区の転倒がなければ。男の子は大体うまくよけるのだけど。

    • 大東文化大学は4区と5区が良かったので、このまま良い調子でいってほしいです。

    • 大東文化大の1区・新井康平選手の転倒は、動画で確認したら…
      東京国際大のモグス・タイタス選手が最後尾から一気に集団の先頭に出ようとして、その走りに新井選手が反応して視線をタイタス選手に向けた瞬間に転倒しています。

      また、駒澤大と国士舘大の中継所での襷渡しのアクシデントは、運営サイドに問題があるみたいで 批判が殺到しているみたいです。

  • とにかく、良し悪し全てで予想外の事が多くて…改めて箱根の難しさ、厳しさ、面白さを感じました。

    青学大は、一番心配されていた森田歩希選手が区間新の走りと言う事で、この時点でほとんどの人は青学大の総合優勝は堅いと思ったと思いますが…
    4区・岩見秀哉選手は、普通に走れていたので 経験不足?からのプレッシャーなど、メンタル的な要因かもしれません。
    5区・竹石尚人選手も普通に走れていて、特に苦しそうな表情もなく、終盤の下りではペースUPしていたので、本人しか分からない何らかの理由があるのかもしれません。
    ただスタートして最初に映像に映った時は、何となく足の運びが重そうに感じました。

    東洋大は、4区・相澤晃選手が区間新の快走で 青学大と形勢が大逆転しましたが、1つの区間で優勝を争っているチームの形勢が大逆転するのは5区以外では珍しいと思います。
    相澤選手は、昨日のニューイヤーでの井上大仁選手みたいに 淡々と走っている感じでフォームも綺麗で しかも大幅な区間新と言う事で…将来性を感じるので、マラソンが楽しみです。

    東海大は、復路と思われていた 館澤亨次選手が4区に起用されたので…明日 關颯人選手の起用があるのか?気になりますが、起用されればポイントになりそうです。

    • 本当に当日変更発表から予想外の連続でした。

      岩見秀哉選手は相澤晃選手の快走に乱されてしまったのかもしれません。
      タスキをもらった位置も精神的にキツイ位置でした。

      竹石尚人選手は何らかの異変があったんでしょう。
      下りだと影響が少ないから速かったのかなと思います。
      私も初めからおかしい感じがしていました。

      相澤晃選手のマラソン挑戦は楽しみですね。

  • 青学は本当にまさかまさかですね。ほぼ三冠確実のような論調だったのに。
    青学はもちろん駒澤も可能性は残っているとはいえアクシデントが無ければ東洋と東海の一騎打ちでしょうね。
    個人的に期待しており、3位の狙えると思っていた帝京は1区2区は想定よりかなり遅れたけど、それをルーキー遠藤と平地の降りた横井で完全に取り戻したのですが…
    3位はちょっと難しいですが、5位なら十分射程圏なので挽回してほしい。

    • 東洋と東海が有利ですが、青山学院と駒澤も詰めてきて接戦になると思っています。

      帝京は1・2・5区が予想より遅かったです。
      復路も強いので5位は十分に可能です。

  • 順大の塩尻和也選手は、見事 2区・日本人最高タイムでしたが…
    塩尻選手は、リオ五輪出場後は 常に学生オリンピアンと言う事で、とにかく出場する全てのレースで注目され続けて、最後の箱根でこれだけの記録を出すのは凄い事で…今後は確実に東京五輪の候補になって来ると思うので注目です。

    帝京大の1年生・遠藤大地選手は、期待通りの走りで今後も大注目ですが…
    1年生選手が箱根で鮮烈なデビューをすると、周囲の雑音やケガなどで 伸び悩むパターンが多いので注意して欲しいです。

    明大の阿部弘輝選手と東洋大の相澤晃選手は、同じ学法石川出身と言う事ですが…
    去年の都大路でも学法石川がブレイクしたので、今後も新たな学法石川の選手が活躍する予感がします。

    • 塩尻和也選手は確実に力を付けていっていると感じました。
      安定感も出てきました。

      確かに今年度は学法石川が活躍してますね。

    • 確か 塩尻選手はリオ五輪の選考には漏れましたが、他国の選手が辞退したために繰り上がっての出場だったので…強運の持ち主であるのも魅力です。